テック文庫

表示速度が速いレンタルサーバー比較

レンタルサーバーの通信速度はレンタルサーバーを選ぶ上でみなさんが気にしている大きな要素の一つだと思います。

ですが、各社の公式ホームページには当たり前ですが「A社より◯倍早い」みたいな漠然とした速いという情報しかなく、それぞれのサービスの期待値がよくわかりません。

「なんだかどこのサイト見ても最速とか爆速って表示を見る気がする…」

「公式サイト見ても実際の速度はわからない」

これらの疑問から、本当に最速なレンタルサーバーはどこなのか。 という少しタブーな気がする検証を実際におこなっていきたいと思います。

ここではレンタルサーバーの「速度」は通信速度だけではなく、サーバー性能や高速化のために取り入れられている技術など、すべてを踏まえて速度とみなします。

つまり、ページが表示されるまでの時間=速度ということです。

レンタルサーバーの速度についてざっくり説明すると
  • ウェブサイトの快適さと訪問者数に直結する非常に重要な要素
  • 取り入れている高速化技術によって得手不得手が存在する
  • 一番早かったのはXserver

サービス名

速度平均

高速化技術

月額料金

初期費用

サーバーOS

サーバーソフトウェア

CPU

ディスク容量

メモリ

RAID構成

帯域幅

転送量の上限

データベースの自動接続機能

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

有料SSL

無料ドメイン

バックアップ復元費用

データベース数

マルチドメイン数

アダルトサイトでの利用

無料お試し期間

セキュリティ対策

最低契約期間

メールアカウント作成数

完全無料プラン

プラン変更

サポート体制

Xserver

0.7秒

Xアクセラレータ、XPageSpeed、KUSANAGI、NVMe SSD、AMD EPYC、nginx

990円~

0円

Linux (詳細非公開)

apache 2.4.x / nginx

第3世代「AMD EPYC™」(コードネーム「Milan」)

300~500GB(NVMeSSD)

DDR4-3200

RAID10構成

100Mbps

無制限

無料

無制限

無制限

-

10日間

1か月

無制限

50

可能

お問合せフォーム チャット(平日:10:00〜18:00) 電話(平日:10:00〜18:00)

シンレンタルサーバー

0.9 秒

Xアクセラレータ、XPageSpeed、KUSANAGI、NVMe SSD、AMD EPYC、nginx

770円~

0円

Linux(詳細非公開)

nginx

第3世代「AMD EPYC™」(コードネーム「Milan」)

300~600GB(NVMeSSD)

DDR4-3200

NVMe RAID10構成

最大10Gbps

900GB/日

-

無料

無制限

無制限

-

10日間

3ヵ月

無制限

-

メール(24時間365日)

ConoHa WING

1.1秒

nginx、LiteSpeed LSAPI

678円~

0円

CloudLinux

Apache + nginx

性能不明

300~500GB(SSD)

性能不明

RAID10構成

100Mbps

無制限

-

◯(契約中は無料)

無料

無制限

無制限

不可

キャンペーンに依存

3か月

無制限

なし

メール、チャット、電話(平日:10:00〜18:00対応)

Colorfull Box

1.3 秒

LiteSpeed、HTTP/3対応

528円~

0円(1ヶ月契約の場合は2200円)

CloudLinux(詳細非公開)

LiteSpeed 6.x.x

Intel Xeon 52コア 80スレッド (おそらく第 3 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー)

150~1000GB

DDR4-3200 / DDR5 (CPUが間違いなければ)

RAID10

10Gbps

無制限

-

無料

無制限

無制限

30日

1か月

無制限

-

可能

メール、ライブチャット(営業時間)、電話(営業時間)

mixhost

1.8 秒

LiteSpeed、HTTP/3対応、NVMe SSD

968円~

0円

CloudLinux(詳細非公開)

LiteSpeed

Intel Xeon 24コア48スレッド(おそらく第 3 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー)

無制限(NVMeSSD)

DDR4-3200 / DDR5 (CPUが間違いなければ)

RAID10

最大10Gbps

18TB/月

-

-

無料

無制限

無制限

可能

実質30日

3か月

無制限

-

可能

問い合わせフォーム

ロリポップ

0.7秒(WordPress特化)

LiteSpeed Cache

99円~

0円

Linux(CentOS)

Apache 2.4.x / LiteSpeed 5.4(上位プラン)

公表無し

100GB~1.2TB

不明

RAID50構成

最大1000Mbps

無制限

◯(契約中は永久無料)

無料

無制限

無制限

-

10日

1か月

無制限

-

可能

お問合せフォーム チャット(平日: 9:30〜13:00 14:00〜17:30) 電話(平日:10:00〜18:00)

wpX Speed

0.8 秒(WordPress特化)

