「ガールズバー」とは、女性スタッフがカウンター越しに接客する飲食店の一種です。
キャバクラやスナックと似たイメージを持たれがちですが、接客スタイルや料金システムに違いがあります。
本記事では、ガールズバーの特徴やキャバクラ・スナックとの違い、バイト事情について詳しく解説します。
ガールズバーについて知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
「ガールズバー」とは?
まず初めに、「ガールズバー」の特徴やキャバクラ・スナックとの違いについて解説します。
「ガールズバー」ってどんな場所?
ガールズバーは、バーテンダーが女性中心のショットバーで、カウンター越しに女性スタッフがお酒を提供し、会話を楽しむ飲食店です。
基本的に風俗営業ではなく、一般の飲食店として分類されるため、深夜や朝方まで営業が可能です。
お酒を飲みながら、軽い会話を楽しむ場所として人気があり、一般的なバーよりもアットホームな雰囲気が特徴的です。
キャバクラとの違い
キャバクラは風俗営業に該当し、深夜0時以降の営業が禁止されていますが、ガールズバーは一般の飲食店として営業許可を受けているため、24時間営業が可能です。
接客スタイルにも大きな違いがあり、キャバクラでは女性が客の隣に座って接客を行いますが、ガールズバーではカウンター越しの接客のみとなります。そのため、キャバクラほど密接な接客はなく、よりカジュアルな雰囲気の中で会話を楽しめるのが特徴です。
また、料金システムも異なり、キャバクラではセット料金や指名料、ドリンク代などが加算されるため高額になりやすいのに対し、ガールズバーは基本的にチャージ料とドリンク代のみで、比較的安価で利用できます。
スナックとの違い
スナックは20代後半から中高年の女性が多く活躍するのに対し、ガールズバーは20-25歳の若い女性が中心です。
スナックは、お客様と隣に座って会話を楽しんだり、カラオケで盛り上がったりすることが一般的です。
一方、ガールズバーはカジュアルでフレンドリーな雰囲気で、主にカウンター越しの会話を楽しむ場所となっています。
「ガールズバー」に年齢制限はある?
ガールズバーには、働く側と利用する側それぞれに年齢制限があります。以下では、その詳細を解説します。
働く側は18歳以上
ガールズバーで働くことができるのは、基本的に18歳以上の人に限られます。これは、労働基準法により18歳未満の深夜労働が禁止されているためです。
ガールズバーは深夜営業を行う店舗が多く、勤務時間が22時以降になることが一般的なため、未成年の労働は制限されています。
ただし、18歳以上であっても高校生の雇用は法律で禁止されているため、高校卒業後でなければ働くことはできません。
また、ガールズバーではお酒を提供する業務が含まれるため、働く側が未成年の場合、アルコールの取り扱いには注意が必要です。
利用する側は20歳以上
ガールズバーを利用できるのは、20歳以上の人に限られます。これは、日本の法律でアルコールの提供が20歳以上に制限されているためです。
ガールズバーは飲食店として営業しているため、未成年が入店することは原則禁止されています。特に、身分証明書の提示を求める店舗も多く、年齢確認が厳しく行われるケースもあります。
また、未成年の入店が発覚した場合、店舗側が法律違反となる可能性があるため、厳格に年齢制限を守っているところがほとんどです。
「ガールズバー」を最大限満喫する方法
ガールズバーをより楽しむためには、いくつかのポイントがあります。ここでは、最大限満喫する方法を紹介します。
自身の好きなコンセプトのお店を選ぶ
ガールズバーには、制服、コスプレ、アニメ、スポーツなど、さまざまなコンセプトの店舗があるため、まずは自分の興味のあるジャンルや雰囲気に合ったお店を選びましょう。
例えば、アニメやゲームが好きな人は、アニメ系のガールズバーを選ぶことで、共通の話題で盛り上がることができます。
スポーツ好きなら、スポーツ観戦が楽しめるガールズバーに行けば、試合を見ながらスタッフと一緒に応援することも可能です。
普段行かない場所にも行ってみる
また、いつもと違うエリアのお店を訪れることで、新しい出会いや発見があるかもしれません。
