「オンライン授業(遠隔授業)の種類には何があるの?」

「リモート授業のやり具体的なやり方について知りたい!」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

新型コロナウイルスの影響もあり、オンライン授業(遠隔授業)を導入する学校や予備校が増えています。

オンライン授業(遠隔授業)にも様々な種類ややり方があるので、想定している授業内容やコミュニケーションの必要性に応じて、最適なやり方で実施することが重要となります。

こちらの記事では、オンライン授業(遠隔授業)の種類やメリット・デメリット、おすすめツールなどを紹介していきます。

オンライン授業やリモート授業の導入を検討している方にとって役立つ内容となっているので、ぜひ最後までお読みください!

オンライン授業(遠隔授業)の種類・メリットについてざっくり説明すると
  • 基本的には、ライブ配信とオンデマンド配信の2種類
  • それぞれの種類にメリットとデメリットがある
  • 対面×ライブ配信と対面×オンデマンド配信という方法もある
  • 全国の生徒が授業や講義を視聴できる点がメリット

オンライン授業(遠隔授業)とは

オンライン授業

まずは、オンライン授業(遠隔授業)の概要について紹介していきます。

リアルタイムとは異なる点も多いので、しっかりと特徴を押さえておきましょう。

基本的には2種類

オンライン授業(遠隔授業)には、

  • ライブ配信:リアルタイムに行う
  • オンデマンド配信:録画した映像を配信する

上記の2種類に大別されます。

また、対面型授業とオンデマンド配信を組み合わせたり、対面型授業とライブ配信を組み合わせるという授業が行われることもあります。

配信する内容に応じて、ライブ授業が適しているかオンデマンド授業が適しているか異なるので、実際の活用事例などを参考にしてどちらの種類を採用するか決めると良いでしょう。

それぞれの授業方法がどのような長所・短所があるのか、詳しくは下記のトピックで解説していきます。

ライブ授業(同時双方向型授業)

オンライン授業

ライブ授業とは、同時双方向型授業とも呼ばれていますが、リアルタイムで授業を配信をする形態を指します。

同時双方向型の授業の場合、web会議システムを利用して映像や音声データを送受信するので、教員と学生が双方向でコミュニケーションを取れるメリットがあります。

カメラとマイクを用いてリアルに会話ができるので、対面授業に近い形で進めることが可能です。

質疑応答の時間を設けることで、不明点や疑問点をその場で解決できる点が特徴です。

リアルタイムにコミュニケーションがとれる

ライブ配信のメリットは、リアルタイムな授業を受けられるので、対面に近い雰囲気で学ぶことができる点です。

機材を用意すれば、大きく授業のやり方を変更する必要もないので、配信側の負担も軽いです。

リアルタイムなので、双方向にコミュニケーションが取りながら討論や意見交換を行うことができるので、集中力を維持しやすい点もメリットです。

コミュニケーションが取れれば孤独感を感じにくくなるので、勉強のモチベーションも保ちやすいでしょう。

通信環境に依存しやすい

ライブ授業では、リアルタイムで双方向がやり取りできるので、大量のデータの送受信ができるデバイスと通信環境が必要となります。

スマートフォンで授業を受ける生徒もいますが、スマートフォンでは処理しきれないデータ量になってしまうこともあるので、場合によっては授業中に通信が途中で途切れることも考えられます。

また、パケット通信量の高額化や通信制限によって、授業に参加できなくなる可能性もある点には注意が必要です。

このように、通信環境次第で授業の理解度が異なる点には留意しましょう。

ライブ授業のポイント

ライブ授業の際には、事前に生徒側に授業時間や参加用のURLを共有しておく必要があります。

併せて、生徒の参加承認をすることと、生徒以外が閲覧できないようにセキュリティの設定をしておくことも必要=となります。

また、授業で使う資料や教材を事前に共有しておくとスムーズに授業を進められるので、双方向でコミュニケーションを取って準備を進めましょう。

授業中は可能な限りビデオをONにしてもらうことで集中力が維持しやすくなり、またチャットやアンケート機能などのリアクションを使用してもらうと理解度が確認しやすくなります。

活用事例

ライブ授業は、具体的に下記のような場面で活用されています。

  • オンライン英会話、コミュニケーションを必要とする授業
  • 小学校や中学校などの生徒の進捗状況を確認しながら進める授業
  • グループワークが必要となる授業
  • 画面共有をしながらプレゼンテーションをする授業

