「アイスブレイクって何?メリットは?」

「おすすめのアイスブレイクは?」

コロナ禍でもあり、ビジネスの場ではオンラインでの研修やリモートでの会議などが増えています。研修や会議の前に緊張をほぐしてコミュニケーションをよくするために行われるのがアイスブレイクです。

しかし、そもそもアイスブレイクって何かよくわからず、メリットがあるのと疑問に思っている方もいるでしょう。また、数多いアイスブレイクに戸惑い、何がおすすめなのか知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、オンラインでおすすめのアイスブレイクについて、会議・研修前に行える最適のゲームなどと併せて詳しく解説します。

この記事をご覧になれば、会議・研修前に行うアイスブレイクで得られるメリットや最適なゲームがよくわかります。

オンラインでおすすめのアイスブレイクについてざっくり説明すると
  • アイスブレイクをオンラインで行うメリットは、会議・研修などビジネスシーンの緊張を解くこと
  • アイスブレイクは、メンバー同士の相互理解を深めメンバーのコミュニケーションを活発にする
  • アイスブレイクにより本題の効果を大きく伸ばすことができる

アイスブレイクをオンラインで行うメリット

アイスブレイク

最初に、アイスブレイクをオンラインで行うメリットを紹介します。

会議・研修などビジネスシーンの緊張を解く

アイスブレイクの最大の目的でもあるメリットは、緊張を和らげることです。研修や会議など、ビジネスで他人とのコミュニケーションを取る必要がある場面では、最初のうちは参加者の多くの方がどうしても緊張しがちです。その状況を何ら手当てせずに本題に入ると、思うように運べないことがあります。

特にオンラインの場合、参加者同士の表情を読み取り難いこともあり、その傾向が強いです。中にはビデオをオフにする参加者がいることもあります。そうすると、コミュニケーションがますます難しくなってしまうのです。

オンラインでのアイスブレイクは、参加者の緊張をほぐし、リラックスさせてくれます。その結果、本題の効果を大きく伸ばすことができるのです。

チーム内の結びつきを強める

次に、チーム内の結びつきを強めることも大きなメリットです。アイスブレイクでは協力して何かを達成する必要があることが多く、お互いの意思を確認しながら一緒に行動しなければならない場面がよくあります。

このことが、メンバー同士の相互理解を深め、チームの一体感が醸成されることに繋がるのです。そのプラスの効果として、メンバーのコミュニケーションがより活発になります。

結果として本題であるディスカッションがしやすくなり、作業を協力して効率よく進めることができるようになるのです。

リモートでもお互いのことを理解できる

また、リモートでもお互いのことを理解できることもメリットです。リモートに限らず、会議や研修を行う際には、当然のことですが、複数人でコミュニケーションをとらなければならない場面が多々あります。

オンラインのアイスブレイクの場合も、参加者に発言の機会が与えられますので、他の参加者が発言者の立場や性格などについて理解を深めることができるのです。このようにして、お互いに相手を知ることができれば、コミュニケーションがさらに円滑に進むようになります。

オンラインツールの使用に慣れることができる

もう1つ、オンライン会議や研修を通じてオンラインツールの使用に慣れることができます。これも大事なメリットです。

オンライン会議やリモート研修では、バーチャルオフィスツールを使うのが一般的なことです。しかし、参加者がこのようなツールの扱いに慣れていないと、すぐに本題に入った場合に、勝手がわからずに本題についていけない恐れがあります。

その意味でも、アイスブレイクを通じて、バーチャルオフィスツールのチャット機能やビデオ・カメラのオンオフ機能、画面共有機能など基本的な機能に慣れておくことは効果的です。一度体験をしておけば、その後すぐに本題に入ってもスムーズに進めることができるでしょう。