LiteSpeed、HTTP/3対応

上限1,320円

0円

Linux

nginx

公表無し

200GB

不明

NVMe RAID10構成

最大1000Mbps

2.5TB/月

-

-

-

無料

無制限

無制限

-

14日

1か月

無制限

-

可能

メール

スターサーバー

1.4 秒

PHP高速化設定、nginx

138円~

1650円

Linux系

nginx

公表無し

100GB

不明

RAID10

公表無し

11TB/月

-

無料

30

無制限

可能

14日

3か月

1000

-

可能

お問い合わせフォーム

お名前.com

1.5 秒

nginx

1078円

0円

CentOS / CentOS Stream / Ubuntu / Debian / Arch Linux / FreeBSD(選択式)

nginx

公表無し

250GB

不明

RAID-30構成

100Mbps

18TB/月

無料

無制限

無制限

-

2か月

3か月

無制限

-

可能

メール お問い合わせフォーム

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最速を謳うレンタルサーバーは多い

ConoHa wingであれば「サーバー処理速度NO.1」、Xserverであれば「サーバー速度No.1」と、公式サイトに速度No.1と掲載しているレンタルサーバーはいくつかあります。

公式サイトの情報だけではいったいどこが 「本当に一番に早い」 のか、判別するのは非常に難しいです。

一般的な測定方法

各サービスの公式HPを見ると、回線速度は「h2load」という、HTTPサーバーのベンチマークやパフォーマンステストに使用されるツールを使用して計測されていることが多いようです。

各サービスの公式が発表している 「最速!」 に関してはこの計測をいくつかのサービスと同環境下で行い、各リクエストの完了時間や合計のリクエスト数や成功/失敗の回数、データ転送量や各リクエストの応答時間を計測しているようです。

サーバーの混雑度やロケーションも影響する

ピークタイムの利用者全体の通信量の増加により、帯域幅の制限に達すると、サイトの読み込み速度が低下する可能性があります。

また、ターゲットユーザーの多くが特定の地域に集中している場合、その地域に近いデータセンターを選ぶことで、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。

日本人を対象とするなら日本にデータセンターを持つサービスに絞って検討しましょう。

表示速度が速いおすすめレンタルサーバーランキング

ここでは主要なレンタルサーバーサービスの速度を比較し、ランキング形式で紹介していきます。

計測方法についてですが、そのレンタルサーバーサービスを使用して設置されているウェブページを探して訪問し、「PageSpeed Insights」を使用して、ページが表示されるまでにかかった時間を測ります。

なお、こちらの比較については、筆者の環境下においての計測となるため、必ずしも皆さんの環境でも同じ結果が得られるわけではありません。

また、検証につかうサイトはランダムに選出していますが、同じレンタルサーバーでもサイトが異なれば速度結果は変わりますので、あくまで今回の計測結果は参考の一つとしてご覧下さい。

Xserver

エックスサーバー

項目

Xserverの特徴

速度平均

0.7秒

導入している高速化技術

Xアクセラレータ、XPageSpeed、KUSANAGI、NVMe SSD、AMD EPYC、nginx

月額料金

990円~

初期費用

0円

サーバーOS

Linux (詳細非公開)

サーバーソフトウェア

apache 2.4.x / nginx

CPU

第3世代「AMD EPYC™」(コードネーム「Milan」)

ディスク容量

300~500GB(NVMeSSD)

メモリ

DDR4-3200

RAID構成

RAID10構成

帯域幅

100Mbps

転送量の上限

無制限

データベースの自動接続機能

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

有料SSL

無料ドメイン

バックアップ復元費用

無料

データベース数

無制限

マルチドメイン数

無制限

アダルトサイトでの利用

-

無料お試し期間

10日間

セキュリティ対策

最低契約期間

1か月

メールアカウント作成数

無制限

完全無料プラン

50

プラン変更

可能

サポート体制

お問合せフォーム チャット(平日:10:00〜18:00) 電話(平日:10:00〜18:00)

Xserver(エックスサーバー)のレンタルサーバーは、速度計測結果では平均0.7秒と最速でした。

XserverではXアクセラレータ、XPageSpeedなどの独自の高速化技術の導入や、高速なWordPress実行環境である「KUSANAGI」の導入、ディスク領域もNVMeSSDを導入しているなど高速化に余念がありません。

また、Xserverで使用されているCPU第3世代「AMD EPYC™」(コードネーム「Milan」)は他サービスと比べて頭一つ抜けた最も優れているCPUであり、サーバー性能が速度計測の結果に率直に表れていると言えます。

さらにXserverは国内シェアNo,1のサーバーであり、速度以外にも直感的に操作できる使いやすさや、機能の充実度、セキュリティなどあらゆる面で高いクオリティを誇っています。

リソース保証もあり、共有型のレンタルサーバーでありながら他ユーザーの影響を受けないのが大きなメリットです。


シン・レンタルサーバー

シンレンタルサーバー

項目

シンレンタルサーバーの特徴

速度平均

0.9 秒

導入している高速化技術

Xアクセラレータ、XPageSpeed、KUSANAGI、NVMe SSD、AMD EPYC、nginx

月額料金

770円~

初期費用

0円

サーバーOS

Linux(詳細非公開)