基本的に、リアルタイムでコミュニケーションを取る必要がある授業、コミュニケーションを取った方が理解がしやすい授業で活用されています。

特に、学校ではお互いにコミュニケーションを取ることで理解度の確認がしやすくなるでしょう。

オンデマンド配信

ながらスマホ

続いて、オンデマンド配信の特徴や概要について見ていきましょう。

オンデマンド授業とは、教師や講師がインターネット上に授業の様子を録画した動画や教材を公開し、生徒が教材を見ながら学ぶスタイルです。

リアルタイムでコミュニケーションを取ることはできませんが、チャットやフォームなどを通じて教師とコミュニケーションを取ることができます。

いつでも講義を受けられる

オンデマンド授業の最大のメリットは、録画した授業を配信しているので、受講時間を生徒が自由に選ぶことができる点にあります。

ライブ授業の場合はリアルタイムで行うので、生徒側は授業時間に合わせて受講する必要があります。

しかし、オンデマンド授業であれば自分で好きなタイミングで好きな時間に受講できるため、都合に合わせて学習が可能である点がメリットです。

さらに、資料が配布される方式なので、処理するデータ量もライブ型授業と比較すると軽く、スマホやタブレットからでも容易にアクセスできます。

つまり、通信環境に左右されずに学習できるので、音声が乱れたりしてイライラすることもありません。

教材を作り替えるのは面倒

オンデマンド授業のデメリットは、配信側があらかじめ教材を用意しなければならないので、負担が重くなりがちという点です。

対面授業で扱っていた資料ではなく、オンデマンド授業用に作り替える必要がある上に、オンデマンド用にこれまでの授業スタイルを変える必要も出てくるでしょう。

さらに、オンデマンド授業だと、視聴するかの判断が生徒に委ねられることから、生徒の履修状況を把握する方法も考えなければなりません。

自分の好きなタイミングで勉強できるメリットはありますが、生徒側によってはただ漫然と動画や教材を見るだけで終わってしまうこともあるので、怠けやすくなるデメリットがあります。

配信側は、生徒がモチベーションを高く保って勉強を続けられるように工夫する必要があるので、手間が発生する点には留意しましょう。

オンデマンド授業のポイント

オンデマンド授業は、ただ漫然と動画を見て追われてしまうこともあるので、生徒の集中力が低下しやすい難しさがあります。

動画を配信しているだけでは、能動的に学ぼうとせずにサボってしまう生徒も出てくることから、勉強に取り組むような工夫が必須です。

出席確認をするだけでなく、課題を配布して期限を設けて提出を求めるなど、課題やテストをコンスタントに行うことが重要と言えるでしょう。

他にも、ダラダラと授業するのではなく、短時間で分かりやすい授業にするなど、生徒側が退屈しないように工夫するのがおすすめです。

活用事例

オンデマンド授業は、具体的に下記のようなシーンで活用されています。

  • 多くの生徒がいる塾や予備校の講義
  • 大人数向けの受験教材
  • 社員教育用のe-ラーニング
  • 大学の授業など、リアルタイムのコミュニケーションが不要な大人数の授業