アイスブレイクの際に注意すべきポイント

ここでは、アイスブレイクの際に注意すべきポイントを紹介します。

目的を明確にする

まず、目的を明確にすることです。そのアイスブレイクで何を目指すのかをはっきりとしておくことが、アイスブレイクを選ぶ際の大事なポイントなのです。

初対面同士の方が集まる場向けのアイスブレイクなら、自己紹介を兼ねたものなどを選択するのがよいでしょう。また、集団で取り組むプロジェクトのチームビルディングを兼ねている時は、チーム単位に分かれて行えるものを選ぶのがおすすめです。

要は、TPOに合わせて選択をすることです。アイスブレイクを行う目的を明確にすれば、ビジネスにも良い影響をもたらす結果につながることも期待できます。

参加者の準備物は減らす

次に、参加者が準備すべき物を減らすことです。各参加者が自分で準備する物をあまりに多く要求すると、そのことだけで面倒に感じてしまう人もいるでしょう。また、準備すべきものが多過ぎれば、用意し忘れるものが出てきてしまうリスクも大きくなります。

結果として、気まずくなってしまい、折角の企画が意に反して雰囲気が悪くなってしまう恐れもあります。決して望ましいことではありません。

多くの方に気軽に気持ちよく参加してもらうためにも、参加する人が準備すべきものを減らして、できるだけ参加者の負担が少ないアイスブレイクにするようにしましょう。

全員がコミュニケーションできるものを選ぶ

全員がコミュニケーションできるものを選ぶことも欠かせません。一部の人しか盛り上がれないようなアイスブレイクになってしまうなら、わざわざやる意味がありません。

全員が気兼ねなく参加してお互いにコミュニケーションできることは、アイスブレイクをオンラインで行う際の必要条件と言っても過言ではないのです。

もちろん、全員に発言してもらえる状況ができれば最善です。ただ、そうは言っても、いろいろな事情があって全員が発言できないケースももちろんあります。

そのようなことも考えた上で、全員で楽しむことができる取り組みやすいハードルが低いアイスブレイクを選びましょう。

複数のアイスブレイクを用意しておく

また、複数のアイスブレイクを用意しておくことも大事です。アイスブレイクを1つしか用意していないと、万一、それで盛り上がらなかった時も、そのままの雰囲気で本題に入ることにならざるを得ません。

しかし、その場合、参加者の状況によっては、当初予定していたことができなくなってしまう恐れもあります。最適なアイスブレイクは、その場の状況やタイミングによって変わるものです。

ですから、ある程度想定される状況を考えた上で、複数用意しておいて臨機応変に提案することをおすすめします。複数のアイスブレイクを用意しておけば、盛り上がりにかけるリスクを減らせる可能性が高まります。

ビデオは可能な限りオンに

ビデオは可能な限りオンにしておきましょう。上でも説明しましたが、参加者の中にはビデオをオフにする人がいます。しかし、ビデオをオフにしてしまうと、もちろん発言者の表情が読み取れなくなってしまいます。

オンラインの場合は対面の場合と違って、他にその人の表情を読み取る術はありません。表情が見えなければ、発言している方の気持ちや雰囲気がわからず、盛り上がりに欠けてしまい、せっかくのアイスブレイクも効果が半減してしまいます。

ですから、主催者は参加者に対し、ビデオを極力オンにするように促しましょう。もちろん、参加者自身も可能な限りビデオをオンにするよう心がけるべきです。

ツールの機能を積極的に使う

もう1つ、バーチャルオフィスツールの機能を積極的に使用することもおすすめしておきたい大事なポイントです。

たとえばZoomにはブレイクアウトルーム機能があります。これは、少人数のグループに分けて会議や活動を行える機能です。また、イラストや文字情報を共有できるホワイトボード機能もあります。他にも、Teamsでは複数の部屋を作ることができる機能もあります。

