夏目漱石の名言・格言23選｜心に響く言葉を厳選紹介

更新:2024/2/6

夏目漱石は、日本の近代文学を代表する小説家であり、その深遠な思想と独特な文体で多くの読者を魅了してきました。

今回は、そんな夏目漱石の過去の発言や著書から、彼の哲学的で心に響く名言・格言をいくつかご紹介します。

夏目漱石の名言23選

「自らを尊しと思わぬものは奴隷なり。」
夏目漱石
「あらゆる芸術の士は、人の世をのどかにし、人の心を豊かにするがゆえに尊い。」
夏目漱石
「人間の目的は生まれた本人が、本人自身のためにつくったものでなければならない。」
夏目漱石
「僕は死ぬ迄進歩するつもりで居る。」
夏目漱石
「他の親切は、その当時にこそ余計なお世話に見えるが、後になると、もういっぺんうるさく干渉してもらいたい時期が来るものである。」
夏目漱石
「自分の弱点をさらけ出さずに人から利益を受けられない。自分の弱点をさらけ出さずに人に利益を与えられない。」
夏目漱石
「君、弱い事を言ってはいけない。僕も弱い男だが、弱いなりに死ぬまでやるのである。」
夏目漱石
「真面目とはね、君、真剣勝負の意味だよ。」
夏目漱石
「恋心というやつ、いくら罵りわめいたところで、おいそれと胸のとりでを出ていくものでありますまい。」
夏目漱石
「教えを受ける人だけが自分を開放する義務を有っていると思うのは間違っています。教える人も己れを貴方の前に打ち明けるのです。」
夏目漱石
「離れればいくら親しくってもそれきりになる代わりに、一緒にいさえすれば、たとい敵同士でもどうにかこうにかなるものだ。つまりそれが人間なんだろう。」
夏目漱石
「呑気と見える人々も、心の底を叩いてみると、どこか悲しい音がする。」
夏目漱石
「愛嬌というのはね、自分より強いものを倒す柔らかい武器だよ。」
夏目漱石
「道徳に加勢する者は一時の勝利者には違いないが、永久の敗北者だ。自然に従う者は一時の敗北者だが、永久の勝利者だ。」
夏目漱石
「嬉しい恋が積もれば、恋をせぬ昔がかえって恋しかろ。」
夏目漱石
「女には大きな人道の立場から来る愛情よりも、多少義理をはずれても自分だけに集注される親切を嬉しがる性質が、男よりも強いように思われます。」
夏目漱石
「あせってはいけません。ただ、牛のように、図々しく進んで行くのが大事です。」
夏目漱石
「君は山を呼び寄せる男だ。呼び寄せて来ないと怒る男だ。地団駄を踏んでくやしがる男だ。そうして山を悪く批判する事だけを考える男だ。なぜ山の方へ歩いて行かない。」
夏目漱石
「自己を捨てて神に走るものは神の奴隷である。」
夏目漱石
「時代の風潮、自分を取り巻く環境、さまざまな価値観、それらを正しく見きわめ、自分の判断で行動できるのは、どこにも属さない「迷子」だけだ。」
夏目漱石
「前後を切断せよ、みだりに過去に執着するなかれ、いたずらに将来に未来を属するなかれ、満身の力を込めて現在に働け。」
夏目漱石
「わざわざ人の嫌がるようなことを云ったり、したりするんです。そうでもしなければ僕の存在を人に認めさせる事が出来ないんです。僕は無能です。仕方がないからせめて人に嫌われてでもみようと思うのです。」
夏目漱石
「全ての夫婦は新しくなければならぬ。新しい夫婦は美しくなければならぬ。新しく美しき夫婦は幸福でなければならぬ。」
夏目漱石

夏目漱石のプロフィール

夏目漱石のプロフィールを以下の表にまとめました。

項目	情報
名前	夏目漱石（なつめそうせき）
生年月日	1867年2月9日
出身地	東京都
職業	小説家・詩人・英文学者

夏目漱石の名言についてまとめ

今回は夏目漱石の名言・格言を紹介してきました。彼の言葉は、日本の文学界に大きな足跡を残し、その深い洞察力とユニークな人生観で多くの人々に影響を与え続けています。

例えば、「自らを尊しと思わぬものは奴隷なり。」という言葉は、自己尊重の重要性を教えてくれます。自分自身を大切にし、自分の価値を認識することの大切さを示唆しています。

夏目漱石の名言が、読者の皆様にとって、人生を見つめ直すきっかけや、新たな発見をもたらせることがあれば嬉しいです。彼の言葉には、日常生活の中での小さな気づきや、深い思索を促す洞察が隠されており、何度読んでも新しい発見があるかもしれません。夏目漱石の名言は、私たちの心に静かに響き、日々の生活に豊かさをもたらしてくれることでしょう。