テック文庫

「レンタルサーバー借りようと思うけどまずは無料で試したい」

「自分の用途なら無料のレンタルサーバーでもで足りるかどうか知りたい」

このような悩みをお持ちの方に向けて、今回は完全無料で使えるレンタルサーバー8選を紹介していきます。

無料のレンタルサーバーにも各サービス得手不得手があり、用途に合わせて適切なサービスを選択する必要があります。

そこでこの記事では無料のレンタルサーバーについてランキング形式で比較しながら徹底解説していきます!

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完全無料で使えるレンタルサーバーおすすめ8選

まずはおすすめの8つの無料レンタルサーバーについて比較していきます。

サービス名

ひとことポイント

ディスク容量

転送量の上限

WordPress

商用利用

WAF

広告表示

メールアドレス

独自ドメイン

SSL

バックアップ

サポート

マルチドメイン数

アダルトサイトでの利用

運営会社の信頼性

シン・クラウド for Free

無料とは思えないほど機能が充実!

10GB

無制限

あり

-

手動

なし(ユーザーフォーラムのみ)

10個

-

◯(エックスサーバー株式会社が運営)

XREA

無料でもSSL利用可能で安全なサイト構築が可能!

1GB

1 GB / 日

-

あり

自動

ライブチャット

20個

-

◯(GMOデジロック社が運営)

Wix

WordPressが使えない人も手軽にホームページが作れる!

500MB

1 GB / 日

-

あり

別途料金

自動

公式HPのサポートセンターから

無制限

Google Cloud Hosting

Googleが運営するレンタルサーバーの無料枠!

30GB

10 GB /月

◯ (Cloud Armor)

なし

Google アカウント

自動(7つまで)

なし(ユーザーフォーラムのみ)

20

-

忍者ホームページ

運営歴20年のレンタルサーバー!

500MB

10,000回/3日

-

-

あり

-

-

手動

メールのみ

10個

-

スターサーバーフリー

無料なのに広告なし!初心者におすすめ!

2GB

64GB(目安)

-

無し(スマホには出る)

-

手動

お問い合わせフォーム(障害時のみ)

1個

-

◯( ネットオウル株式会社が運営)

WordPress.com

会員登録だけですぐにWordPressが始められる!

3GB

無制限

あり

-

-

-

自動

メールなど

無制限

-

000webhost

海外IPを広告なしで使えるレンタルサーバー

1GB

100GB/月(実質無制限)

-

なし

-

-

-

手動

-

5個

-

△(過去にハッキングされ情報漏洩した経歴アリ)

ザックリ全体の良し悪しがわかったところで、次はそれぞれのサービスについて詳しく見ていきます。

シン・クラウド for Free

画像:ロゴをベースにしたシンプルなものでOK、特徴文は無し

項目

内容

サービス名

シン・クラウド for Free

ひとことポイント

無料とは思えないほど機能が充実!

ディスク容量

10GB

転送量の上限

無制限

WordPress

商用利用

WAF

広告表示

あり

メールアドレス

-

独自ドメイン

SSL対応

バックアップ

手動

サポート

なし(ユーザーフォーラムのみ)

マルチドメイン数

10個

アダルトサイトでの利用

-

運営会社の信頼性

◯(エックスサーバー株式会社が運営)

シン・クラウド for Freeは、エックスサーバー株式会社が提供する無料のレンタルサーバーです。無料とは思えないほど機能が揃っており、HTML・CSSだけでなくPHP/MySQL・WordPressも利用可能です。

特に、無料でWordPressのインストールが簡単に行える点や、セキュリティ機能が充実している点が大きな特徴と言えます。

さらに、同社の有料版サービスであるシン・レンタルサーバー、エックスサーバーへの移行もスムーズに行えるため、初めての方や将来的に有料のエックスサーバーへの移行を考えている方におすすめです。