いずれもアイスブレイクに活用できる機能です。楽しみながらオンラインツールに慣れることができますので、ぜひこういった機能は活用しておきたいものです。

アイスブレイクに最適な「MetaLife」

「MetaLife」はアイスブレイクに最適なバーチャルオフィスツールです。

metalife

MetaLifeでは、1人1人がアバターとなってバーチャル空間に集まります。「〇〇さんと話したい」と思ったら、その人に近づいて話しかけることで、気軽に会話を始めることが可能です。

スペース上ではアバター同士を物理的に近づけることが可能なので、チームメンバー同士で利用した場合は他ツールよりも一体感を演出することができるでしょう。

さらにMetaLifeは、会話のネタになるようなエンタメ要素が多いのも魅力です。例えばアバターの見た目を変化させられたり、アバターが車に乗って素早く移動できたりと、会話が盛り上がるような機能が多く存在します。

そのため「MetaLife」を使えば、会社の仲間やお客様との会話が盛り上がること間違いなしです。

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自己紹介におすすめのアイスブレイク7選

初対面の人が多い場などでは自己紹介を兼ねたアイスブレイクがおすすめです。まず、オンラインで楽しめる自己紹介系のアイスブレイクを7つ紹介します。

漢字自己紹介

内容

  • 自分自身を表す漢字一文字を選び、漢字を選んだ理由も含めて自己紹介をします。他の人は、その漢字を選んだ理由などについて、質問をします。
  • 他の人が相手を表す漢字を選ぶこともでき、おすすめです。

おすすめポイント

  • わかりやすいゲームで、初対面の人同士でもすぐに話すことができます。
  • 本人が持っているイメージと他人から見たイメージの違いなどが分かり、楽しむことができます。

サイコロ自己紹介

内容

  • 始める前にまず、サイコロの各面に、好きな食べ物・好きな動物などのテーマを書いて用意しておきます。
  • テーマは、参加者自身の好みの内容で自由に設定可能です。
  • 次に、テーマを書いたオリジナルのサイコロを振りましょう。出た面のテーマに従って自己紹介をしていきます。

おすすめポイント

  • ユニークなテーマ設定を設定すれば、雰囲気が多少違う自己紹介を楽しめます。

積み木自己紹介

内容

  • 自分より前に自己紹介した人の名前をすべて言ってから自己紹介するのがルールです。
  • たとえば、最初の人が「大谷です」と紹介したら、次の人は「大谷さんの隣の北島です」などと追加していきます。

おすすめポイント

  • 名前を覚えるのが苦手な方も必死になるので覚えられるようになるでしょう。
  • 名前でなく出身地や趣味など好みのテーマを設定して違った感じの積木式自己紹介にもできます。

「実は…」自己紹介

内容

  • 今まで打ち明けていない自分の意外な一面を発表する自己紹介です。
  • 話の冒頭に「実は私は……」とつけるだけでもよく、話したくないことを無理に話すことはありません。

おすすめポイント

  • チーム内の親交を一層深めたいときなどにおすすめです。
  • 慣れたメンバーで行う場合でも新しい発見ができて面白いです。

ポジティブフィードバック

内容

  • 発表者は、自分の成功体験や嬉しかったことを話します。話す内容は、仕事の内容でもプライベートな出来事でも自由です。
  • 参加者は、そのエピソードへの感想と発表者の良い面を一緒にフィードバックします。

おすすめポイント

  • 他者からポジティブな評価をもらえることで、モチベーションアップになります。
  • 相互理解も深まり、チームの一体感が醸成されやすくなります。

他己紹介

内容

  • 2人1組になって相手のことを自己紹介するものです。
  • 事前にペアを組んだ相手の自己紹介を聞いて、自分の言葉で再構成します。
  • 何を話せばよいのか困らないように、趣味や職業など事前に話す項目を決めておいた方が良いです。

