
「エックスサーバーとシン・レンタルサーバーの違いって何?」
「エックスサーバーとシン・レンタルサーバーはどっちがおすすめ?」
このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
エックスサーバーとシン・レンタルサーバーはどちらも「エックスサーバー株式会社」が運営するレンタルサーバーですが、それぞれ異なるメリット・デメリットが存在します。
そこでここでは、エックスサーバーとシン・レンタルサーバーの違いについて解説します!
- エックスサーバーは安定性とサポート体制が良い
 - シン・レンタルサーバーは料金が安くて表示速度が速い
 - シン・レンタルサーバーはアダルトサイトの運用が可能
 
このページにはプロモーションが含まれています
エックスサーバーとシン・レンタルサーバーの違いは?
エックスサーバーとシン・レンタルサーバー、それぞれの特徴と違いを明確に理解しましょう。ここでは、両サーバーの独自の強みと特性を掘り下げています。
エックスサーバーの特徴

項目  | エックスサーバーの特徴  | 
|---|---|
主なプラン  | スタンダード  | 
月額料金  | 990円~  | 
初期費用  | 0円  | 
サーバーOS  | Linux (詳細非公開)  | 
サーバーソフトウェア  | apache 2.4.x / nginx  | 
CPU  | 第3世代「AMD EPYC™」(コードネーム「Milan」)  | 
ディスク容量  | 500GB~  | 
メモリ  | DDR4-3200  | 
RAID構成  | RAID10構成  | 
帯域幅  | 実質100Mbps  | 
転送量の上限  | 無制限  | 
データベースの自動接続機能  | ◯  | 
Wordpressインストール  | ◯  | 
無料SSL化  | ◯  | 
有料SSL  | ◯  | 
無料ドメイン  | ◯  | 
バックアップ復元費用  | 無料  | 
データベース数  | 無制限  | 
マルチドメイン数  | 無制限  | 
アダルトサイトでの利用  | -  | 
無料お試し期間  | 10日間  | 
セキュリティ対策  | ◯  | 
最低契約期間  | 1か月  | 
メールアカウント作成数  | 無制限  | 
完全無料プラン  | ◯  | 
プラン変更  | 可能  | 
サポート体制  | お問合せフォーム チャット(平日:10:00〜18:00) 電話(平日:10:00〜18:00)  | 
エックスサーバーは国内シェアNo.1のレンタルサーバーで、その高速性、使いやすさ、充実した機能、そして堅牢なセキュリティとバックアップ機能により、個人ブロガーから法人まで広く利用されています。
NVMeSSDの導入や高速なWordPress実行環境の「KUSANAGI」、先進のAMD EPYC™CPUの使用など、サーバーの高速化に力を入れています。
このような特徴から、エックスサーバーは安心感があり、困った際には豊富な情報をネットで容易に見つけられる点も魅力です。
さらに、エックスサーバーでは定期的なキャンペーンがあり、利用料金のキャッシュバックや独自ドメインの永久無料特典などが提供されています。
ただし、格安サーバーと比較すると料金が高めであり、初心者や小規模利用者にとってはサービス過剰と感じられることがあるため、必要ない機能が多いと感じる場合はシンプルなレンタルサーバーの検討も一つの選択肢となるでしょう。
シン・レンタルサーバーの特徴

項目  | シン・レンタルサーバーの特徴  | 
|---|---|
主なプラン  | ベーシックプラン  | 
月額料金  | 770円~  | 
初期費用  | 無料  | 
サーバーOS  | Linux(詳細非公開)  | 
サーバーソフトウェア  | nginx(エンジンエックス)  | 
CPU  | 第3世代「AMD EPYC™」(コードネーム「Milan」)  | 
ディスク容量  | 700GB~  | 
メモリ  | DDR4-3200  | 
RAID構成  | NVMe RAID10構成  | 
帯域幅  | 最大10Gbps  | 
転送量の上限  | 900GB/日  | 
データベースの自動接続機能  | -  | 