オンデマンド授業は、そもそも「生徒側が自分の都合に合わせて視聴する」ことを前提としています。

そのため、リアルタイムでコミュニケーションを取る必要が無いシーンにおいて有効活用できるでしょう。

学校や予備校だけでなく、企業でも活用されているので参考にしてください。

対面×ライブ配信

対面×ライブ配信とは、一部の生徒が教室で対面で授業を受け、一部の生徒がライブ配信で授業に参加する授業形態です。

社会人や大学生の授業など、住んでいる場所に応じて柔軟に参加方法を選べるシチュエーションで有効活用されています。

集まる人数を減らして授業ができる

対面×ライブ配信のメリットは、授業や講義を行う会場に集まる人数を減らせる点にあります。

わざわざ大教室を用意する必要が無くなるので運営側の手間やコストを軽減できる上に、生徒の希望に合わせて受講方法を選べる点が魅力です。

特に、新型コロナウイルスが発生した昨今においては、感染症拡大のためにリモートで授業を受けたいと思っている生徒も多くいます。

生徒側に選択肢があり、好きな受講方法を選べることで学ぶモチベーションも高まるメリットがあります。

対面と配信用の両方の準備が大変

対面×ライブ配信だと、対面授業とライブ配信の2つの準備がそれぞれ必要となるので、配信側に大きな負担が発生するデメリットがあります。

対面授業に力を入れすぎると、ライブ配信で出席している生徒が分かりづらい授業になってしまうので、バランスよく授業の準備をしなければなりません。

また、用意する資料も、対面授業で出席する生徒にもライブ配信に出席する生徒にも分かりやすい内容である必要があります。

そのため、必要に応じて黒板を使用したり、オンライン上での資料の見やすさを意識するなどの工夫を施さなければなりません。

ライブ授業のポイント

ライブ授業のポイントとしては、オンラインで受講している生徒も対面で受講している生徒も、どちらでも分かりやすく感じる授業を展開する点を意識することです。

そのため、事前に何回かシミュレーションをしておき、あらかじめ分かりやすく感じるような見せ方を考えておくと良いでしょう。

オンライン対策だと、特に「画面は見やすいか」「音声は聞こえているか」といった細かい点まで意識しましょう。

さらに、対面とオンラインの生徒で同じような理解度の授業ができるように、コンスタントに生徒の理解度をチェックすることも重要です。

活用事例

対面授業とライブ配信の混合授業の活用事例としては、下記のようなものが挙げられます。

  • 大学の講義
  • グループワーク
  • 塾や予備校の授業
  • 企業における社員研修
  • プレゼンテーション

対面×ライブ配信は対面授業に参加するかオンラインで参加するか生徒側に委ねられるので、大学生や社会人を対象とした授業や講義で活用されています。

また、グループワークなどをはじめとしたコミュニケーションを取るような催しでも有効活用できるでしょう。

対面×オンデマンド配信

対面×オンデマンド授業とは、一部の生徒が対面で授業を受け、一部の生徒がオンデマンドで配信されている授業を受講する方法です。

会場へ足を運ぶのが難しい社会人や大学生がいる場合に有効活用されています。

学校に集まる人数を減らる

対面×オンデマンド配信のメリットは、対面×ライブ配信の授業と同様に、対面授業に参加する人数が減ることから大人数の教室を用意する必要が無くなる点にあります。

これによって感染症予防になるのはもちろん、大規模な会場を押さえたり会場設営をする手間を省略できます。

なお、オンデマンド配信の方がライブ配信よりも準備の手間がかからない点も魅力です。

また、受講者サイドからすると、どうしても対面授業がある日は用事で出席できない場合でも、オンデマンドで資料を閲覧しながら受講できるメリットがあります。

受けたい授業を見逃すことなく、かつ自分の好きなタイミングで受講できるので忙しい人でも安心でしょう。

資料の作成法を工夫する必要がある

対面でも授業用とオンデマンド配信用で同じ資料を使えるように、資料の作成方法を工夫する必要があります。

もちろん、対面用とオンデマンド配信用で内容を変えるのも一つの手段ですが、手間がかかってしまうのでおすすめしません。

参加者全員が理解できるように、資料の投影や撮影法にも気を配る必要があるので、資料の作成もかなり大変と言えるでしょう。

資料作成後は客観的な内容を精査して、分かりづらい点が無いか確認しましょう。

オンデマンド授業のポイント

対面×オンデマンド配信では、対面の生徒でもオンラインで受講している生徒でも、両者が同じように理解できるように資料を作成する点がポイントとなります。

オンデマンドには受講者が都合のいいタイミングで視聴できるメリットがありますが、臨場感に欠けてしまう点は否めません。

そのため、オンデマンド配信でも集中力を保って視聴できるようにする必要があり、また音声がはっきりと聞こえているかにも気を配りましょう。

活用事例

具体的に、対面×オンデマンド配信の授業は下記のような場面で活用されています。

  • 塾や予備校の授業
  • 大学の講義
  • 企業の社員教育(eラーニング)
  • プレゼンテーション

近年は、塾や予備校で講義の様子を録画し、受講者が好きなタイミングで受講できるオンデマンド配信が導入されています。

これにより、部活などで忙しい生徒でも質の高い講義を受けられるようになっています。

また、企業の社員教育でも、対面とオンデマンドを組み合わせることで、全国のエリアに対応できるでしょう。