おすすめポイント

  • 限られた時間で情報を聞き出してまとめる良いトレーニングになります。
  • 本題に入るまでのウォーミングアップとしても有効です。

共通点探し

内容

  • 二人一組など少人数のグループになってお互いの自己紹介をし合い、共通する項目を見つけます。
  • 共通点をより多く見つけられたチームが勝ちとなります。

おすすめポイント

  • 通常の自己紹介をするよりも参加者が積極的に自己紹介をするようになるので、場が盛り上がります。
  • 共通点を探すことで、自己紹介が終わった後の会話のきっかけにもなります。

緊張をほぐすアイスブレイク3選

次に、緊張をほぐすリラックス系のアイスブレイクを3つ紹介します。

ストレッチ

内容

  • 参加者が、一人ずつ順に体をほぐすストレッチをカメラの前でやって見せます。
  • 他の参加者はその人の真似をして一緒にストレッチをします。
  • 次の人は、それまでに出てきていないストレッチを考え実践します。

おすすめポイント

  • 実際に体を動かしてほぐすことで、緊張も和らぎます。
  • 一度やったストレッチはできないので、ゲーム後半になるにつれてオリジナリティー溢れるストレッチが登場し、盛り上がります。

1分ゲーム

内容

  • 参加者は一斉に目をつぶって心の中で1分数えます。
  • 1分経ったと思ったら目を開きます。
  • タイムキーパーの人は、タイマーで1分測り、誰が一番正確だったかなどをチェックします。

おすすめポイント:

  • 一度目を瞑ることで落ち着きリラックスすることができます。

笑顔でGO!

内容:

  • 参加者はカメラを手などで隠します。
  • 合図と共にカメラの覆いを外し、できる精一杯の笑顔をカメラに見せます。

おすすめポイント:

  • 無理やりにでも口角を上げることでリラックスできます。
  • 開始一発目のアイスブレイク、休憩直後のミニアクティビティなどにおすすめです。

ゲームを楽しむアイスブレイク10選

次に、オンラインで楽しめるゲーム系のアイスブレイクを10個紹介します。

リモ謎(短縮版)

内容

  • チームのメンバーが協力して謎解きをしながら脱出を目指すゲームです。
  • プログラム通りに進行することで独特の世界観に没入させてくれます。
  • アイスブレイクでも使いやすい最短30分ほどで遊べる短縮版です。

おすすめポイント

  • 共通目標を持ってゲームを進めるので、初対面の方とも話やすく、対話が増えます。
  • 協力して謎を解くので、チームの団結力が向上します。

ジェスチャーゲーム

内容

  • ジェスチャーでお題が何かを相手に伝えるゲームです。
  • ジェスチャー役は司会者から言われたお題が何かを身振り手振りで表現します。回答者はそのジェスチャーを見て、お題が何かを考えます。

おすすめポイント

  • 何も用意する必要はなく、ジェスチャーをするだけで始められます。
  • どうジェスチャーで表現するか、それをどう解釈するかは人それぞれで、各人の個性も出て楽しめます。

絵しりとり

内容

  • 絵を描いて次の人にしりとりを繋げていくゲームです。司会が出すお題の絵を最初の人が描きます。次の人はその絵をもとに絵を仕上げていきます。
  • 順次繰り返して絵を描き、最後の人が描き終わったら、それぞれが何を描いたかを発表します。

おすすめポイント

  • 絵の上手・下手は関係ありません。
  • お題を勘違いして別の絵を描いてしまうこともあり、笑を誘う気軽に楽しめるゲームです。

流れ星

内容

  • 参加者全員に「流れ星」や「月」などのイラストを描いてもらうゲームです。
  • その絵を見せ合います。

おすすめポイント

  • 人それぞれに違う形の星などを描くので、見せ合うことで場の雰囲気が和みます。
  • 誰もが同じように思っているものも人によって見え方が変わる、という視点に気づくことができる意味のあるゲームです。