シン・クラウド for Freeのメリット

シン・クラウド for Freeの最大のメリットは、無料でWordPressを利用できること、そしてそのインストールが非常に簡単であることです。

独自ドメインも利用可能で、エックスドメインだけでなく他の業者から取得したドメインも使用できます。

また 「セキュリティアクセラレータ」 と呼ばれるセキュリティ機能が備わっており、2023年1月には有料サービスに取り入れられているWAF(Webアプリケーションファイアウォール)が搭載されました。これは特にWordPressにおけるセキュリティ強化が期待できます。

また、システムが高速動作に最適化されているため、サイトの高速表示も実現可能です。

無料なのにディスク容量が10GBも使えるところも魅力的です。

シン・クラウド for Freeのデメリット

公式からも「サポート不要の上級者向け」とアナウンスがあるように、サポートが提供されていません。そのためシン・クラウド for Freeを使う上で生じた疑問や問題はすべて自力で解決する力が必要です。

この点難しいのはこのシン・クラウド for Freeが前身のXFREEからリニューアルされてまだ日がかなり浅いというところで、XFREEのころの情報と混ざってしまってわかりにくかったり、そもそも情報がかなり少なかったりするという懸念があります。


XREA

項目

内容

サービス名

XREA

ひとことポイント

無料でもSSL利用可能で安全なサイト構築が可能!

ディスク容量

1GB

転送量の上限

1 GB / 日

WordPress

商用利用

WAF

-

広告表示

あり

メールアドレス

独自ドメイン

SSL対応

バックアップ

自動

サポート

ライブチャット

マルチドメイン数

20 個

アダルトサイトでの利用

-

運営会社の信頼性

◯(GMOデジロック社が運営)

XREA(エクスリア)は、GMOデジロックが提供するレンタルサーバーサービスで、無料プランから利用が可能です。

特に、無料プランでもWordPressの利用が許され、SSLも利用できる点が他サービスと比べても際立っています。

さらに、サポートがライブチャットでの対応を行っており、リアルタイムでの問い合わせが可能です。無料プランでは1GBの容量と1GB/日の転送量が提供されます。

XREAのメリット

最大のメリットは、初心者でも低コストで安全なウェブサイト構築をスタートできることでしょう。

また、疑問点をリアルタイムで解消できるチャットサポートや、無料から有料プランへのスムーズな移行も魅力的ですね。

XREAのデメリット

無料プランを利用すると、サイトに広告が表示されるため、コンテンツの視認性が低下する可能性があります。

また、サーバーのスペックが特別に高いわけではなく、他のレンタルサーバーと比較してやや劣る部分が見受けられます。

特に、WordPressのインストールが他のサーバーと比べて少し複雑で、初心者にとっては取り組みにくいかもしれません。

Wix

項目

内容

サービス名

Wix

ひとことポイント

WordPressが使えない人も手軽にホームページが作れる!

ディスク容量

500MB

転送量の上限

1 GB / 日

WordPress

-

商用利用

WAF

広告表示

あり

メールアドレス

別途料金

独自ドメイン

-

SSL

バックアップ

-

サポート

公式HPのサポートセンターから

マルチドメイン数

無制限

アダルトサイトでの利用

運営会社の信頼性

Wixは、イスラエル発のクラウド型CMSサービスで、世界で1億6,000万人以上、180カ国以上のユーザーに利用されています。

このサービスの最大の特徴は、HTMLやCSSの専門知識が不要で、直感的な操作だけでホームページを作成できる点です。

豊富なデザインテンプレートや多様なアプリが提供されており、業種や用途に合わせてカスタマイズが可能です。さらに、2019年には日本法人も設立され、日本語対応のサポートも強化されています。

Wixのメリット

Wixの最大のメリットは、無料でホームページ作成を始められることと、HTML・CSSの専門知識が一切不要であることです。

ドラッグ&ドロップの簡単な操作で、デザインテンプレートを選び、要素を自由に配置してレイアウトを調整できます。これにより、初心者や専門家でない方でも、高品質なWebサイトを手軽に制作できます。