オンライン授業の成功のためのポイント

続いて、オンライン授業を成功させるためのポイントを解説していきます。

オンライン授業やリモート授業には、遠隔授業ならではの難しさがあるのも事実なので、成功のポイントを知っておくことは重要です。

対面よりも時間をかけて準備する

対話の様子

オンライン授業やリモート授業を行う際には、zoomなどのツールを使用することになりますが、これらのツールに慣れるまでが大変です。

配信者側も受講者側も、操作方法に戸惑っていると時間を無駄にしてしまうので、事前に操作方法を確認しておくことが重要です。

付随している機能などはツールごとに異なるので、詳しい利用方法やよくある質問をまとめて生徒に共有しておくとスムーズです。

遠隔授業を行う場合は、実際に対面するよりもコミュニケーションが難しいので、できる範囲で事前に情報共有しておくことを意識しましょう。

また、対面授業とオンライン授業を組み合わせる場合は、どちらの形態で受講した生徒も同じ理解度になるように、資料の共有方法や授業の見せ方を工夫する必要があります。

配信側も受講者目線に立って、「どのようにすれば分かりやすいか」を考えてみてください。

生徒のフォロー体制も考えておく

オンライン授業やリモート授業では、通信環境の良し悪しやデバイスの影響で授業に集中できるか差が出てしまいます。

通信環境が悪いと、そもそも授業に参加できなかったり途中参加になってしまう場合もあるので、授業が満足に受けられなかった生徒のために、しっかりとフォロー体制を作っておくことが重要となります。

例えば、出席できなかった場合に備えて授業動画を共有するなど、欠席者が置いてけぼりにされないようなフォロー体制を作っておけば安心です。

また、オンライン授業は対面授業のように教員側の目が届かないので、勉強の強制力が弱い難しさがあります。

モチベーションが低いと簡単に欠席する生徒もいるので、出席情報を確認した上で「欠席者には課題を課す」といったように、欠席者を減らすための方策を考えておくことも有意義でしょう。

大学の「ハイフレックス授業」とは

大学でもオンライン授業やリモート授業の導入が進んでいますが、授業の様子をオンライン中継し、学生が講義を受ける場所を自由に選べる「ハイフレックス」が注目を集めています。

ハイフレックスとは、対面とオンラインのどちらから出席するかを学生が自由に選べる授業形式で、本記事で紹介した「対面×ライブ配信」に近いです。

ハイフレックス授業のメリット

ハイフレックスの導入により、日本に入国できない留学生や病気やケガなどで大学に通えない学生もリアルタイムで講義に参加できることから、実際に出席できない学生も学びの機会を逸してしまうこともありません。

また、学びの機会を確保するという面だけでなく、学びの質に関しても様々なメリットが期待できます。

実際に、オンライン授業を受けた学生からは「オンラインの方が教室よりも気軽に質問しやすい」というポジティブな意見が寄せられています。

大学では、大教室に多くの学生が集まって講義を聞くスタイルが一般的ですが、大人数がいる中で質問するのは萎縮しがちです。

しかし、画面越しであれば質問することの心理的なハードルが下がることから、対面授業よりも質の高い学びが得られるチャンスがあります。

実際に、「目的意識を持って授業に参加すれば、教室と同じように授業に集中できた」という声もあることから、オンライン授業の一環とも言える「ハイフレックス授業」は今後も広まっていくでしょう。

少人数授業でも活用されている

大人数の講義だけでなく、少人数のゼミにおいても「ハイフレックス授業」は導入されています。

実際にディスカッションや討論が行われることが多いゼミにおいては、「リアル参加」の学生と「オンライン参加」の学生の間で意欲のギャップが生まれてしまうという懸念があるのは事実です。

しかし、教員を取り囲むように受講生の机を配置し、画面上に教員だけでなく受講生の学ぶ様子を映すことで教室の一体感を味わえることから、学ぶ熱量に大きな差も生まれにくいです。

つまり、大人数でも少人数でも質の高い学びを得られるチャンスがあることから、時代の流れに合わせて配信側も学生側もオンライン化を受け入れる姿勢が重要と言えるでしょう。

オンライン授業におすすめのツール

最後に、オンライン授業をする際におすすめのツールについて紹介していきます。

各ツールで特徴や機能が異なるので、配信者側の都合や受講者の数に合わせて最適なツールを選びましょう。

zoom

zoomは会社のWeb会議などでも利用されていますが、ライブ配信の授業のみ可能です。

また、zoom上で行った授業を録画し、オンデマンド配信することもできるので、どちらのオンライン授業にも対応できます。

同時に最大1,000人まで参加することができ、最大49人をビデオ画面に表示できることから、オンライン授業のスペックとしては十分でしょう。

また、人工知能による自動文字起こし機能が付いていたり、ブレイクアウトルームを利用すると少人数でのコミュニケーションも可能なので、ディスカッションを伴う授業や講義にも活用できます。

MetaLife

MetaLife

MetaLifeは、オンライン上のスペースに参加者のアバターが集まり、アバター同士を近づけることで会話ができるコミュニケーションツールです。

アバターをスペース内で自由に動かすことができるので、生徒がグループワークを行う、先生が生徒1人1人の進捗状況を確認する、といったことが容易になります。オンラインでも双方向のコミュニケーションを活発化させられるのが魅力です。