たけのこニョッキ

内容

  • 一人が「たけのこたけのこニョッキッキ」というのを合図に、参加者が「1ニョッキ」「2ニョッキ」などと言って、誰ともかぶらないタイミングで手を上げていくゲームです。
  • 参加者同士が同じ数字でかぶったり、最後の数字をカウントするまで残ってしまうと、負けです。

おすすめポイント

  • タイミングを伺うことがポイントで、相手との距離感をイメージしやすくなります。

お家探索ゲーム

内容

  • 進行役がお題を出し、参加者がお題に合ったものを、家の中から探してくるゲームです。
  • 探すものは、たとえば、「丸いもの」「赤い色のもの」「3文字のもの」など、ものの見た目の特徴や名称に関することをお題にするとやりやすくなります。

おすすめポイント

  • お気に入りのもの、最近使ったものなど、エピソードを話しやすいお題にすると盛り上がります。

おうちにあるものでしりとり

内容

  • おうちにあるもので、しりとりをするゲーム です。
  • 家の中のものをオンラインの画面上に映しながら、しりとりを行っていきます。

おすすめポイント

  • 回答時間に制限を設けたり、テーマを食べ物などに絞ると、緊迫感が出て楽しめます。
  • おうちにあるものを探すだけですので、準備するものがなく始めやすいアイスブレイクです。

ミュートでしりとり

内容

  • ミュート機能を活用して、音を消して口パクだけで何を言っているのかを伝え、しりとりをつなぐゲームです。
  • どのように相手に伝えようかと頭を使いますが、ルールはいたって簡単です。

おすすめポイント

  • 全く伝わっていなかったり、面白い答えが出てきたりするなどのハプニングが起こりやすく、盛り上がります。
  • 情報が限られている中でのコミュニケーションのトレーニングにもなります。

共通点ゲーム

内容

  • 2人1組でペアになり、制限時間内に共通点を探すゲームです。
  • たとえば、好きなスポーツや好きなアーティスト、出身地、などの話題で会話を深堀します。

おすすめポイント

  • 共通点を探すという目的があるので、初対面でも会話しやすいです。
  • 意外な共通点が見つかり一層盛り上がることも期待できます。

バースデーチェーン

内容

  • 参加者に誕生日が早い順に一列に並んでもらうゲームです。
  • 並ぶ際に会話や筆談は禁止です。並び終わったら、各人の誕生日を聞いて順番があっているか確認します。

おすすめポイント

  • 簡単なゲームですが、制限時間を定め複数チームで競争すると楽しめます。
  • コミュニケーションをとりやすくなり、緊張もほぐれるでしょう。

トークを楽しめるアイスブレイク13選

ここでは、トークを楽しめるアイスブレイクを13個紹介します。

Good&New

内容

  • Good&Newは、直前の24時間以内に自分が感じたこと、起きたニュース・新しい出来事などを話すゲームです。
  • 暗い話ではなく、前向きな明るい話題、ポジティブな話をするようにします。たとえば、楽しかったことや嬉しかったこと、興味がわいたこと・驚いたこと・初耳なことなどです。

おすすめポイント

  • 聞き手は口を挟まないというのがルールです。そのため、じっくりと聞く力も自ずと身についてきます。
  • お互いが興味関心を持っていることを聞くこともでき、相互の理解が深まります。

山手線ゲーム

内容

  • 司会が出したお題(山手線の駅名など)について、ひとりずつ順番にリズミカルに答えていくゲームです。
  • 他の誰かが発表した回答と被るのはNGになります。
  • ルールは、リズムに合わせて回答することだけです。

おすすめポイント

  • リズミカルに答えることで緊張がほぐれます。
  • 頭のウォーミングアップ効果もあるゲームです。

心理テスト

内容

  • 問題に対する回答によって性格診断や人生観などの深層心理を探るゲームです。
  • 用意するのは質問だけで、他に準備するものはありません。

おすすめポイント:

  • 回答を選んだ理由や結果についての感想などを述べあうことで話がはずみ、コミュニケーションが生まれます。
  • 参加者の個性を伺い知ることもでき、盛り上がれるゲームです。

