【例文付き】「是非参加させていただきます」の意味やビジネスでの使い方・言い換えまで紹介

更新:2023/9/25

「是非参加させていただきます」は積極的な意志と感謝を同時に伝えることができる言葉として多くの場面で使用されています。この記事では、この表現の意味や背景、使用例などを詳しく探っていきます。

「是非参加させていただきます」の基本的な意味と背景

「是非参加させていただきます」という表現は、自分の強い意志や希望を伝えつつ、相手の許可や理解を求める際に使われます。ここには日本独特の礼儀や敬意が含まれており、積極的に参加したいという気持ちと同時に、相手に対する敬意も示しています。

「是非参加させていただきます」の類語や言い換えを以下に示します。

参加いたします：こちらも謙譲語を使用していますが、「是非」という強調のニュアンスはないので、やや控えめな表現となります。
是非とも参加したいと思います：「是非とも」は「是非」よりも少し強調の意味合いが強いです。しかし、「したいと思います」は未確定の意向を示しているので、参加する意志が固定しているわけではありません。
出席させていただきます：特に会議やセミナーなどの場で、参加することを「出席」と表現する場合に使います。
是非とも出席いたします：「是非とも」と「出席いたします」を組み合わせた表現で、強く出席する意志を示す場合に使います。

これらの表現は似た意味を持ちますが、ニュアンスや文脈によって使い分けることが大切です。

「是非参加させていただきます」は、日本のビジネスや社交文化においてよく使用される表現で、様々な場面で適切に使うことができます。以下は具体的な使用場面の例です。

ビジネス会議やセミナーへの参加：他社との協力を検討する際に、「是非参加させていただきます」という表現を使って、重要な会議やセミナーへの出席を申し出ることができます。
新商品やサービスのプレゼンテーションへの参加：競合他社の新商品やサービスの発表イベントに参加を希望する場合、「是非参加させていただきます」という表現を用いて、自社の興味や関心を示すことができます。
クライアントやパートナーとの商談：重要なクライアントやビジネスパートナーとの商談が予定されている場合、その商談に「是非参加させていただきます」という形で自身やチームの参加を申し出ることができます。
社内イベントへの参加：会社内でのイベントやミーティングに参加する場合、同僚や上司に対して「是非参加させていただきます」という言葉を使って、協力と参加意思を表明できます。

これらの場面では、「是非参加させていただきます」は丁寧で協力的な姿勢を示す表現として使われます。相手に対する尊重と共感を伝えることができ、ビジネスコミュニケーションにおいて好印象を与えることが期待されます。

この表現は、参加する意思が固定・確定的であることを示します。ですので、迷っている段階や、まだ確定していない状態での使用は適切ではありません。

このフレーズを使う際には、具体的な理由や背景を併せて伝えることで、より誠実に伝わります。なお、「是非参加させていただきます」と伝えた後で参加が難しくなった場合は、速やかに連絡し、事情を説明し謝罪の意を示すよう心掛けましょう。誠意のある対応が必要です。

[宛名]

お世話になっております、[あなたの名前]でございます。

先日いただいた、[イベント名やミーティングの詳細]のご案内、ありがとうございます。
内容を拝見しましたところ、非常に興味深く感じました。
是非参加させていただきますので、詳細な日程や場所、参加に際して必要なものなど、追ってご連絡いただけますと幸いです。
当日はどうぞよろしくお願い申し上げます。

「是非参加させていただきます」とは、自分の意志や希望を強く伝えると同時に、相手への敬意を示す日本独特の表現です。このフレーズを適切に使うことで、相手との良好な関係を築くことができます。