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「ないしは」は主にビジネスシーンで耳にするものの、正確な意味や適切な使用法を把握している人は少ないかもしれません。この記事では、「ないしは」の意味や使用法を詳しく解説していきます。

「ないしは」の基本的な意味と背景

「ないしは」は、二つ以上の事柄を示す時に、その中の一つまたはそれに該当するものを示すための接続詞です。「または」「もしくは」と似た意味で使われますが、文脈によってはより正式や硬いニュアンスを持ちます。

「ないしは」を使った例文

ビジネスシーンでの例文

  1. 提出期限は3月10日ないしは3月15日となります。
  2. 会議は本社ないしは大阪支店で行われます。
  3. 資料は電子版ないしは紙の形式でお送りください。
  4. 支払いは現金ないしはクレジットカードでお願いします。
  5. 次回のミーティングはオンラインないしは対面で行う予定です。
  6. 問い合わせはメールないしは電話で受け付けております。
  7. 営業日は平日ないしは土曜日のみです。

日常生活での例文

  1. 旅行は夏ないしは秋に行きたいです。
  2. 夕食は和食ないしは洋食がいいですね。
  3. この商品は大ないしは中サイズがおすすめです。
  4. 休日は山ないしは海に行くことが多いです。
  5. 今夜の予定は映画館ないしはレストランです。
  6. その店は現金ないしは電子マネーのみの取り扱いです。

「ないしは」の類語と言い換え

「ないしは」のビジネスシーンでの類語や言い換えには、異なるニュアンスがいくつかあります。以下はその例です。

  • 「または」:代替の選択肢を示す際に使用され、選択肢のいずれかを選ぶことができることを強調します。
  • 「もしくは」:類似の選択肢を提示し、相手に選択の幅を広げる意図があります。柔軟性を示唆します。
  • 「あるいは」:オプションや選択肢を提示し、相手に選択を促します。文脈によっては、選択肢の一部を列挙する際にも使用されます。
  • 「又は」:代替案を示す際に使用され、ビジネスコミュニケーションにおいてフォーマルな表現です。

これらの言い換えや類語は、ビジネスコミュニケーションにおいて、選択肢やオプションを提示し、相手に柔軟性や選択権を与えるために使用されます。ニュアンスや表現を使い分けて、コミュニケーションの効果を向上させることが重要です。

「ないしは」の具体的な使用場面

「ないしは」は、主にフォーマルな文書や法的、学術的な文脈で使用され、二つの選択肢や概念、範囲などを結びつける際に使われます。以下に、その具体的な使用場面の例をいくつか挙げます。

  1. 法的文書や契約書:「賃借人は、契約終了後3日以内ないしは指定された期日までに、物件を明け渡さなければならない。」
    ここでは、「ないしは」が「以内」または「指定された期日まで」のいずれかの状況を指しており、法的文書においてよく見られる使用例です。
  2. ビジネスの報告やプレゼンテーション:「次期製品は、2024年第1四半期ないしは第2四半期に市場投入予定です。」
    この場合、「ないしは」は製品の市場投入が第1四半期または第2四半期のどちらかであることを示しています。
  3. 学術的な論文や研究:「該当地域における種の多様性は、気候変動ないしは土地利用の変化によって影響を受ける可能性がある。」
    ここでは、「ないしは」は気候変動または土地利用の変化のいずれかが種の多様性に影響を与える可能性があることを示しています。
  4. 公的な通知や公式文書:「申請書類は、郵送ないしは当局の公式ウェブサイトを通じて提出することができます。」
    この文では、「ないしは」が郵送またはオンラインでの申請提出の二つの方法を指しています。
  5. 技術的なマニュアルやガイドライン:「システムは、自動ないしは手動でのバックアップをサポートしています。」
    ここでは、「ないしは」はシステムが自動または手動のいずれのバックアップ方法もサポートしていることを示しています。

これらの例からわかるように、「ないしは」は、選択肢、可能性、方法などを提示する際に、それらが互いに排他的であるか、どちらの状況でも適用可能であることを明確にするために使用されます。


「ないしは」を使う際の注意点

「ないしは」を使うタイミング

複数の選択肢を提示する際や、二つ以上の事柄のいずれかを指す時に使用されます。

「ないしは」を使う際のマナーと具体例

「ないしは」が適切でない場合や、もっとカジュアルなコミュニケーションが求められる状況では、「または」、「もしくは」、あるいは単に「や」を使用するなど、他の接続詞を選択することを検討する必要があります。

「ないしは」を使ったビジネスメール例

件名: 年次会議の日程について

佐々木様

お疲れ様です。ABC株式会社の中村です。
年次会議の日程に関して、11月15日(月)ないしは11月18日(木)を検討しています。

ご都合を確認の上、どちらの日程がよろしいかお知らせいただけますでしょうか。

よろしくお願い申し上げます。

「ないしは」の意味や使い方・例文まとめ

「ないしは」は、複数の選択肢や事柄の中から一つまたはそれに該当するものを示すための接続詞です。特にビジネスの文書や日常の会話でよく使われます。適切なタイミングや文脈での使用を心がけることで、よりスムーズなコミュニケーションを実現できます。