サーバーソフトウェア

nginx

CPU

第3世代「AMD EPYC™」(コードネーム「Milan」)

ディスク容量

300~600GB(NVMeSSD)

メモリ

DDR4-3200

RAID構成

NVMe RAID10構成

帯域幅

最大10Gbps

転送量の上限

900GB/日

データベースの自動接続機能

-

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

有料SSL

無料ドメイン

バックアップ復元費用

無料

データベース数

無制限

マルチドメイン数

無制限

アダルトサイトでの利用

-

無料お試し期間

10日間

セキュリティ対策

最低契約期間

3ヵ月

メールアカウント作成数

無制限

完全無料プラン

-

プラン変更

サポート体制

メール(24時間365日)

シン・レンタルサーバーの表示速度は平均0.9秒でした。

シンレンタルサーバーはXserverの姉妹サービスで、運営元は同じエックスサーバー株式会社です。

シンレンタルサーバーはXserverよりも月額利用料が安価であり、革新的な機能を次々に取り入れていくことを念頭に運営されています。

現在ではシンレンタルサーバーとXserverの機能は同じとなっていますが、また新たな機能が追加される場合はシンレンタルサーバーに導入された後、しばらくしてからXserverにも追加されます。

料金面ではエックスサーバーの方が、安定性を重視しており、サポート体制も手厚いので、その分料金は少し高くなっています。

Xserverと同等のシステムを低価格で利用できるのが最大のメリットです。


ConoHa WING

ConoHa WING

項目

ConoHa WINGの特徴

速度平均

1.1秒

導入している高速化技術

nginx、LiteSpeed LSAPI

月額料金

678円~

初期費用

0円

サーバーOS

CloudLinux

サーバーソフトウェア

Apache + nginx

CPU

性能不明

ディスク容量

300~500GB(SSD)

メモリ

性能不明

RAID構成

RAID10構成

帯域幅

100Mbps

転送量の上限

無制限

データベースの自動接続機能

-

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

有料SSL

無料ドメイン

◯(契約中は無料)

バックアップ復元費用

無料

データベース数

無制限

マルチドメイン数

無制限

アダルトサイトでの利用

不可

無料お試し期間

キャンペーンに依存

セキュリティ対策

最低契約期間

3か月

メールアカウント作成数

無制限

完全無料プラン

なし

プラン変更

サポート体制

メール、チャット、電話(平日:10:00〜18:00対応)

ConoHa WINGの計測結果は平均1.1秒でした。

ConoHa WINGのレンタルサーバーは最新の技術を搭載しており、nginxの採用、さらに独自にチューニングされたキャッシュ機能によって高速化をしています。

速度もさることながらWAF(Web Application Firewall)やIPS(Intrusion Protection System)などの先進的な対策が標準装備されているためセキュリティ面も信頼できるサービスとなっています。

速度は最速ではありませんが、全体で見るとかなり速い方のサービスで、速度と価格の両方のバランスが最も良いのはConoHa WINGです。


カラフルボックス

colorfulbox

項目

Colorfull Box の特徴

速度平均

1.3 秒

導入している高速化技術

LiteSpeed、HTTP/3対応

月額料金

528円~

サーバーOS

CloudLinux(詳細非公開)

サーバーソフトウェア

LiteSpeed 6.x.x

CPU

Intel Xeon 52コア 80スレッド (おそらく第 3 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー)

ディスク容量

150~1000GB

メモリ

DDR4-3200 / DDR5 (CPUが間違いなければ)

RAID構成

RAID10

帯域幅

10Gbps

転送量の上限

無制限

データベースの自動接続機能

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

有料SSL

無料ドメイン

-

バックアップ復元費用

無料

データベース数

無制限

マルチドメイン数

無制限

アダルトサイトでの利用

無料お試し期間

30日

セキュリティ対策

最低契約期間

1か月

メールアカウント作成数

無制限

完全無料プラン

-

プラン変更

可能

サポート体制

メール、ライブチャット(営業時間)、電話(営業時間)

カラフルボックスの速度は平均1.3秒でした。

株式会社カラフルラボが運営する2018年に設立された高性能レンタルサーバーで、全プランに最新のSSDとWebサーバー「LiteSpeed」を採用している点が特徴です。

さらに次世代型セキュリティ『Imunify360』を搭載しており、高度なセキュリティ対策をしています。

プランの選択肢が豊富でBOX1~BOX8のプランの中から自分に合ったプランを選択し契約する仕組みです。


mixhost

mixhost

項目

mixhostの特徴

速度平均

1.8 秒

高速化技術

LiteSpeed、HTTP/3対応

月額料金(年額プラン)

