太宰治の名言・格言23選｜心に響く言葉を厳選紹介

更新:2024/1/11

太宰治は、日本の近代文学を代表する小説家で、深い人間理解と複雑な心情を描いた作品で知られています。その作品には、人生の苦悩や美しさを繊細に表現した言葉が数多く見られます。

今回は、そんな太宰治の過去の発言や著書から、心に残る、思索を呼び起こす名言・格言をいくつかご紹介します。

太宰治の名言23選

「一日一日を、たっぷりと生きて行くより他は無い。明日のことを思い煩うな。明日は明日みずから思い煩わん。きょう一日を、よろこび、努め、人には優しくして暮したい。」
太宰治
「てれくさくて言えないというのは、つまりは自分を大事にしているからだ。」
太宰治
「弱虫は、幸福をさえおそれるものです。綿で怪我するんです。幸福に傷つけられる事もあるんです。」
太宰治
「恋愛は、チャンスではないと思う。私はそれを意志だと思う。」
太宰治
「笑われて、笑われて、つよくなる。」
太宰治
「愛することは、いのちがけだよ。甘いとは思わない。」
太宰治
「私はなんにも知りません。しかし、伸びて行く方向に陽が当たるようです。」
太宰治
「駄目な男というものは、幸福を受け取るに当たってさえ、下手くそを極めるものである。」
太宰治
「子供より親が大事、と思いたい。子供のために、等と、古風な道学者みたいな事を殊勝さらく考えても、何、子供よりも、その親の方が弱いのだ。」
太宰治
「怒涛に飛び込む思いで愛の言葉を叫ぶところに、愛の実体があるのだ。」
太宰治
「親が無くても子は育つ、という。私の場合、親が有るから子は育たぬのだ。」
太宰治
「安楽なくらしをしているときは、絶望の詩を作り、ひしがれたくらしをしているときは生のよろこびを書きつづる。」
太宰治
「怒る時に怒らなければ、人間の甲斐がありません。」
太宰治
「信じられているから走るのだ。間に合う、間に合わぬは問題でないのだ。」
太宰治
「好奇心を爆発させるのも冒険、また、好奇心を抑制するのも、やっぱり冒険、どちらも危険さ。人には、宿命というものがあるんだよ。」
太宰治
「笑われて笑われてつよくなる。」
太宰治
「学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん。」
太宰治
「怒涛に飛び込む思いで愛の言葉を叫ぶところに、愛の実体があるのだ。」
太宰治
「君のような秀才にはわかるまいが、「自分の生きていることが、人に迷惑をかける。僕は余計者だ」という意識ほどつらい思いは世の中に無い。」
太宰治
「恋愛は、チャンスではないと思う。私はそれを意志だと思う。」
太宰治
「あなたはさっきから、乙姫の居所を前方にばかり求めていらっしゃる。ここにあなたの重大なる誤謬が存在していたわけだ。なぜ、あなたは頭上を見ないのです。また、脚下を見ないのです。」
太宰治
「人間の生活の苦しみは、愛の表現の困難に尽きるといってよいと思う。この表現のつたなさが、人間の不幸の源泉なのではあるまいか。」
太宰治
「ぽかんと花を眺めながら、人間も、本当によいところがある、と思った。花の美しさを見つけたのは人間だし、花を愛するのも人間だもの。」
太宰治

太宰治のプロフィール

太宰治のプロフィールを以下の表にまとめました。

項目	内容
名前	太宰治（だざいおさむ）
生年月日	1909年6月19日
出身地	日本、青森県北津軽郡金木村（現五所川原市）
職業	小説家

太宰治の名言についてまとめ

今回は太宰治の名言・格言を紹介してきました。太宰治の深い洞察と人間性への鋭い観察が込められた言葉たちは、今も多くの人々に感銘を与え続けています。

特に「人間は何もかもが不完全な動物だ。」という名言は、私にも深く響きました。人間の不完全さを受け入れ、それを通じて成長しようとする姿勢は、現代社会でも非常に重要なメッセージです。

参考になることがあれば嬉しいです。太宰治の言葉は、今日の私たちにも多くの示唆を与えてくれるでしょう。