地域によってガールズバーの雰囲気や料金システムが異なり、同じ業態でも違った楽しみ方ができます。
例えば、繁華街のガールズバーは活気があり、にぎやかな雰囲気の中で楽しめる一方、落ち着いたエリアの店舗では、スタッフとの距離が近く、じっくりと会話を楽しむことができるかもしれません。
また、観光地のガールズバーでは、地元ならではの特色が感じられることもあります。
リラックスした雰囲気を楽しむ
ガールズバーの魅力の一つは、キャバクラと比べてカジュアルな雰囲気の中で気軽に会話を楽しめる点です。
キャバクラのように高額な指名料や同伴制度がなく、堅苦しい接客もないため、自然体で過ごすことができます。
お酒を飲みながら、スタッフとの会話を楽しむだけでなく、リラックスしてその場の雰囲気を味わうことも大切です。
スタッフもフレンドリーに接してくれるため、構えすぎずに自然体で会話を楽しむことで、より充実した時間を過ごすことができます。
カラオケやダーツなどのアクティビティを楽しむ
ガールズバーの中には、カラオケやダーツ、ゲーム機などのアクティビティが用意されているお店もあります。
お酒を飲みながら、こうしたアクティビティを楽しむことで、スタッフとの距離が縮まり、より親密なコミュニケーションが取れることがあります。
カラオケが好きな人は、スタッフと一緒にデュエットを楽しんだり、お気に入りの曲を披露することで場が盛り上がります。
ダーツやゲームが得意な人は、スタッフと対戦することで一層楽しむことができるでしょう。
お店の人と顔見知りになる
ガールズバーをより楽しむためには、スタッフと顔見知りになるのも一つの方法です。
定期的に通うことで、スタッフとの関係が深まり、より親しみやすい雰囲気の中で楽しめるようになります。
常連になると、スタッフが好みのドリンクや会話の内容を覚えてくれることもあり、特別感を感じられるようになります。
また、お店によっては、常連客向けの特別なサービスや割引が受けられる場合もあるため、通い続けるメリットもあります。
混雑していない時間帯を選ぶ
ガールズバーを落ち着いて楽しみたい場合は、比較的空いている時間帯を狙うのがおすすめです。
例えば、オープン直後や平日の早い時間帯は、客が少なく、スタッフとゆっくり会話を楽しむことができます。
特に、混雑している時間帯だとスタッフが忙しく、じっくりと話すことが難しい場合もありますが、空いている時間であれば、一対一でリラックスした会話を楽しめることが多くなります。
また、初めて訪れる場合にも、空いている時間帯の方が落ち着いてお店の雰囲気を知ることができるため、安心して楽しむことができます。
「ガールズバー」の料金プラン
ガールズバーの料金プランは、地域やお店によって異なります。ここでは、基本的な料金体系や相場について解説します。
セット料金
基本料金システムは以下のようになっています:
- 1セット(60分)で3,000円~4,000円が一般的
- 飲み放題付きが多く、ドリンクメニューはウイスキー、焼酎、ワインなどが基本
- 地方と都心部で料金に差があり、都心部は高めの傾向
追加料金
一般的な追加料金の項目と相場価格を以下の表にまとめました:
項目 | 相場価格 |
キャストドリンク | 800円~1,000円/杯 |
指名(リクエスト)料 | 500円~1,000円 |
カラオケ | 1曲200円程度 |
ダーツ | 1ゲーム100円程度 |
TAX(サービス料) | 総額の10%~20% |
地域別料金相場
地域別の料金相場は以下のようになっています:
エリア | 基本料金(1セット60分) | ドリンク代 | キャストドリンク代 |
東京 | 3,000円~6,000円 | 500円~800円 | 800円~1,200円 |
大阪 | 2,500円~4,000円 | 500円~800円 | 700円~1,000円 |
名古屋 | 3,000円~5,500円 | 700円~1,000円 | 1,000円~1,500円 |
地方都市 | 2,000円~3,000円 | 500円~800円 | 500円~1,000円 |
「ガールズバー」のバイト
ガールズバーのバイトは、働きやすさや自由度の高さが魅力です。ここでは、仕事内容や勤務時間、給料などのポイントについて解説します。
仕事内容