968円~

初期費用

0円

サーバーOS

CloudLinux(詳細非公開)

サーバーソフトウェア

LiteSpeed

CPU

Intel Xeon 24コア48スレッド(おそらく第 3 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー)

ディスク容量

無制限

メモリ

DDR4-3200 / DDR5 (CPUが間違いなければ)

RAID構成

RAID10

帯域幅

最大10Gbps

転送量の上限

18TB/月

データベースの自動接続機能

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

有料SSL

-

無料ドメイン

-

バックアップ復元費用

無料

データベース数

無制限

マルチドメイン数

無制限

アダルトサイトでの利用

可能

無料お試し期間

実質30日

セキュリティ対策

最低契約期間

3か月

メールアカウント作成数

無制限

完全無料プラン

-

プラン変更

可能

サポート体制

問い合わせフォーム

mixhostの速度は平均1.8秒でした。

mixhostは2021年の第三者機関の調査ではWordPress表示速度No.1の評価を得ており、速度面については期待していたのですが、現在はそこまで速くないようで残念です。

しかしmixhostには他にはないディスク容量が無制限であるというメリットがあります。

そのため、トップページに大きく画像を載せたり、商品を美麗な写真などで紹介する場合などに嵩むデータ量を気にせず配置することが可能です。

帯域幅も広く最大10Gbps用意されているため、たくさんの画像を使って見た目にこだわったサイト作りをしたいならうってつけと言えるでしょう。


ロリポップ

ロリポップ

項目

ロリポップの特徴

速度平均

0.7秒

高速化技術

LiteSpeed Cache

月額料金

99円~

初期費用

0円

サーバーOS

Linux(CentOS)

サーバーソフトウェア

Apache 2.4.x / LiteSpeed 5.4(上位プラン)

CPU

公表無し

ディスク容量

100GB~1.2TB

メモリ

不明

RAID構成

RAID50構成

帯域幅

最大1000Mbps

転送量の上限

無制限

データベースの自動接続機能

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

有料SSL

無料ドメイン

◯(契約中は永久無料)

バックアップ復元費用

無料

データベース数

無制限

マルチドメイン数

無制限

アダルトサイトでの利用

-

無料お試し期間

10日

セキュリティ対策

最低契約期間

1か月

メールアカウント作成数

無制限

完全無料プラン

-

プラン変更

可能

サポート体制

お問合せフォーム チャット(平日: 9:30〜13:00 14:00〜17:30) 電話(平日:10:00〜18:00)

ロリポップの表示速度は平均0.7秒でした。 WordPressで制作されたサイトの読み込み速度が速いのが特徴で、WordPressの利用を前提とするならおすすめできます。WordPressに特化して速い、ということで上位ランキングには含めませんでした。

特に初心者にオススメなレンタルサーバーサービスとして、下位プランであれば36ヶ月契約で月額換算99円~利用できます。

低価格でありながら、初めてのウェブサイト作成に必要な機能が揃っている点や、サポートも充実しており安心して初められるところがロリポップが初心者にオススメできる理由です。


wpX Speed

wpx speed

項目

wpX Speedの特徴

速度平均

0.8 秒

高速化技術

LiteSpeed、HTTP/3対応

月額料金

上限1,320円

初期費用

0円

サーバーOS

Linux

サーバーソフトウェア

nginx

CPU

公表無し

ディスク容量

200GB

メモリ

不明

RAID構成

NVMe RAID10構成

帯域幅

最大1000Mbps

転送量の上限

2.5TB/月

データベースの自動接続機能

-

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

有料SSL

-

無料ドメイン

-

バックアップ復元費用

無料

データベース数

無制限

マルチドメイン数

無制限

アダルトサイトでの利用

-

無料お試し期間

14日

セキュリティ対策

最低契約期間

1か月

メールアカウント作成数

無制限

完全無料プラン

-

プラン変更

可能

サポート体制

メール

wpX Speedの速度は平均0.8秒でした。

wpX Speedはエックスサーバー株式会社が提供するWordPress専用特化型のレンタルサーバーで、高速な読み込み速度を特徴としています。こちらもWordPressに特化のためランキングには含めませんでした。

Xserver、シンレンタルサーバーと同様にNVMe接続インターフェースを採用しており、従来のSATA SSDに比べて大幅に速い読み込み速度を実現しています。

キャッシュがなくても10倍以上速くなるようにチューニングされており、アカウントごとにサーバーリソースが確保されているため、他のアカウントの影響を受けにくい構造になっています。

また、時間課金制で、プランによってかかる金額の上限が定められているのも他のサービスとは少し異なる点です。


スターサーバー

スターサーバー

項目

スターサーバーの特徴

速度平均

1.4 秒

高速化技術

PHP高速化設定、nginx

月額料金(年額プラン)

