【例文付き】「足をお運びいただき」の意味やビジネスでの使い方・言い換えまで紹介

更新:2023/7/30

この記事では、「足をお運びいただき」の意味や背景、使い方や例文、注意点、言い換え方法等を詳しく解説します。

「足をお運びいただき」の基本的な意味と背景

「足をお運びいただき」は、直訳すると「あなたが自分の足で私の所に来てくれた」という意味です。

ビジネスシーンでは、相手が自分の場所まで来てくれたこと、つまり自分に時間と労力を割いてくれたことに対して感謝を表す言葉としてよく使われます。

また、この表現は訪問や来店、会議などの場で特によく使われます。

以下は、「足をお運びいただき」と同様なニュアンスを持つ類語や言い換えとそのニュアンスです。

これらの表現は、「足をお運びいただき」と同じく、相手の訪問や来訪に対して丁寧な感謝の気持ちを示す場合に使われます。ビジネスシーンにおいて、相手との良好な関係を築くためにも、感謝の意を表す適切な表現を選ぶことが大切です。

ビジネスミーティングの場では、クライアントやパートナー企業の代表が自社に訪れる際、彼らが自分たちのために時間を割いてくれたことに感謝する意味で「足をお運びいただき、ありがとうございます」と表現します。

展示会やイベントなどでは、来場者に対して「足をお運びいただき、ありがとうございます」と感謝の意を示すことが一般的です。

実店舗を運営しているビジネスでは、特に初めての顧客や大切な顧客が来店した際に「足をお運びいただき、ありがとうございます」と感謝の意を示します。

ホテルや旅館などの宿泊施設では、チェックイン時やチェックアウト時に客への感謝を示すため、「足をお運びいただき、ありがとうございました」や「お帰りの際も足をお運びいただけますと幸いです」などと表現します。

友人や親戚が自宅を訪問した際や、喪中見舞い、新築祝い、出産祝いなどの場合に、訪問者に対して「足をお運びいただき、ありがとうございます」と感謝の意を示します。

「足をお運びいただき」は相手があなたの場所へ来てくれた際に使います。会議や面談の開始時、店舗での顧客の歓迎、訪問者への感謝など、相手が自分の場所に来てくれたときに使うことが最も適切です。

「足をお運びいただき」は相手への感謝の気持ちを表すため、言葉遣いは丁寧であり、謙虚な態度を持つことが重要です。また、使う場面や相手によっては過度に敬意を表すと感じられてしまうかもしれませんので、場合によっては「ご来店いただき」「お越しいただき」などの言葉を使うことを検討すると良いでしょう。

[相手の名前]様

いつもご高配を賜り誠にありがとうございます。

明日14時より、弊社にて打ち合わせの予定ですが、ご都合いかがでしょうか。
お忙しい中恐縮ではございますが、足をお運びいただきたく存じます。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

[あなたの名前]

「足をお運びいただき」は、相手が自分のために時間と労力を割いて訪れたことに対する深い感謝の意を表す敬語です。ビジネスシーンだけでなく、日常生活でも幅広く使えますが、使う場面や相手によっては、適切な表現を選ぶことが重要です。

相手に敬意を示し、感謝の気持ちを伝えるために、ぜひこの表現を上手に使いこなしてみてください。