Wordpressインストール  | ◯  | 
無料SSL化  | ◯  | 
有料SSL  | ◯  | 
無料ドメイン  | ◯  | 
バックアップ復元費用  | 無料  | 
データベース数  | 無制限  | 
マルチドメイン数  | 無制限  | 
アダルトサイトでの利用  | -  | 
無料お試し期間  | 10日間  | 
セキュリティ対策  | ◯  | 
最低契約期間  | 3ヵ月  | 
メールアカウント作成数  | 無制限  | 
完全無料プラン  | -  | 
プラン変更  | ◯  | 
サポート体制  | メール(24時間365日)  | 
シン・レンタルサーバーは、エックスサーバーと同じ運営会社が提供するサービスで、特にコストパフォーマンスと革新性に重点を置いています。
このサービスでは、エックスサーバーと同様に最新の技術「NVMe」を導入しており、これによって高速なサーバー環境を実現しています。さらに、エックスサーバーと同等のシステムをより低い月額利用料で提供しているため、コストを抑えたいユーザーには適しています。
シン・レンタルサーバーの大きなメリットは、他ユーザーの影響を受けにくいサーバーリソースの厳格な管理と、低価格で高性能なサービスの提供です。
一方で、デメリットとしては、安定性がエックスサーバーと比較して劣る点が挙げられます。。また、比較的新しいサービスであるため、長期の運用実績に基づく信頼性には劣るかもしれません。
シン・レンタルサーバーでは、新機能が導入されると、それがXserverにも後に追加されるという流れがあります。料金面では、エックスサーバーが安定性と充実したサポート体制を重視しているため、料金はやや高めですが、シン・レンタルサーバーは低価格でエックスサーバーと同等以上のシステムを利用できることが最大の利点となっています。
エックスサーバーとシン・レンタルサーバーを項目別で比較

料金プランを比較
サーバー名  | プラン  | 月額料金(最安)  | 初期費用  | 
|---|---|---|---|
エックスサーバー  | スタンダード  | 990円  | 0円  | 
シンレンタルサーバー  | ベーシック  | 770円  | 0円  | 
シン・レンタルサーバーは料金の安さが特徴で、特に長期契約では月額がさらに割安になります。例えば、ベーシックプランの36ヶ月契約では月額770円となり、更新料金も比較的低めです。
また、エックスサーバーはシン・レンタルサーバーと同様の36ヶ月契約で、月額料金が990円と少し高いですが、安定性とサポート体制に重点を置いています。
このように、料金で比較すると基本的にはシン・レンタルサーバーの方に軍配が上がります。
サーバーの表示速度を比較
サービス名  | 表示速度平均  | 高速化技術  | 
|---|---|---|
エックスサーバー  | 0.7秒  | Xアクセラレータ、XPageSpeed、KUSANAGI、NVMe SSD、AMD EPYC、nginx  | 
シンレンタルサーバー  | 0.9 秒  | Xアクセラレータ、XPageSpeed、KUSANAGI、NVMe SSD、AMD EPYC、nginx  | 
シン・レンタルサーバーは最新技術を迅速に導入し、高速性を重視しています。新技術が出る際には先駆けて導入されています。
ただし弊社が実際に測定したところ、エックスサーバーの方が優れた表示速度を記録しました。これはサーバーの安定性が速度に良い影響を与えたのだと推測されます。
とはいえどちらのサーバーでも表示速度が非常に速いことに変わりはなく、快適にサイト運営を行うことができるでしょう。
表示速度の計測方法
ここで記載している表示速度の計測方法は、そのレンタルサーバーサービスを使用して設置されているウェブページを探して訪問し、「PageSpeed Insights」を使用して、ページが表示されるまでにかかった時間を測っています。
なお、こちらの比較については、筆者の環境下においての計測となるため、必ずしも皆さんの環境でも同じ結果が得られるわけではありません。
また、検証につかうサイトはランダムに選出していますが、同じレンタルサーバーでもサイトが異なれば速度結果は変わりますので、あくまで今回の計測結果は参考の一つとしてご覧下さい。