138円~

初期費用

1650円

サーバーOS

Linux系

サーバーソフトウェア

nginx

CPU

公表無し

ディスク容量

100GB

メモリ

不明

RAID構成

RAID10

帯域幅

公表無し

転送量の上限

11TB/月

データベースの自動接続機能

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

有料SSL

-

無料ドメイン

バックアップ復元費用

無料

データベース数

30

マルチドメイン数

無制限

アダルトサイトでの利用

可能

無料お試し期間

14日

セキュリティ対策

最低契約期間

3か月

メールアカウント作成数

1000

完全無料プラン

-

プラン変更

可能

サポート体制

お問い合わせフォーム

スターサーバーの速度は平均1.4秒でした。

スターサーバーはネットオウル株式会社が運営するコストパフォーマンスに優れたクラウド型レンタルサーバーです。格安の料金設定でありながら、サーバースペックは一定の基準を満たし、ユーザーからの評価も高いです。

高速なWebサーバー「nginx」をこの価格帯で採用している点がポイントです。高速化の設定をちゃんと練れば、化ける可能性を秘めています。

最安プランでも50GBのディスク容量や月3TBの転送量を提供しており、価格に対する提供リソースのバランスが良いと言えます。

ただし、「エコノミー」プランではMySQLは利用できないため、メールサーバーとしての用途であれば…という感じなので、実際は月額220円~と考えたほうが良いかもしれません。

ハイスピードプランのみ初期費用が無料であり、月額料金も他と比べて高くはないので、ハイスピードプランを契約する前提で比較すると良いでしょう。


お名前.com

お名前.com

項目

お名前.comの特徴

速度平均

1.5 秒

高速化技術

nginx

月額料金

1078円

初期費用

0円

サーバーOS

CentOS / CentOS Stream / Ubuntu / Debian / Arch Linux / FreeBSD(選択式)

サーバーソフトウェア

nginx

CPU

公表無し

ディスク容量

250GB

メモリ

不明

RAID構成

RAID-30構成

帯域幅

100Mbps

転送量の上限

18TB/月

データベースの自動接続機能

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

有料SSL

無料ドメイン

バックアップ復元費用

無料

データベース数

無制限

マルチドメイン数

無制限

アダルトサイトでの利用

-

無料お試し期間

2か月

セキュリティ対策

最低契約期間

3か月

メールアカウント作成数

無制限

完全無料プラン

-

プラン変更

可能

サポート体制

メール お問い合わせフォーム

お名前.comの速度は平均1.5秒でした。

お名前.comでは、レンタルサーバーとドメインを同時に契約することで、独自ドメインの取得が無料になるというメリットがあります。

サーバーには大容量で十分なリソースがあり、WordPressの自動インストール、独自のアクセス解析、自動バックアップ機能が備わっており、ドメインとメールホスティングを一元的に管理することが可能です。

高速なレンタルサーバー比較一覧表

サービス名

速度平均

高速化技術

月額料金

初期費用

サーバーOS

サーバーソフトウェア

CPU

ディスク容量

メモリ

RAID構成

帯域幅

転送量の上限

データベースの自動接続機能

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

有料SSL

無料ドメイン

バックアップ復元費用

データベース数

マルチドメイン数

アダルトサイトでの利用

無料お試し期間

セキュリティ対策

最低契約期間

メールアカウント作成数

完全無料プラン

プラン変更

サポート体制

Xserver

0.7秒

Xアクセラレータ、XPageSpeed、KUSANAGI、NVMe SSD、AMD EPYC、nginx

990円~

0円

Linux (詳細非公開)

apache 2.4.x / nginx

第3世代「AMD EPYC™」(コードネーム「Milan」)

300~500GB(NVMeSSD)

DDR4-3200

RAID10構成

100Mbps

無制限

無料

無制限

無制限

-

10日間

1か月

無制限

50

可能

お問合せフォーム チャット(平日:10:00〜18:00) 電話(平日:10:00〜18:00)

シンレンタルサーバー

0.9 秒

Xアクセラレータ、XPageSpeed、KUSANAGI、NVMe SSD、AMD EPYC、nginx

770円~

0円

Linux(詳細非公開)

nginx

第3世代「AMD EPYC™」(コードネーム「Milan」)

300~600GB(NVMeSSD)

DDR4-3200

NVMe RAID10構成

最大10Gbps

900GB/日

-

無料

無制限

無制限

-

10日間

3ヵ月

無制限

-

メール(24時間365日)

ConoHa WING

1.1秒

nginx、LiteSpeed LSAPI

678円~

0円

CloudLinux

Apache + nginx

性能不明

300~500GB(SSD)

性能不明

RAID10構成

100Mbps

無制限

-

◯(契約中は無料)

無料

無制限

無制限

不可

キャンペーンに依存

3か月

無制限

なし

メール、チャット、電話(平日:10:00〜18:00対応)

Colorfull Box

1.3 秒

LiteSpeed、HTTP/3対応

528円~

0円(1ヶ月契約の場合は2200円)