カウンター越しにお客様との会話を楽しみながら、ドリンクやおつまみを提供することが主な仕事です。
接客がメインとなるため、お客様とのコミュニケーションを大切にし、楽しい雰囲気を作ることが求められます。
また、お酒を作ることも仕事の一つですが、多くの店舗では専用のドリンク担当がいるため、未経験でも安心して働くことができます。
勤務時間
一般的な営業時間は19時から翌朝5時までで、多くの店舗が深夜帯まで営業しています。
特に、終電上がりや短時間勤務にも対応している店舗が多く、学業や副業と両立しやすいのが特徴です。
深夜帯の勤務が多いですが、店舗によっては早めの時間帯からのシフトもあり、働く時間を選びやすい環境となっています。
給料
全国平均の時給は1,974円で、繁華街のある地域では時給が高くなる傾向があります。
特に、東京・大阪・名古屋などの都市部では時給2,000円以上の求人も多く、人気のエリアではさらに高時給の店舗も見られます。
さらに、ドリンクバックや各種歩合給が加算されるため、実際の給与は1,500円〜3,000円と幅広く、働き方や接客のスキルによって収入を増やすことが可能です。
自由なシフト制
ガールズバーの勤務シフトは自由度が高く、週1日から働くことができ、1日3時間からの短時間勤務も可能です。
学業や他の仕事と両立しやすく、自分の生活スタイルに合わせて働ける点が大きな魅力です。
また、終電上がりや遅出などのシフトも柔軟に調整できるため、プライベートと両立しながら働きやすい環境が整っています。
繁忙期やイベント時には臨時のシフトが組まれることもあり、しっかり稼ぎたいときに多めにシフトを入れることも可能です。
服装
店舗によって、制服が用意されている場合と私服勤務が可能な場合があります。
制服は白シャツタイプのシンプルなものから、コスプレ系まで幅広く、お店のコンセプトによって異なります。
私服OKの店舗では、カジュアルな服装で働けることもあり、仕事終わりにそのまま帰宅できる気軽さも魅力です。
一方で、コスプレや特定の制服がある店舗では、お店の雰囲気に合わせた衣装を着ることで、よりコンセプトに沿った接客が求められる場合があります。
主な客層
ガールズバーの客層は、20代から50代までの男性が中心ですが、店舗のコンセプトや立地によって異なります。
繁華街の店舗では、仕事帰りの会社員や若いビジネスマンが多く訪れることが多いですが、郊外や落ち着いたエリアでは、常連の中高年層が中心となることもあります。
また、特定のコンセプトを持つガールズバーでは、特定の趣味を持つ客層が集まりやすく、会話の内容も特徴的になります。
「ガールズバー」で働くメリット・デメリット
ガールズバーの仕事には、メリットもあれば注意すべき点もあります。ここでは、働く上での利点とデメリットについて詳しく解説します。
メリット
時給が高い
ガールズバーは一般的なアルバイトと比べて時給が高く設定されており、短時間でもしっかりと稼ぐことができます。
また、繁忙期や週末は更に高い時給が期待できるため、効率よく働きたい人にとって魅力的な職場となっています。
シフトの自由度が高い
ガールズバーの勤務はシフト制が一般的で、学業や他の仕事と両立しやすいのが特徴です。
週1日からでも勤務可能な店舗が多く、自分のスケジュールに合わせて柔軟に働くことができます。
特に、終電までの勤務や短時間勤務が可能な店舗も多いため、ライフスタイルに合わせた働き方がしやすい環境が整っています。
コミュニケーション能力が身に付く
ガールズバーでは、さまざまなお客様と会話をする機会が多いため、自然と話術やコミュニケーション能力が身につきます。
初対面の人ともスムーズに会話をする力や、相手の話を引き出すスキルが磨かれるため、接客業や営業職などの将来的なキャリアにも活かすことができます。
また、話し方や聞き方のコツを学ぶことで、人との関わりがより円滑になるというメリットもあります。
カウンター越しでの接客のため安全
ガールズバーでは、キャバクラやスナックと異なり、カウンター越しでの接客が基本となるため、お客様と直接触れ合う機会が少なく、適度な距離感を保つことができます。
そのため、比較的安全に働くことができ、接客に不安を感じる人でも安心して勤務できる環境が整っています。