Wixのデメリット

無料プランを利用すると、Wixの広告が表示されるほか、独自ドメインの使用が制限されます。

また、一度選択したデザインテンプレートは後から変更することができず、ページの表示速度が遅いという問題も指摘されています。

バックアップ機能の欠如や、データの移行が難しい点も、他のサービスと比較した際のデメリットと言えるでしょう。

Google Cloud Hosting

項目

内容

サービス名

Google Cloud Hosting

ひとことポイント

Googleが運営するレンタルサーバーの無料枠!

ディスク容量

30GB

転送量の上限

10 GB /月

WordPress

商用利用

WAF

◯ (Cloud Armor)

広告表示

なし

メールアドレス

Google アカウント

独自ドメイン

SSL

バックアップ

自動(7つまで)

サポート

-

マルチドメイン数

20

アダルトサイトでの利用

-

運営会社の信頼性

Google Cloud Platform (GCP)は、その卓越したグローバルインフラで知られ、世界最大級の規模を持ちます。 無料で付与される300ドル分の利用枠を使い切るまで無料で使うことができます。

Googleは誰もが知っている超有名企業なので信頼性も抜群です。

Google Cloud Hostingのメリット

特に大きなメリットとしては他の無料サービスと比べてディスク容量が多い点です。 広告が表示されないのもUX的にプラスなので、おすすめです。

Google Cloud Hostingのデメリット

サポートが公式のFAQのようなものと、フォーラムに限られている点がデメリットとして挙げられます。また、大企業であるがゆえに情報が「Google Cloud」と名の付く他のサービスと混在しており、これにより正確な情報が掴みづらい点もデメリットと言えるでしょう。

忍者ホームページ

項目

内容

サービス名

忍者ホームページ

ひとことポイント

運営歴20年のレンタルサーバー!

ディスク容量

500MB

転送量の上限

10,000回/3日

WordPress

-

商用利用

WAF

-

広告表示

あり

メールアドレス

-

独自ドメイン

SSL

-

バックアップ

手動

サポート

メールのみ

マルチドメイン数

10個

アダルトサイトでの利用

-

運営会社の信頼性

忍者ホームページは、忍者ツールズ株式会社が提供するレンタルサーバーサービスです。2002年から運営しており、2020年には事業を一部縮小したものの、今もサービスを続ける息の長いレンタルサーバーです。

このサービスの最大の特徴は、340種類もの和風ドメインを選択できる点です。さらに、無料のホームページレンタルサービスでありながら、商用利用が許可されており、独自ドメインも使用可能です。

また、1つのIDで最大10個のホームページを作成できる点も魅力的です。

忍者ホームページのメリット

340種類の和風ドメインから選べることや、1つのIDで最大10サイトまで作成できる点が他サービスと比べて大きく異なります。

さらに、FTPS接続によるセキュリティ対策が施されており、ファイルのアップロードも安全です。

これらのメリットは、初心者や小規模なウェブサイト運営者にとって非常に魅力的であると言えるでしょう。

忍者ホームページのデメリット

ディスク容量が500MBと、他のレンタルサーバーと比較して少ないです。

アップロードできるファイルサイズにも制限があり、無料プランでは3MB、有料プランでは10MBまでとなっています。

スターサーバーフリー

項目

内容

サービス名

スターサーバーフリー

ひとことポイント

無料なのに広告なし!初心者におすすめ!