MetaLife

また、対面とオンラインのハイブリッド授業にもおすすめです。対面参加の生徒とオンライン参加の生徒の両方がアバターとなって同じスペースにいることで、一体感を味わうことができます。

チャットや画面共有、ホワイトボード機能など、便利な機能を全て兼ね揃えているのも魅力です。

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Google Meet

Google Meetは、Googleが提供している高品質なWeb会議ツールです。

会社や学校などで利用する場合、ドメイン内の最大10万人のユーザーが視聴できるようにライブ配信することも可能なので、オンライン授業の場面でも活用できるでしょう。

受講者をミュートにして、講師の音声のみを届けることも可能なので、一方的な授業や講義をする際にも有効活用しましょう。

他にも、Q&A機能を用いた質問受付やアンケート機能も付いているので、生徒の疑問に対しても容易に対応できます。

ソフトウェアのインストールは不要で、各自のパソコンから最新バージョンのウェブブラウザからオンラインのビデオ会議に参加できるので、難しい操作は必要ありません。

Microsoft Teams

Microsoft TeamsはOffice365の機能の一つで、会議やチャットだけでなくオンライン授業でも活用できます。

会議機能では、最大10,000人まで同時に会話できるため、大人数でのオンライン授業にも対応できる強みがあります。

Microsoftのツールなので、WordやExcel、PowerPointなどのソフトを使いながら授業を進めることができます。

資料の共有もスムーズにでき、リアルタイムで共同編集ができる利便性の高さも魅力です。

Cisco Webex

Cisco Webexは、最大1,000人がビデオミーティングに参加できるので、オンライン授業の場面でも活用できるでしょう。

ジェスチャー認識機能が付いており、簡単な手のジェスチャーを認識して感情を画面に表現できる点が特徴で、これにより生徒の理解度の把握に役立ちます。

他にも、教員側と生徒側のやり取りをスムーズにしてくれるホワイトボード機能も付いているので、必要に応じて質疑応答なども可能です。

高度なノイズ除去と音声強調機能が付いているので、集中力も維持しやすいでしょう。

V-CUBEミーティング

V-CUBEミーティングは、世界最新・最高レベルの映像・音声技術を採用しているコミュニケーションツールで、オンライン授業にも有効活用されています。

授業中に双方向にコミュニケーションが取れるので、ライブ配信の授業でもスマートにコミュニケーションが取れます。

また、学校同士を遠隔で繋ぐ機能も搭載しており、操作性も非常に高いことから、教員側も生徒側もストレスなく使えると好評です。

  • 画面共有
  • アンケート機能
  • サジェスト機能
  • Office 365との連携
  • 録画機能
  • チャット機能

など、便利な機能が満載なので、質の高いオンライン授業が提供できるはずです。

Eventln

Eventlnはオンラインイベントのプラットフォームですが、プレゼンテーションやオンライン授業でも活用されています。

カンファレンスや交流会など、多様なイベント形式に活用できるので、学校や多くの企業に採用されています。

テーブル単位で分かれて話ができるため、少人数でのディスカッションやコミュニケーションを取りながら授業や講義を進めたい場面で活躍するでしょう。

また、参加者のデータ活用などの機能も付いているので、生徒の出席状況も簡単に確認できる点も便利です。

Slack

Slackは、仕事に必要な「メンバーや情報、ツールをまとめるコラボレーションハブ」ですが、多くの学校や予備校でのオンライン授業で活用されています。

また、社内研修をSlackで行っている企業も多く、スマートにコミュニケーションが取れるツールとして知られています。

ビデオチャットや画面共有機能も付いており、Slackコールを使ったビデオチャットは最大15人まで参加可能です。

授業の連絡や気軽にアンケートを取ったり、グループワークで資料等を共有する場面などでも活用できるので非常に便利です。

オンライン授業(遠隔授業)の種類・メリットまとめ

オンライン授業(遠隔授業)の種類・メリットまとめ
  • 授業内容によって、ライブ配信かオンデマンド配信のどちらが適しているかは異なる
  • 学びを場を逸することがないメリットがある
  • 対面よりも時間をかけて準備し、生徒のフォロー体制も考えておくことが重要
  • 多くのツールがあるので、特徴を把握した上で最も適している物を選ぼう

オンライン授業やリモート授業には種類がありますが、それぞれにメリットとデメリットが存在する点は知っておきましょう。

オンライン授業を通じて、対面で参加したりオンラインで参加するなど、自分にとってピッタリな方法で学びの機会を得られる点は大きなメリットです。

今後もオンラインでの勉強は高い需要があると考えられるので、本記事を参考にしてやり方やツールに関する情報を集めておきましょう。