ワードウルフ

内容

  • お題について話し合い、周りと異なるお題を与えられた少数派(ワードウルフ)を見つけるゲームです。
  • 会話をヒントに自分がワードウルフかどうかを考え、ワードウルフと感じたら多数派(市民)のお題を推測し、バレないように振る舞います。

おすすめポイント

  • 質問の仕方のトレーニングになります。
  • 狼ゲームよりルールが簡単で気軽に楽しめるゲームです。

クイズ

内容

  • 言わずと知れた定番のクイズです。参加者の世代や趣味に合わせて、問題を設定します。
  • 三択式のクイズが取り掛かりやすく、楽しみながらできるでしょう。

おすすめポイント

  • 若い人から高齢の方まで幅広い年齢層の方が参加できます。
  • 計算問題や歴史のクイズは、会議や研修の本題前の頭の準備体操にもなります。

ヒーローインタビュー

内容:

  • 2人1組でペアを組んで、聞き手と話し手に分かれます。聞き手は話し手に、自分が最も活躍していた瞬間をインタビュー形式で聞きます。
  • 聞き手は話し手を盛り上げ、話を引き出すようにします。

おすすめポイント

  • 成功体験を聞くことで口数も自然に増えてくるものです。
  • 感情豊かに答えることでお互いの心の壁を取り除きやすくなります。

無人島に持っていくもの

内容

  • 「無人島に移るのであれば何を持っていくか?」という問いの答えを参加者全員で考えます。
  • 「それ必要?」というふうに持っていく理由を聞き合って会話をしていきます。

おすすめポイント

• - 無人島という究極な環境で考えるのが面白く、個性が出るアイスブレイクです。

  • 持っていく理由を掘り下げていくとユニークな答えも出てきて盛り上がります。

英語禁止ゲーム

内容

  • 会話の中で英語やカタカナを使ってはいけないというルールで、日本語に置き換えてトークをします。です。
  • お題の選び方によっては結構難しいこともありますので、何についてトークをするかお題を決めておきましょう。

おすすめポイント

  • ルールもやり方も簡単ですが結構盛り上がるゲームです
  • 用意するものもなく、人数制限も特に必要なく、短時間でもできます。

感謝の言葉を言い合う

内容

  • 普段は恥ずかしくて直接本人にはなかなか言えない感謝の気持ちを、チャット機能を使ってメンバー同士で言い合います。

おすすめポイント

  • 素直にありがとうという気持ちをお互いに表に出すことで、感謝し合う気持ちが広く行きわたり、自ずと強い組織ができあがってきます。
  • オンライン上で短時間のうちにチームビルディングが可能です。

明日死ぬとしたら何をするか考える

内容

  • 人生の残りがあと1日だとした時に、どんな1日を過ごすかのタイムスケジュールを書き発表します。
  • 時間に対する考えを共有することで互いの個性を知り、人生観の多様性を感じられるゲームです。

おすすめポイント

  • 自分が望む生き方や時間の使い方がわかるとともに、他の参加者の価値観なども知ることができ、相互理解に繋がります。
  • 時間に向き合って価値を再確認し、生き方をより深く考えるようになります。

思い出エピソードトーク

内容

  • お題にそった思い出のエピソードを1人ずつ話します。
  • 発表後に、感想を述べる時間や、思い出に対する質問をする時間を設けるようにするのがおすすめです。

おすすめポイント

  • その人のバックグラウンドや個性を知ることができ、良好な関係を築く下地ができます。
  • 自己開示と他者理解によりチーム力を高めることができます。

自分の欲しいものオークション

内容

  • 自分がいちばん欲しいと思っているものを描き、発表します。
  • そのものに全員がオークション形式で値段を付け、なぜその金額にしたのかを述べます。

おすすめポイント

  • 自分のアイディアを表現する楽しさを知ることができるとともに、仲間の感性・価値観を知ることも可能です。
  • 自由な発想と相手の価値観を意識するチームビルディングが形成されます。