ディスク容量

2GB

転送量の上限

64GB(目安)

WordPress

商用利用

WAF

-

広告表示

無し

メールアドレス

-

独自ドメイン

SSL

バックアップ

手動

サポート

お問い合わせフォーム(障害時のみ)

マルチドメイン数

1個

アダルトサイトでの利用

-

運営会社の信頼性

◯( ネットオウル株式会社が運営)

スターサーバーフリーはネットオウルが提供する無料のレンタルサーバーサービスで、特に初心者やWordPressを試したい方向けのサービスです。

このサービスの最も顕著な特徴は、完全無料でありながら広告が表示されないことです。多くの無料サービスでは広告の表示が一般的ですが、スターサーバーフリーではそのような広告は存在しません。

さらに、WordPressの利用や独自ドメインの使用、そしてFTPやphpMyAdminといったサーバー機能が利用可能です。ただし、DBやSSL、メール、PHPのような一部の機能は利用できませんが、静的ファイルの配信やSPAサイトのホスティングは可能です。

スターサーバーフリーのメリット

スターサーバーフリーの最大のメリットは、前述のとおり無料であるにも関わらず、広告が表示されないことです。

これにより、ページ来訪者の体験が向上します。また、初心者でも簡単にウェブサイトを立ち上げることができるのは大きな魅力です。さらに、コストを気にせずにWordPressや独自ドメインを使用できる点も大きな利点として挙げられます。

スターサーバーフリーのデメリット

一方、スターサーバーフリーのデメリットとして、独自ドメインの利用には別途費用がかかることや、MySQLの容量制限、そしてSSLやPHPが利用できない点が挙げられます。

これにより、動的なウェブサイトの構築が難しくなります。また、セキュリティ面での不安も残るため、これらの機能が必要な場合は、他の有料プランやサービスを検討する必要があります。

WordPress.com

項目

内容

サービス名

WordPress.com

ひとことポイント

会員登録だけですぐにWordPressが始められる!

ディスク容量

3GB

転送量の上限

無制限

WordPress

商用利用

WAF

広告表示

あり

メールアドレス

-

独自ドメイン

-

SSL

-

バックアップ

自動

サポート

メールなど

マルチドメイン数

無制限

アダルトサイトでの利用

-

運営会社の信頼性

初心者からプロフェッショナルまで、多くのウェブ開発者が利用しているWordPressのサービス側がサーバーを提供し、WordPressもインストール済みであるため、ユーザーは会員登録だけでブログを開始できます。

そのためWordPress.comは通常のWordPressとは異なり、ブログサービスの一種として提供されています。

さらに、WordPress.comは豊富なテーマの選択や、ブロックエディターを使用した直感的なコンテンツ編集、4K解像度の動画表示などの特色があります。

WordPress.comのメリット

通常のWordPressではレンタルサーバーのコストが発生しますが、WordPress.comは無料で手軽に利用できます。

初心者やコストを抑えたいユーザーにとっては非常にアクセスしやすいです。さらに、多くのプロ仕様のカスタマイズ可能なテンプレートやSEOツール、セキュリティ機能など、多岐にわたる機能が提供されています。

WordPress.comのデメリット

プラグインやテーマの自由なインストールが制限されている点がデメリットとして挙げられます。

特に、プラグインは「JetPack」に含まれるものしか利用できないため、特定の機能を追加したいユーザーやデザインの自由度を求めるユーザーには制約となります。

000webhost

項目

内容

サービス名

000webhost

ひとことポイント

海外IPを広告なしで使えるレンタルサーバー

ディスク容量

1GB

転送量の上限

100GB/月(実質無制限)

WordPress

-

商用利用

WAF

広告表示

なし

メールアドレス

-

独自ドメイン

-

SSL

-

バックアップ

手動

サポート

-

マルチドメイン数

5 つ

アダルトサイトでの利用

-

運営会社の信頼性

△(過去にハッキングされ情報漏洩した経歴アリ)