リソースを比較
サービス名  | プラン名(vCPU/メモリ)  | ディスク容量  | 転送量上限  | CPU性能  | OS  | リソース保証  | 
|---|---|---|---|---|---|---|
エックスサーバー  | スタンダード(6core/8GB)  | 500GB~  | 無制限  | 第3世代「AMD EPYC™」(コードネーム「Milan」)  | Linux (詳細非公開)  | ◯  | 
シンレンタルサーバー  | ベーシック(6core/8GB)  | 700GB~  | 無制限  | 第3世代「AMD EPYC™」(コードネーム「Milan」)  | Linux(詳細非公開)  | リザーブドプラン(料金が上がる)  | 
リソースについては基本的に差はありません、ただしエックスサーバーはリソース保証が付いていますが、シンレンタルサーバーには付いていません。リザードプランにすれば料金が上がりますが、リソースの保証を付けることができます。
しかし、リザードプランのベーシックでは料金が770円から968円に上がるため、エックスサーバーと料金面の差もほぼ無くなってしまいます。
そのためリソース保証を重視するのであればエックスサーバーがおすすめと言えるでしょう。
セキュリティを比較
サービス名  | 無料SSL化  | 有料SSL  | 自動バックアップ  | バックアップ復元費用  | セキュリティ対策  | 
|---|---|---|---|---|---|
エックスサーバー  | ◯  | ◯  | 14日間  | 無料  | ◯  | 
シンレンタルサーバー  | ◯  | ◯  | 14日間  | 無料  | ◯  | 
両サーバーともにセキュリティは「万全」と評価できます。独自ドメインへのSSL化、有料での独自SSL、自動バックアップ、WAFなどの機能が提供されています。
しかし、シン・レンタルサーバーの方が最新のセキュリティ技術を積極的に導入しているという違いがあります。
ドメイン・メール機能を比較
サービス名  | 無料ドメイン  | マルチドメイン数  | メールアカウント作成数  | アダルトサイトでの利用  | 
|---|---|---|---|---|
エックスサーバー  | ◯  | 無制限  | メールアカウント作成数  | 不可能  | 
シンレンタルサーバー  | ◯  | 無制限  | メールアカウント作成数  | 可能  | 
エックスサーバーではドメインが2つまで永久無料ですが、シン・レンタルサーバーでは1つ無料となっています。メールアカウントに関しては、両サーバーともに無制限で提供されています。
また、シン・レンタルサーバーではアダルトサイトでの利用が可能となっているため、アダルトサイトでの利用を考えている場合はシン・レンタルサーバーがおすすめです。
口コミ・評判を比較
Web用サーバーに「シンレンタルサーバー」を利用して約2年ほど経過しましたが、大きな障害も無く安定している印象です。「エックスサーバー」と比較してもスペックに違いは無く、月額利用料が385円~。コスパが高いですね☆彡
独自ドメインでサイト運営する時悩むのがレンタルサーバーかなと思うのですが、一般ならエックスサーバー、アダルトならシン・レンタルサーバーかなと思います。またシン・レンタルサーバーならアダルト系の情報発信のサーバーにも使用できてお得です。
シンレンタルサーバーを薦めているツイートを見かけますが、コンパネはエックスサーバーではなくて、Wpxに近い見た目になってます。
速度が速いのは利用者が少ないからでしょう。
共有サーバーなので、いずれ遅くはなると。
シンレンタルサーバーは数年間の利用で大きな障害がなく、月額利用料が385円からとコストパフォーマンスに優れています。
アダルト系のサイト運営にも対応するなど用途の柔軟性があり、コントロールパネルはWPXに近いデザインです。
一方、エックスサーバーは一般的なサイト運営に適しており、独自のコントロールパネルを持っています。
両サーバー間で大きなスペックの違いはなく、シンレンタルサーバーは幅広い用途に適している一方で、エックスサーバーは一般的な用途に特化しており、安定性とサポートを重視するユーザーに適しています。
エックスサーバーとシン・レンタルサーバーはどっちがおすすめ?