自分の理想を絵にかく

内容

  • 自分の理想とする高い視座から物事を見るようにして、その理想を絵に描きます。
  • たとえば、自分が大統領になったら何を目指してどんな政策を行うのかと言ったことです。

おすすめポイント

  • 普段とは違う視点から物事を見ることによって、普段の仕事では気づけなかった新しい発見ができます。
  • 視点を上げることにより仕事へのモチベーションが上がります。

ビデオチャットツールを使ったアイスブレイク3選

ここでは、ビデオチャットツールを使ったアイスブレイク3選を紹介します。

ニックネームを変更する

内容

  • バーチャルオフィスツールのビデオチャットツールには、自由に表示名を設定できる機能があります。
  • ミーティングが始まる前に自己紹介も兼ねたニックネームを決めて、表示名もニックネームに変えておくことが可能です。

おすすめポイント

  • 研修や会議の参加者が興味をそそられるようなニックネームをつけて自己紹介をすれば、会話も弾みコミュニケーションが進みやすくなります。
  • アイスブレイクの効果も十分期待できます。

チャット・イラストでしりとり

内容

  • ビデオチャットツール機能にあるチャットを使ったしりとりです。
  • 参加者は解答する順番を決めて、チャットでしりとりを続けます。
  • チャットだけでなく、さらにツールのイラスト機能を利用すれば、絵しりとりをツール上で行うことも可能になります。

おすすめポイント

  • 声を出す必要はありませんので、回りの状況などからどうしても音を出せない人も参加可能です。
  • チャット機能の使い方もマスターできるアイスブレイクです。

バーチャル背景トーク

内容

  • ビデオチャットツールの機能である「バーチャル背景」を活用したオンラインならではのアイスブレイクです。
  • 自分の選んだ写真や画像をビデオチャットツールの背景に設定し、選んだ画像についての思い出を一人ずつ紹介していきます。

おすすめポイント

  • 選んだ画像や写真に対してエピソードトークを展開することで相互理解に繋がります。
  • もちろん、ビデオチャットツールの使い方にもしっかり慣れることが期待できます。

アイスブレイクでの自己紹介はどうする?

これまで紹介してきたように自己紹介系のアイスブレイクはいろいろありますが、そもそもアイスブレイクでの自己紹介は、何をどう話すべきかと戸惑う方もいるでしょう。ここでは、アイスブレイクでの自己紹介の仕方のポイント・注意点を紹介します。

自己紹介はシンプルに明快に伝えることが基本です。アイスブレイクの主眼である緊張をほどきコミュニケーションをよくするためにも、分かりやすい構成を心がけ、時間も短めにしましょう

また、聞き手が不快に感じる内容はNGです。過度な自慢話は歓迎されません。かといって、ネガティブな発言も、場を白けさせるだけです。場の雰囲気を悪くしないように、明るく前向きな紹介を意識しましょう。

オンラインでおすすめのアイスブレイクについてまとめ

オンラインでおすすめのアイスブレイクについてまとめ
  • アイスブレイクで注意すべきポイントは、明確な目的・準備は少なく・全員でのコミュニケーションなど
  • アイスブレイクの種類・目的は、自己紹介におすすめ・ゲームやトークを楽しむ・ビデオチャットツールを使う、など多様である

オンラインでおすすめのアイスブレイクについて、会議・研修前に行うメリット、おすすめの最適のゲームなどと併せて解説しました。

依然コロナ禍が終息しない状況もあり、本題に入る前に緊張を解き、コミュニケーションをよくするオンラインでのアイスブレイクの活用の機会は、今後一層増えるでしょう。

この記事も参考にして、参加者が全員で楽しめるアイスブレイクのやり方を考えて、目的に合うゲームを見つけてください。