CloudLinux(詳細非公開)

LiteSpeed 6.x.x

Intel Xeon 52コア 80スレッド (おそらく第 3 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー)

150~1000GB

DDR4-3200 / DDR5 (CPUが間違いなければ)

RAID10

10Gbps

無制限

-

無料

無制限

無制限

30日

1か月

無制限

-

可能

メール、ライブチャット(営業時間)、電話(営業時間)

mixhost

1.8 秒

LiteSpeed、HTTP/3対応、NVMe SSD

968円~

0円

CloudLinux(詳細非公開)

LiteSpeed

Intel Xeon 24コア48スレッド(おそらく第 3 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー)

無制限(NVMeSSD)

DDR4-3200 / DDR5 (CPUが間違いなければ)

RAID10

最大10Gbps

18TB/月

-

-

無料

無制限

無制限

可能

実質30日

3か月

無制限

-

可能

問い合わせフォーム

ロリポップ

0.7秒(WordPress特化)

LiteSpeed Cache

99円~

0円

Linux(CentOS)

Apache 2.4.x / LiteSpeed 5.4(上位プラン)

公表無し

100GB~1.2TB

不明

RAID50構成

最大1000Mbps

無制限

◯(契約中は永久無料)

無料

無制限

無制限

-

10日

1か月

無制限

-

可能

お問合せフォーム チャット(平日: 9:30〜13:00 14:00〜17:30) 電話(平日:10:00〜18:00)

wpX Speed

0.8 秒(WordPress特化)

LiteSpeed、HTTP/3対応

上限1,320円

0円

Linux

nginx

公表無し

200GB

不明

NVMe RAID10構成

最大1000Mbps

2.5TB/月

-

-

-

無料

無制限

無制限

-

14日

1か月

無制限

-

可能

メール

スターサーバー

1.4 秒

PHP高速化設定、nginx

138円~

1650円

Linux系

nginx

公表無し

100GB

不明

RAID10

公表無し

11TB/月

-

無料

30

無制限

可能

14日

3か月

1000

-

可能

お問い合わせフォーム

お名前.com

1.5 秒

nginx

1078円

0円

CentOS / CentOS Stream / Ubuntu / Debian / Arch Linux / FreeBSD(選択式)

nginx

公表無し

250GB

不明

RAID-30構成

100Mbps

18TB/月

無料

無制限

無制限

-

2か月

3か月

無制限

-

可能

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料金の安さで比較

サービス名

月額料金

初期費用

速度平均

ロリポップ

99円~

0円

0.7秒(WordPress特化)

スターサーバー

138円~

1650円

1.4 秒

Colorfull Box

528円~

0円

1.3 秒

ConoHa WING

678円~

0円

1.1秒

シンレンタルサーバー

770円~

0円

0.9 秒

Xserver

990円~

0円

0.7秒

mixhost

968円~

0円

1.8 秒

お名前.com

1078円

0円

1.5 秒

wpX Speed

上限1,320円

0円

0.8 秒(WordPress特化)

上記の表は一覧表から月額料金、初期費用、速度平均を抜粋したものです。

もちろん、各サービスの最小プランの構成にも差があります。

例えば超低価格で利用できるロリポップスターサーバーに関しては、最低プランはメールサーバー運用ができるくらいの能力しか持ち合わせていません。

用途と予算を照らし合わせ、コストパフォーマンスの良い最適なサービスを選択する必要があります。


導入している高速化技術で比較

サービス名

高速化技術

Xserver

Xアクセラレータ、XPageSpeed、KUSANAGI、NVMe SSD、AMD EPYC、nginx

シンレンタルサーバー

Xアクセラレータ、XPageSpeed、KUSANAGI、NVMe SSD、AMD EPYC、nginx

ConoHa WING

nginx、LiteSpeed LSAPI

Colorfull Box

LiteSpeed、HTTP/3対応

mixhost

LiteSpeed、HTTP/3対応

ロリポップ

LiteSpeed Cache

wpX Speed

LiteSpeed、HTTP/3対応

スターサーバー

PHP高速化設定、nginx

お名前.com

nginx

高速化技術に関してはエックスサーバー株式会社が運営するXserverシンレンタルサーバーが突出しています。

この2つのサービスには、「最新技術がシンレンタルサーバーに導入され、しばらくしてからXserverにその機能が降りてくる」という関係性があります。

2023年11月時点では、両サービスの機能は同じとなっているため機能に差はないですが、今後新しい機能やハードウェアの導入が先にされるのはシンレンタルサーバーの方が先です。

機能の革新性と安さで選ぶならシンレンタルサーバー機能の速度と安定性で選ぶならXserverとなります。


スペックで比較

各サービスの提供するスペックの近いプランで比較し、コストパフォーマンスについてみていきます。

比較には6コア8GBの性能を持つプラン、またはそれに近いプランをピックアップし、月額料金の安い順に表にしてみました。

サービス名

プラン名(vCPU/メモリ)