000webhostは、無料で利用可能かつ、日本にいても海外のIPを取得できるレンタルサーバーサービスとして、多くのユーザーに利用されています。

その最大の特徴は、広告がほとんど表示されないことと、無料プランでも一通りのウェブホスティング機能を利用できる点です。

無料プランでも独自ドメインのホスティングが可能であり、PHP、MySQL、cPanelなど、基本的なウェブホスティング用途には十分な機能を提供しています。

000webhostのメリット

完全無料でありながら、PHP、MySQL、cPanelといった一般的に有料ホスティングで提供される機能が利用できる点が挙げられます。

さらに、Zyro BUILDERを利用することで、HTMLやCSSの知識がなくても直感的にウェブサイトを構築できるのも大きな利点です。また、無料プランでも独自ドメインを使用でき、低コストでオリジナルのウェブサイトを運営することが可能です。

000webhostのデメリット

無料プランのためいくつかの制約があります。

ディスク容量や一部機能に制限があり、無料プランにはサポートが行われていません。

また、サーバーのレスポンス速度が遅かったり、過去には無料プラン向けのフォーラムが突然アーカイブされるなどの例も報告されているため、このような予告なくサービスが変更される可能性がある点も考慮する必要があります。


無料レンタルサーバー比較表

ここからは各種無料レンタルサーバーについて、テーマ別に比較してみていきましょう。

広告なしで利用できる無料サーバー

サービス名

ディスク容量

転送量の上限

WordPress

商用利用

WAF

メールアドレス

独自ドメイン

SSL

バックアップ

サポート

マルチドメイン数

アダルトサイトでの利用

運営会社の信頼性

Google Cloud Hosting

30GB

10 GB /月

◯ (Cloud Armor)

Google アカウント

自動(7つまで)

なし(ユーザーフォーラムのみ)

20

-

スターサーバーフリー

2GB

64GB(目安)

-

-

手動

お問い合わせフォーム(障害時のみ)

1個

-

◯( ネットオウル株式会社が運営)

000webhost

1GB

100GB/月(実質無制限)

-

-

-

-

手動

-

5個

-

△(過去にハッキングされ情報漏洩した経歴アリ)

広告なしのものから選ぶ場合は「Google Cloud Hosting(GCH)」か「スターサーバーフリー」がおすすめです。

最も差異がある点はディスク容量ですが一般的に、ディスク容量は10GB以上が目安です。しかしこの目安は法人利用を基準としているため、無料でできる範囲での小規模サイトを作ることを念頭に置いている場合、2GBでも十分なケースもあります。用途に合わせて選びましょう。

容量の大きい無料サーバー

順位

サービス名

ディスク容量

1

Google Cloud Hosting

30GB

2

シン・クラウド for Free

10GB

3

WordPress.com

3GB

4

スターサーバーフリー

2GB

5

XREA

1GB

6

000webhost

1GB

7

Wix

500MB

8

忍者ホームページ

500MB

表を見ると、Google Cloud Hosting (GCH) が30GBと、他のサービスと比較して圧倒的にディスク容量が多いことがわかります。

これは非常に魅力的に見えるかもしれませんが、注意点があります。GCHは無料で提供される300ドル分の利用枠を使い切ると、無料での利用ができなくなってしまいます。

この点を考慮すると、長期的に無料でサービスを利用したい場合、GCHよりもディスク容量が少なくても継続的に無料で利用できるサービスを選択するのが賢明です。

シン・クラウド for Freeなら10GBあり、さらに規模拡大による有料版への移行もエックス、もしくはシンレンタルサーバーであれば簡単なので、将来の展望も見据えるならおすすめです。

WordPressが使える無料サーバー

サービス名

ディスク容量

転送量の上限

商用利用

WAF

広告表示

メールアドレス

独自ドメイン

SSL

バックアップ

サポート

マルチドメイン数

アダルトサイトでの利用

運営会社の信頼性

シン・クラウド for Free

10GB

無制限

あり

-

手動

なし(ユーザーフォーラムのみ)

10個

-

◯(エックスサーバー株式会社が運営)

XREA

1GB

1 GB / 日

-

あり

自動

ライブチャット

20個

-

◯(GMOデジロック社が運営)

