勝海舟の名言・格言23選｜心に響く言葉を厳選紹介

更新:2024/2/20

勝海舟は、幕末の動乱期に活躍した日本の武士であり、政治家、教育者としても知られています。彼は幕府海軍の創設者であり、明治維新を平和的に実現するための重要な役割を果たしました。

今回は、そんな勝海舟の過去の発言や著書から、彼の先見の明と歴史を見据えた洞察力に満ちた名言・格言をいくつかご紹介します。

勝海舟の名言23選

「人には余裕というものが無くては、とても大事はできないよ。」
勝海舟
「人間、数ある中には、天の教えを受ける勘を備えている者がある。」
勝海舟
「人間の精根には限りがあるから、あまり多く読書や学問に力を用いると、いきおい実務の方にはうとくなるはずだ。」
勝海舟
「その人がどれだけの人かは、人生に日が当たってない時に、どのように過ごしているかで図れる。日が当たっている時は、何をやってもうまくいく。」
勝海舟
「大事をなすには、寿命が長くなくてはいけないよ。」
勝海舟
「功名をなそうという者には、とても功名はできない。戦いに勝とうという者には、とても勝ち戦はできない。何ごとをするにも、無我の境に入らなければいけないよ。」
勝海舟
「人の一生には、炎の時と灰の時があり、灰の時は何をやっても上手くいかない。そんなときには何もやらぬのが一番いい。ところが小心者に限って何かをやらかして失敗する。」
勝海舟
「世の中に、無神経ほど強いものはない。」
勝海舟
「敵は多ければ多いほど、面白い。」
勝海舟
「人はみな、さまざまに長ずるところ、信ずるところを行えばよいのさ。社会は大きいから、あらゆるものを包容して、毫（ごう）も不都合はない。」
勝海舟
「自分の価値は自分で決めることさ。つらくて貧乏でも、自分で自分を殺すことだけは、しちゃいけねぇよ。」
勝海舟
「時勢の代わりというものは妙なもので、人物の値打ちががらりと違ってくるよ。」
勝海舟
「島国の人間は、どこも同じことで、とにかくその日のことよりほかは、目につかなくって、五年十年さきはまるで暗やみ同様だ。それもひっきょう、度量が狭くって、思慮に余裕がないからのことだよ。」
勝海舟
「生死を度外視する決心が固まれば、目前の勢いをとらえることができる。難局に必要なことはこの決心だけだ。」
勝海舟
「急いでも仕方がない。寝ころんで待つのが第一だと思っています。」
勝海舟
「機先を制するというが、機先に遅れる後の先というものがある。相撲取りを見てもただちにわかる。」
勝海舟
「俺など本来、人（生まれ）が悪いから、ちゃんと世間の相場を踏んでいる。上がった相場はいつか下がるときがあるし、下がった相場もいつか上がるときがあるものさ。その間、十年焦らずじっとかがんでいれば、道は必ず開ける。」
勝海舟
「世人は、首を回すことは知っている。回して周囲に何があるか、時勢はどうかを見分けることはできる。だが、もう少し首を上にのばし、前途を見ることを覚えないといけない。」
勝海舟
「天下の大勢を達観し、事局の大体を明察して、万事その機先を制するのが政治の本体だ。」
勝海舟
「外交の極意は、誠心誠意にある。ごまかしなどをやると、かえって、こちらの弱点を見抜かれるものだよ。」
勝海舟
「外国へ行く者が、よく事情を知らぬから知らぬからと言うが、知って行こうというのが良くない。何も用意しないでフイと行って、不用意に見て来なければならぬ。」
勝海舟
「何でも大胆にかからねばならぬ。難しかろうが、易しかろうが、そんな事は考えずに、いわゆる無我の境に入って断行するに限る。」
勝海舟
「世に処するには、どんな難事に出会っても臆病ではいけない。『さあ、なにほどでも来い。おれの身体がねじれるならばねじってみろ』という料簡で事をさばいてゆくときは、難時が到来すればするほどおもしろ味がついてきて……」
勝海舟

勝海舟のプロフィール

勝海舟のプロフィールを以下の表にまとめました。

項目	情報
名前	勝海舟（かつかいしゅう）
生年月日	1823年3月12日
出身地	東京都
職業	武士・政治家・教育者

勝海舟の名言についてまとめ

今回は勝海舟の名言・格言を紹介してきました。彼の言葉は、歴史の大波の中で生きた一人の知恵者の深い洞察を映し出しており、今日にも通じる人生の智慧が詰まっていますね。

例えば、「人には余裕というものが無くては、とても大事はできないよ。」という言葉。この言葉は、どんな状況においても心の余裕を持つことの重要性を教えてくれます。忙しい日々の中でも、心のゆとりを持つことで、大きな事を成し遂げることができるのかもしれません。

勝海舟の名言が、読んだ方々にとって何かしらの参考になれば幸いです。彼の言葉には、時代を超えた普遍的な真理や、心のゆとりをもたらす深い思考が込められており、読む度に新たな発見や心の安らぎが得られるかもしれませんね。勝海舟の名言は、私たちが直面する様々な人生の局面において、新しい視点やヒントを提供してくれるでしょう。