【例文付き】「ご承諾いただきありがとうございます」の意味やビジネスでの使い方・言い換えまで紹介

更新:2023/7/29

「ご承諾いただきありがとうございます」はビジネスシーンで頻繁に使われる表現の一つです。相手の了解や同意を得た後に感謝の意を表すこのフレーズ、しかし正しく理解して使えていますか？

本記事では、「ご承諾いただきありがとうございます」の意味から使い方、例文、言い換えまで詳しく解説します。

「ご承諾いただきありがとうございます」の基本的な意味と背景

「ご承諾いただきありがとうございます」は、相手が自分の提案や要望などを承諾、つまり了解してくれたことに対して、感謝の意を表すフレーズです。

ビジネスシーンでは、相手を尊重し敬意を示すために、こうした丁寧な言葉遣いが一般的に用いられます。

ビジネス用語であるため、日常生活での使用は少ないと思われます。しかし、仮に使うとしたら以下のような例が考えられます。

「ご承諾いただきありがとうございます」の類語や言い換えとしては、以下のような表現があります。

これらも、相手の意向や意見に対する理解と感謝の意を伝えるための表現となります。

あなたが提案をしたときに、それが承認されたら「ご承諾いただきありがとうございます」と感謝の意を示すことが適切です。

あなたの要望が受け入れられ、それが実行に移されるときも、「ご承諾いただきありがとうございます」と伝えることが良いでしょう。

ビジネスシーンではよくある打ち合わせのスケジューリング。その日時が決まった際も、「ご承諾いただきありがとうございます」という表現が適しています。

作業の追加や変更を提案し、それが認められたときも、「ご承諾いただきありがとうございます」と感謝の意を示します。

納期の延長を相手にお願いし、それが認められたときも、このフレーズを用いると適切です。

「ご承諾いただきありがとうございます」は、相手から明確な承諾を得た後に使用します。また、受け入れてもらった事柄が具体的に実行に移される前に、感謝の意を示すために使うのが適切です。例えば、提案が通った後や、打ち合わせの日時が決まった後などが挙げられます。

「ご承諾いただきありがとうございます」を使う際には、感謝の意を伝えるとともに、次にどのようなアクションを取るのかを明示することが求められます。これにより、相手に対する敬意を示し、さらに信頼関係を築くことができます。

具体例：「ご提案にご承諾いただきありがとうございます。早速、計画の具体化に取り組みます。」

ビジネスメールでは、特にフォーマルな表現が求められます。「ご承諾いただきありがとうございます」は、そのようなシーンにぴったりの表現です。

件名：プロジェクト計画について

〇〇様

先日はお時間を割いていただき、ありがとうございました。会議での提案についてご承諾いただき、心より感謝申し上げます。

早速、計画の具体化に取り組みます。詳細が決まり次第、再度ご連絡させていただきます。

引き続きよろしくお願いいたします。

〇〇

「ご承諾いただきありがとうございます」は、ビジネスシーンでの感謝を表現する際に重宝するフレーズです。相手から何かを受け入れてもらったときに使用することで、敬意を表現し、より良い関係を築くことができます。

しかし、注意すべきは、このフレーズを使うタイミングと状況です。相手から明確な承諾を得て初めて使用し、具体的なアクションを伴うべきであるという点を忘れないでください。