料金(初期費用)

ディスク容量

転送量上限

CPU性能

OS

ロリポップ

スタンダード(割当不明)

440円/月~(無料)

300GB

無制限

公表無し

Linux(CentOS)

スターサーバー

ハイスピード(割当不明)

550円/月~(無料)

320GB

27,000GB/月

公表無し

Linux系

ConoHa WING

ベーシック(6core/8GB)

643円/月~(無料)

300GB

無制限

公表無し

CloudLinux

シンレンタルサーバー

ベーシック(6core/8GB)

770円/月~(無料)

300GB

無制限

第3世代「AMD EPYC™」(コードネーム「Milan」)

Linux(詳細非公開)

Xserver

スタンダード(6core/8GB)

990円/月~(無料)

300GB

無制限

第3世代「AMD EPYC™」(コードネーム「Milan」)

Linux (詳細非公開)

Colorfull Box

BOX2(6core/8GB)

968円/月~ 初月のみ484円

300GB

無制限

Intel Xeon 52コア 80スレッド

CloudLinux(詳細非公開)

mixhost

スタンダード(割当不明)

968円/月~

無制限

無制限

Intel Xeon 24コア48スレッド

CloudLinux(詳細非公開)

wpX Speed

W3(4core/8GB)

8.8円/時・上限5,280円(無料)

400GB

22.5TB/月

公表無し

Linux

お名前.com

RSプラン(割当不明)

1078円/月(無料)

250GB

18TB/月

公表無し

CentOS / CentOS Stream / Ubuntu / Debian / Arch Linux / FreeBSD(選択式)

CPUの割当が不明のサービスに関しては、ディスク容量が近いプランを選択し比較しています。

最低価格で比較したものとそこまで大きくは変わりませんでした。やはりコスパの面ではロリポップが最も優れていると言えるでしょう。

他と比べて機能やサポートが充実しており、なおかつコスパも良いのはConoha WING料金は少し上がるが更に機能を充実させ速度計測でも1番だったXserver、というような位置づけとなります。

高速なレンタルサーバーがおすすめな理由

各レンタルサーバーの速度について実測を元に比較してきましたが、どうして速度が重要なのでしょうか?ポイントを紹介していきます。

ユーザーが離脱しない

まず、ユーザー体験において速度は決定的な役割を果たします。

ウェブサイトが速く表示されることで、ユーザーは快適に情報を得ることができ、サイト内での行動もスムーズになります。

逆に、ページの読み込みに時間がかかると、ユーザーはその待ち時間にイライラしてしまい、ページが表示される数秒の間に離脱してしまいます。 実際、多くの調査によると、読み込み時間が1秒遅れるだけで、ページ離脱率は大幅に上昇すると言われており、3秒待たされた場合の離脱率が80%であるという結果もあるようです。

ユーザーが離脱しないためにも、高速なレンタルサーバーが推奨されます。

サイト速度はSEOで重要な基準

サイトの速度はSEOで重要な基準の一つとされているようです。

検索エンジンは、ユーザーに最適な検索結果を提供するために、サイトの読み込み速度をランキングの要因の一つとして考慮しているようです。

応答速度の速いサイトは、検索結果で上位に表示されやすくなり、それによってより多くの訪問者を獲得することができます。

SEOの観点からも、高速なレンタルサーバーを選択することは不可欠であるといえるでしょう。

回線速度はどんな要素で決まる?

回線速度の決まる要素

サーバーの高速化技術

各レンタルサーバーサービスがどのような高速化技術を取り入れているか、またその高速化技術がどのような場面に活きてくるのか、を明確に把握しておく必要があります。

例えばロリポップwpX speedは他サービスと比べると速度が早い部類に分類されますが、これはWordPressでサイトを制作している場合のみです。

上記の例以外にも高速化技術にはキャッシングシステムやコンテンツ配信ネットワーク(CDN)の利用などが含まれ、これらはサイトの読み込み速度を大幅に改善することができます。

キャッシングは頻繁にアクセスされるデータを一時的に保存し、CDNはユーザーに最も近いサーバーからコンテンツを配信することで、読み込み時間を短縮します。

用途に合わせて適切な技術を取り入れていてかつコスパの良い選択ができると良いでしょう。

サーバーのCPU・メモリ・ディスク

サーバーのハードウェアスペック、すなわちサーバーのCPU・メモリ・ディスクの性能が速度に大きく影響します。

上記で紹介した同じCPU6コアのスペックを持つプランでもそもそものCPU性能が違えば発揮できるパフォーマンスは全く異なります。

CPUの処理能力が高いほど、複雑な計算やデータベースのクエリを迅速に処理でき、メモリの容量が十分であれば、より多くのデータを一時的に保持し、高速にアクセスすることが可能です。