また、カウンターがあることで、無理に隣に座る必要がなく、適度な接客が可能となる点も大きなメリットです。
デメリット
夜間勤務のため生活リズムが乱れる
ガールズバーの営業は深夜まで続くため、勤務時間が長くなると昼夜逆転しやすく、生活リズムが乱れることがあります。
特に、長時間シフトに入る場合は、体調管理が重要になります。
深夜帯の勤務が多くなると、睡眠時間の確保が難しくなることもあるため、定期的な休息やバランスの取れた食事を意識する必要があります。
立ち仕事が中心で足腰への負担が大きい
ガールズバーでの勤務は基本的に立ち仕事であり、長時間の接客によって足や腰に負担がかかることがあります。
特に、店舗によってはヒールを履くことが求められる場合もあり、その場合はさらに体への負担が大きくなります。
仕事中にこまめに足を休める工夫をしたり、帰宅後にストレッチを行うなど、体のケアを怠らないことが大切です。
酔ったお客様への対応がしんどい
お酒を飲む場での仕事であるため、酔ったお客様の対応が必要になることがあります。
特に、泥酔してしまったお客様が絡んでくることや、大声で騒ぐケースもあり、精神的なストレスを感じることもあります。
こうした状況に適切に対応するためには、適度な距離感を保ちつつ、必要に応じて店長や他のスタッフと連携することが重要です。
また、トラブルを避けるためにも、落ち着いて対処する冷静な判断力が求められます。
お酒を飲まされることがある
ガールズバーでは、お客様からのドリンクの注文が収入につながることが多いため、スタッフ自身が一緒にお酒を飲む場面もあります。
お酒が得意でない人にとっては負担になることもあり、無理に飲まなければならない雰囲気にプレッシャーを感じる場合もあります。
自分のペースで飲める環境かどうか、事前に店舗のルールを確認しましょう。
「ガールズバー」のよくある質問
ここでは、ガールズバーに関するよくある質問にお答えします。
顔採用はある?
ガールズバーでは、一部の店舗で容姿が重視されることもありますが、採用基準はトーク力や気配り力など総合的に判断されるため、容姿だけで決まることは少ないです。
特に、ガールズバーはお客様との会話を楽しむことが大きな要素となるため、接客スキルやコミュニケーション能力が重視されます。
容姿に自信がなくても、愛嬌や話しやすい雰囲気を持っている人は採用されやすい傾向があります。
また、店舗によってはコンセプトに合った雰囲気や個性が重視される場合もあるため、自分に合ったお店を選びましょう。
アフター・同伴はある?
ガールズバーでは、基本的にアフターや同伴は認められておらず、特に深夜営業を行う店舗では法律上も禁止されています。
キャバクラとは異なり、お客様と店外で会うことをルールで禁止している店舗がほとんどです。
これは、ガールズバーが風俗営業ではなく一般の飲食店として営業しているため、トラブルを防ぐ目的もあります。
ただし、一部の店舗では個人的にお客様と連絡を取ることがあるケースもありますが、基本的には店舗の方針に従ってください。
連絡先の交換や営業ラインは必須?
連絡先の交換やLINEの交換は店舗によってルールが異なり、必須ではない場合も多いです。
ただし、お客様との関係を維持するために、店舗側から推奨されることもあります。
特に、リピーターを増やすために、営業LINEを送ることを奨励している店舗もありますが、強制ではない場合がほとんどです。
ガールズバーは危ない?
ガールズバーはカウンター越しの接客が基本であり、お客様と直接触れ合うことがないため、比較的安全に働ける環境が整っています。
しかし、接客業である以上、ストーカー被害やセクハラのリスクがゼロではありません。
特に、常連客からのしつこいアプローチや個人的な連絡を強要されるケースもあるため、適度な距離感を保ちましょう。
「ガールズバーとは」まとめ
ガールズバーは、カジュアルにお酒や会話を楽しめる場所として、多くの人に親しまれています。
キャバクラやスナックとは異なる特徴があり、自分のスタイルに合った楽しみ方ができるのも魅力の一つです。
また、働く側にとっても比較的自由度が高く、未経験からでも始めやすいバイトとして人気があります。
ぜひ、自分なりの楽しみ方を見つけて、ガールズバーの魅力を存分に味わってみてください。