【例文付き】「是非とも」の意味やビジネスでの使い方・言い換えまで紹介

更新:2023/9/5

「是非とも」という表現は、ビジネスシーンや日常生活でよく用いられる日本語の一つです。この言葉の意味や背景、具体的な使い方について理解して、より適切に使用するために、この記事では詳細に解説します。

「是非とも」の基本的な意味と背景

「是非とも」という言葉は、強く希望する意向を表現する際に使われます。これは「必ず」といった強い願いを込めた表現で、相手に対して自分の希望を強調したい時に使用されます。

「是非とも」は非常に強い希望や要望を伝える際に用いられる表現ですが、状況や文脈に応じて、以下のような類語や言い換えが使えます。

「是非とも」は、強い希望や推奨を示す表現であり、さまざまなビジネスシーンで使用されます。以下に具体的な使用場面を挙げてみましょう。

イベントへの参加を促す際
セミナーや展示会などのイベントへの参加を相手に推奨する際に、「是非とも」を使用して興味を引き、参加を促すことがあります。
提案や新商品の検討を促す際
ビジネス提案や新商品の導入を相手に強く推奨する際に、「是非ともご検討いただければ幸いです」という表現がよく使われます。
面接や試験の受験を促す際
求人募集や受験案内などで、面接や試験への参加を希望する際に、「是非ともご参加いただければ」という表現が用いられます。
提案されたアイデアへの評価を求める際
チーム内でのアイデア提案や改善案に対して、他のメンバーの意見を求める際に、「是非ともご意見をお聞かせください」と使われます。
契約締結や取引の促進をする際
取引先に対して、契約締結や取引の進展を促す際に、「是非ともお取引のご検討をお願い申し上げます」という表現がよく使われます。

「是非とも」は、要望や希望を強調する際に使われる日本語の表現ですが、ビジネスの文脈で使用する際にはいくつかの注意点があります。

強く希望するニュアンス: 「是非とも」は非常に強い希望や要望を伝える言葉として使われるため、使う文脈や相手との関係性をよく考えてから使用することが重要です。余りに頻繁に使用すると、相手を圧倒してしまう恐れもあります。
相手の立場を尊重: 「是非とも」という言葉を使う場面で、相手の立場や都合を尊重する表現を付け加えると、言葉の強さを和らげることができます。例えば、「是非ともご検討いただけますと幸いです」のような形にすると、強い希望を伝えつつも相手の判断を尊重するニュアンスになります。
適切な文脈での使用: 全てのビジネスメールで「是非とも」を使用するのは適切ではありません。特定の要望や提案、お願い事項など、強く希望する場面でのみ使うよう心掛けるとよいでしょう。
ビジネス以外の文脈: ビジネス以外の日常的な文脈では、「是非とも」はかなり強い表現となるため、使う場面を選ぶか、もしくは別の表現に置き換えることを検討すると良いでしょう。

これらの注意点を踏まえつつ、適切な場面で「是非とも」を使用することで、相手に対する強い希望や要望を適切に伝えることができます。

件名: 新製品発表会のご招待

〇〇様

いつも〇〇社をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。この度、弊社では新製品の発表会を開催いたします。

日時: 20XX年XX月XX日（金）13:00〜16:00
場所: 〇〇ホテル〇〇宴会場

この発表会では、最新の技術とデザインを融合させた新製品の詳細や特長をご紹介いたします。また、実際の製品を手に取っていただき、その機能や使い心地をご体感いただけます。

〇〇様には是非ともご出席いただき、新製品の魅力を直接ご確認いただければ幸いです。

ご出席のご意向をXX月XX日までにご連絡いただけますと幸いです。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

「是非とも」という表現は、強い意志や願いを伝えたい際に非常に有用です。ビジネスシーンや日常会話で効果的に使いこなすために、この記事の内容を参考にして、コミュニケーションを豊かにしましょう。