また、ディスクの読み書き速度も、サイトの応答速度に直結します。

これらの面から、サーバーに導入されているシステムのスペックを確認することはとても重要です。

サーバーに係る負荷の大きさ

サイトのトラフィックが多い場合や、リソースを多く消費するアプリケーションを実行している場合は、サーバーにかかる負荷が増大し、結果として速度が低下する可能性があります。

サーバーの混雑度

サーバーの混雑度も無視できません。共有サーバーの場合、他のユーザーのサイトとリソースを共有しているため、他のサイトのトラフィックが多いと、自サイトの速度が影響を受けることがあります。

リソース保証のあるサービスなら安心

とくにサーバーにアクセスが集中するピークタイムの負荷や、混雑度の影響を受けたくない場合にはリソース保証のあるサービスを選択するのがおすすめです。

各サービスのリソース保証対応に関しては以下の表を御覧ください。

サービス名

リソース保証

Xserver

シンレンタルサーバー

リザーブドプラン(料金が上がる)

ConoHa WING

リザーブドプラン(料金が上がる)

Colorfull Box

なし(ユーザー制限の方針)

mixhost

なし

ロリポップ

なし

wpX Speed

スターサーバー

なし

お名前.com

なし

Xserverが通常プランで唯一リソース保証を取り入れています。

シンレンタルサーバーConoHa WINGにも別プランとして用意はありますが、通常料金よりも倍くらいの料金になってしまうため、他の機能の恩恵も踏まえて選択が必要です。


PHPのバージョン

PHPのバージョンもサイトの速度に影響を与えます。

新しいバージョンのPHPは、古いバージョンに比べて多くのパフォーマンス改善が施されており、速度の向上が期待できます。

サーバーのロケーション

サーバーのロケーションは、ユーザーの地理的位置によってサイトの読み込み速度に差が出る原因となります。

ユーザーに近い場所にサーバーがあればあるほど、データの伝送時間が短くなり、速度が向上します。

今回紹介したサービスはどれも日本にDCを設けているサービスとなりますので、日本国内向けにサイトを設置するのであればどこを選んでも問題ありません。

サイトの表示速度を速くする方法

サイトの表示速度を速くする方法

サービス側で取り入れられている高速化技術も大事ですが、最も重要なのはサイトを高速化するためのサイトの改善を日々行うことです。

すでにサイトをお持ちの場合は「PageSpeed Insights」を利用して、自分のサイトを検索してみましょう。

ここではサイトのパフォーマンスを見ることができ、どのような要因が読み込みの妨げになっているかが人目で確認できます。

要因をひとつひとつ改善していき、契約しているレンタルサーバーのパフォーマンスを常にフル活用するのが高速化の最も重要なポイントです。

高速なレンタルサーバーを使用する

そもそもの速度の期待値が低ければどれだけ施策を行ったところで高速化はできません。

サーバーの応答時間はサイト全体の速度に直接影響するため、高性能でページの表示速度の期待値の高いサーバーを選択することが重要です。

サーバーのスペック、帯域幅、そしてサーバーの物理的な位置などが、この選択において考慮すべき要素です。

画像やテキストの最適化を行う

ウェブページの高速化の施策において、最適化は重要な施策の一つです。

画像はウェブサイトのデータ量の大部分を占めることが多いため、画像のサイズを適切に圧縮し、フォーマットを選ぶことで読み込み時間を短縮できます。

また、テキストに関しては、不要なコードを削除し、圧縮を行うことで、データ量を減らすことができます。

キャッシュ時間を長く設定する

キャッシュ時間を長く設定することも、サイトの速度向上に寄与します。

キャッシュを利用することで、ユーザーが再訪問した際にサーバーから同じデータを再度ダウンロードする必要がなくなり、結果として表示速度が速くなります。

定期的なパフォーマンステストも重要

このテーマの冒頭で紹介したように、外部ツールを用いてパフォーマンステストを行い、常にサイトの速度を維持し、改善し続けることを意識しましょう。

パフォーマンステストを通じて、サイトのどの部分がボトルネックになっているのかを特定し、それを解消することで、サイト全体の速度を向上させることができます。

速度の早いレンタルサーバーまとめ

速度の早いレンタルサーバーについてまとめ
  • 価格と性能の両方のバランスがいいのはConoHa WING
  • 価格が少し高くなってもいいから最速と安定を求めるならXserver
  • 定期的なパフォーマンステストと改善でサーバー性能を発揮しよう

今回は「どこも最速ってHPに乗ってる気がするけど結局どこが1番早いのだろう…」という疑問から、実際に各社サービスを計測し比較してみました。

各サービスの速度の数値に関しては筆者の環境での速度ですので、皆さんの環境でも同じ速度にならない場合もありますが、同環境下での速度比較はできているかと思いますので、一定の参考程度にしていただけると幸いです。

レンタルサーバーの速度はウェブサイトの快適性や訪問数に直結しますので、しっかりと吟味しましょう。