【例文付き】「最後になりますが」の意味やビジネスでの使い方・言い換えまで紹介

更新:2023/7/26

この記事では「最後になりますが」の使い方やビジネスでの使用例、言い換え方法まで詳しく解説します。

「最後になりますが」の基本的な意味と背景

「最後になりますが」は一連の対話や説明の終わりに使われ、重要な事項や要求、要望を述べる際に用いられます。また、質問や依頼など、特定の反応を求める表現を導く際にも役立ちます。

この表現は話し手が配慮深さを示す一方で、聞き手に対して注意を引きつける効果もあります。

ここでは「最後になりますが」の使用例をビジネスシーンと日常生活の両面から見てみましょう。

「最後になりますが」は、他の表現と置き換えることが可能で、同じような効果を達成します。

「最後に」: 一番直訳的な意味を持つ類語です。ただし、「なりますが」がないため、少し直接的である可能性があります。
「最終的に」: これはよりフォーマルな表現で、「最終的に私が言いたいのは」といった形で使われます。
「最後にお伝えしたいのは」: この表現は、非常に具体的で、話し手が伝えたいメッセージにより直接的に焦点を当てています。
「最後に付け加えると」: この表現は、先に述べた事項に対する追加的な情報や詳細を提供する際に役立ちます。
「締めくくりとして」: これは一連の対話や説明を終えることを強調する表現で、まとめや結論を導く際に使用されます。
「忘れずにお伝えしたいことがあります」: 何か重要なことを忘れずに伝えたい場合に使用します。例えば、ミーティングの終わりに追加のアジェンダを発表する際などに役立ちます。

ミーティングやプレゼンテーションの終わり: これは、「最後になりますが」が最も頻繁に使用される場面の一つです。ミーティングやプレゼンテーションの終わりに質問をしたり、追加の情報を提供したり、結論を導く際に便利です。

ビジネスメールの締めくくり: ビジネスメールの最後に、「最後になりますが」を使用して、重要な情報を伝えたり、質問したりすることがあります。

日常生活での会話: 「最後になりますが」は、日常の会話でも頻繁に使用されます。友人や家族との会話で重要な情報を伝える前や、質問をする前にこの表現を使用することがあります。

「最後になりますが」は日常会話からビジネスシーンまで広く利用される表現ですが、適切に用いることが重要です。

「最後になりますが」は、話の最後に重要なポイントや追加情報を伝える際に用います。言い換えると「最後に述べたいことは」となります。ただし、この表現が登場すると聞き手は結論やまとめが来ることを予想しますので、それを念頭に置いた上で使用するべきです。

「最後になりますが」を使う際のマナーは、必要な情報を簡潔に伝えることです。「最後になりますが、来週の月曜日にはレポートの提出をお願いします」のように、具体的なアクションや要求を明確にすることが大切です。

〇〇様

いつも大変お世話になっております。△△です。

本制作の納期が来月末に決定しましたのでご報告申し上げます。また、デザインについては先日のものでFIXとのことです。

最後になりますが、明日の会議について、始まりの時間を午前9時から午前10時に変更することをお知らせします。何卒、宜しくお願い申し上げます。

以上、よろしくお願い致します。

「最後になりますが」は最後に伝えたい重要な情報や要点を強調し、相手に対する敬意を示す効果もあります。

最後になりますが、この表現を用いるときは、その後に続く情報が特に重要であることを伝えるものと心得てください。