エックスサーバーとシン・レンタルサーバー、どちらがあなたに最適なのでしょうか。
それぞれのサーバーがおすすめなユーザーの特徴を解説します。
エックスサーバーがおすすめな人
エックスサーバーは、その安定性とアクセス耐性の高さから、クライアントのWEBサイトやWEBサービスの本番環境での安定稼働を重視する方に適しています。
また、個人のブログやポートフォリオサイトの運営にも優れた機能を提供しており、安定した運用が可能です。
国内シェアNo.1を誇るこのレンタルサーバーは、多くのブロガーやアフィリエイターに利用されており、直感的な操作でWordPressのインストールやサーバー設定が行えるため、初心者にも扱いやすいのが特徴です。
セキュリティ対策やバックアップ機能も充実しており、万が一の事態にも対応できる体制が整っています。
また独自ドメインも永久無料で提供されるため、初心者や安定性を重視する方、豊富なサポートとセキュリティ機能を求める方に特におすすめです。
シン・レンタルサーバーがおすすめな人
シン・レンタルサーバーは、サイトの表示速度にこだわる方に特におすすめのレンタルサーバーです。このサーバーは高速化技術を導入しており、最速性能を目指しています。
また、月額料金がエックスサーバーよりも安く、コストパフォーマンスに優れている点も魅力です。サーバー移行代行サービスが無料で提供されているため、他社からの乗り換えを検討している方にも適しています。
また、シン・レンタルサーバーは最新技術を迅速かつ積極的に取り込むことが特徴で、検証用の開発環境としても利用するのに適しています。さらに、コンテンツ制限がないため、一般的なレンタルサーバーでは難しいアダルトサイトの運用も可能です。
このように、リーズナブルな価格で高速のレンタルサーバーを求める方、サイトの表示速度を重視する方、新しい技術の検証や開発環境を必要とする方、またアダルトサイトの運営を考えている方にシン・レンタルサーバーが適しています。
WordPressを使うならwpXスピードも検討しよう
wpX Speedはエックスサーバー株式会社が運営するWordPressに特化したレンタルサーバーで、高速な読み込み速度が特徴です。
このサーバーは、次世代のNVMe接続インターフェースを採用し、従来のSATA SSDに比べて大幅に速い読み込み速度を実現しています。WordPressサイトはキャッシュがなくても10倍以上の高速化が可能で、アカウントごとにサーバーリソースが確保されているため、他のアカウントの影響を受けにくい構造です。
wpX Speedのメリットは、WordPressに特化した高速表示、オートスケール機能による安定したサイト動作、充実したセキュリティ対策です。
一方で、デメリットとしてはWordPress以外のサイト運営には非対応、エックスサーバーと比べて高い月額料金、無料試用期間やクイックスタート機能の不提供、独自ドメインの無料特典の不提供、稼働率の非公開による安定性への不安が挙げられます。また、時間課金制でプランによる金額の上限設定が他のサービスと異なる点です。
エックスサーバーとシン・レンタルサーバーの違いまとめ
- エックスサーバーは安定性とサポート体制が良い
 - シン・レンタルサーバーは料金が安くて表示速度が速い
 - シン・レンタルサーバーはアダルトサイトの運用が可能
 
今回はエックスサーバーとシン・レンタルサーバーの違いについて説明しました。
エックスサーバーは安定性とサポート体制が良いサーバーです。
シン・レンタルサーバーはエックスサーバーと性能がほとんど変わらないので、料金を重視するのであれば、シン・レンタルサーバーの方がおすすめです。