Google Cloud Hosting

30GB

10 GB /月

◯ (Cloud Armor)

なし

Google アカウント

自動(7つまで)

なし(ユーザーフォーラムのみ)

20

-

スターサーバーフリー

2GB

64GB(目安)

-

無し(スマホには出る)

-

手動

お問い合わせフォーム(障害時のみ)

1個

-

◯( ネットオウル株式会社が運営)

WordPress.com

3GB

無制限

あり

-

-

-

自動

メールなど

無制限

-

表で見比べてみると全体的にバランスが良く、多くの機能を提供しているサービスとしてXREA  Google Cloud Hostingが挙げられるかもしれません。

ただし、最も優れているサービスを選ぶ際には、利用シーンやニーズによっても最適なサービスは変わってきます。例えば、WAF(Web Application Firewall)がついている方が良い、広告表示が許容できない、といった具体的な要件によってもおすすめするサービスは変わります。

無料レンタルサーバーの選び方

ストレージ容量・転送量

無料レンタルサーバーを選ぶ際、ストレージ容量と転送量は重要な要素です。

ストレージ容量は、ウェブサイトのデータを保存するスペースのことで、多くのデータを保存するサイトでは大きな容量が必要となります。

一方、転送量は、サイトを訪れるユーザーがデータをダウンロードする際のデータ通信量を指し、多くのアクセスがあるサイトでは高い転送量が必要です。

ストレージ容量・転送量で比較したおすすめの無料レンタルサーバーはシン・クラウド for Free, Google Cloud Hosting, WordPress.comです。

インストールできるアプリ

利用したいアプリケーション(例: WordPress)がインストール可能かもチェックポイントです。

特定のCMSやツールを使用する予定がある場合、サービスがそれをサポートしているかを確認しましょう。また、インストールが簡単に行える「ワンクリックインストール」機能があると、初心者でも手軽にアプリケーションを利用開始できます。

インストールできるアプリで比較したおすすめの無料レンタルサーバーは シン・クラウド for Free, XREA, Google Cloud Hosting, スターサーバーフリー, WordPress.comです。

独自ドメインの使用可否

独自ドメインの使用は、プロフェッショナルな印象を与え、ブランディングにも寄与します。無料プランでも独自ドメインを利用できるサービスは、ビジネスや個人ブランディングにおいて有利です。

独自ドメインの使用可否で比較したおすすめの無料レンタルサーバーはシン・クラウド for Free, XREA, Google Cloud Hosting, スターサーバーフリー, 忍者ホームページです。

セキュリティ

セキュリティは、ウェブサイトを安全に運営する上で非常に重要です。WAF(Web Application Firewall)の提供や、SSL証明書が無料で利用できるかどうかを確認しましょう。これらは、サイトを外部の脅威から守り、ユーザーに安全なサイトであることを示します。

セキュリティで比較したおすすめの無料レンタルサーバーはシン・クラウド for Free, XREA, Google Cloud Hosting, スターサーバーフリー, WordPress.comです。

拡張性や有料版への移行のしやすさ

無料プランからスタートし、将来的にサイトが拡大した際にスムーズに有料プランへ移行できるかも重要です。

今後の拡張性を考慮して、追加のストレージや機能を後から追加できるオプションがあるかも確認しましょう。

拡張性や有料版への移行のしやすさで比較したおすすめの無料レンタルサーバーはシン・クラウド for Free, XREA, Google Cloud Hosting, スターサーバーフリー, WordPress.comです。


無料レンタルサーバーの有料版との違い・デメリット

無料レンタルサーバーは様々なありがたい機能を無料で利用できますが、有料でサービスを提供しているレンタルサーバーと比べるとやはり様々な面で劣ってしまいます。

無料だと、有料版と比較してどのような違いや、デメリットがあるのでしょうか?みていきましょう。

広告が表示される

無料レンタルサーバーでは、一般的には提供会社からの広告がウェブサイト上に表示されてしまいます。

これはサービス提供の対価として広告を掲載することで運営コストを補っているためです。

広告が表示されることで、ビジネスサイトやポートフォリオにおいては無料で制作していることがわかってしまいますので読み手・受け取り手からの印象を損なう可能性があります。

そのため、広告表示の有無や表示形式を確認し、自身の目的に合ったサービスを選びましょう。

ストレージ容量や帯域幅が違う

無料レンタルサーバーには、ストレージ容量や帯域幅(転送量)に制限があります。

転送量が少ないとウェブサイトの規模やアクセス数に天井が生まれてしまいます。

例えば、多くの画像や動画を掲載するサイト、多くのユーザーからアクセスがあるサイトでは、大きなストレージ容量と広い帯域幅が必要となります。

サイトのニーズに合った容量のサーバーを選ぶことで、スムーズな運営が可能です。

サポートがないまたは限定的

サポートが限定的であるか、提供されない場合が多いです。

初心者や技術的な知識がない場合、サポートが必要となるシチュエーションは多々あります。サポートが充実しているサービスを選ぶことで、トラブル時も安心です。

また、コミュニティやフォーラムが活発なサービスでは、ユーザー間で情報交換や助け合いが行われています。

ただ無料サーバーについては利用者の多いものを選ぶことで公式のサポートを受けられなくともSNSなどから情報を得て問題を解決することもできるかもしれません。

セキュリティ対策が限定的または自分で設定の必要あり

セキュリティ対策が限定的であることが一般的です。

SSL証明書の提供やWAFの有無など、セキュリティ機能がどれだけ提供されているかを確認しましょう。

ドメイン名

無料レンタルサーバーでは、サブドメインを使用することが一般的です。

独自ドメインを使用できるかどうか、また追加料金が必要かを確認しましょう。独自ドメインは信頼できる印象を与え、SEOにも良い影響が期待できます。

利用目的が限定的

特定の利用目的や規模に制限があることが多いです。今回紹介した中には商用利用不可のものはありませんでしたが、中には商用不可のものも存在します。

商用利用が可能か、トラフィックの多いサイトに耐えられるかなど、利用目的に合ったサーバーを選ぶことが重要です。

無料レンタルサーバーがおすすめな人

無料レンタルサーバーは、以下のような人におすすめです。

  • 初めてウェブサイトを作成する方
  • 個人のブログやポートフォリオを公開したい方
  • 小規模なウェブサイトを運営したい方
  • テストや実験用途でサイトを立ち上げたい開発者

まずはコストを抑えつつ、ウェブサイト運営の基本を学ぶことができるでしょう。

無料レンタルサーバーの使い方

①アカウント作成

選んだ無料レンタルサーバー提供会社のサイトに行き、アカウントを作成します。

②管理画面にログイン

アカウント作成後、ログインしてサーバーの管理画面にアクセスします。 ここから、WordPressなどの設定を行うことができます。

③WordPressのインストール

管理画面からWordPressをインストールし、利用を開始します。必要なプラグインやテーマをインストールしましょう。

④WordPressの設定

WordPressの管理画面からサイトの詳細設定を行います。

おすすめ無料レンタルサーバーまとめ

おすすめ無料レンタルサーバーについてまとめ
  • 初めてウェブサイトを作る方、個人用で利用したい方には特におすすめ
  • 各サービスの強みを知って用途に合わせて使うものを選ぼう!
  • 今後の拡張性も考えるならそのまま有料版に切り替えられるものがおすすめ

ここまで完全無料で使えるレンタルサーバーについて見てきました! 紹介した中に、用途に合いそうなサービスは見つかりましたか?

無料で使えますので、とくにコストかからず一度試すことができる点がとてもうれしいですね。

良いなと思ったものからぜひお試しください!