「オンラインランチ会ってなに?」
「社員のコミュニケーション不足解消したい!」
オンラインで多くの参加者と繋がりながらお昼ご飯を食べるオンラインランチ会は、在宅勤務の方に人気です。
リモートや在宅勤務の増えた昨今、社員同士のコミュニケーション不足に悩む職場が増えていますが、オンラインランチ会では、こうしたコミュニケーション不足問題を解消しチームワークを良好にすることが可能です。
今回は、オンラインランチ会開催のための事前準備の方法や注意点、会を盛り上げる秘訣などを紹介します。
みんなで楽しく昼食を食べて、社員のチームワークを深めましょう。
- オンラインで繋がりながら昼食を食べる会
- 社員のコミュニケーション不足解消になる
- 子供のいる人も参加しやすく、翌日にも響かない
- コストも抑えられ、参加者を集いやすい
オンラインランチ会は在宅勤務でおすすめ
オンラインランチ会とは、お昼の決まった時間に会社の同僚や先輩・友人などとオンラインで共に昼食を食べる会のことです。
在宅勤務が多くなった昨今、社員のコミュニケーション不足解消のため、こうしたオンラインの会を開催する職場が増えています。
オンラインのランチ会は、オンライン飲み会などとほぼ同じような雰囲気・概要のもので、普段会話をしないような相手や内容を話す機会を設けることが可能です。
開催時刻が昼食時になることで、以下のようなメリットがあります。
- 翌日の仕事に影響しない
- 子供がいる社員も参加しやすい
- コストが低く抑えられる
- 上記のようなメリットで社員が参加しやすくなる
オンラインランチ会は、開催が夜間にならないことで同居家族との生活リズムが合わせられ、翌日にも響かないためより多くの社員が参加しやすくなります。
オンラインランチ会で事前に準備すべきことは?
在宅勤務をしながらオンラインで繋がるオンラインランチ会は、上記のようなメリットがありますが、開催には事前に準備しておきたい事柄・決めておきたい事柄がいくつかあります。
事前準備をしっかりしておくことで、オンラインランチ会がより充実した活動となるので、まずはここに注力しましょう。
目的の共有
まずは参加者を呼びかけると同時に、「なぜこのオンラインランチ会をやるのか」をしっかりと明確にアナウンスしましょう。
オンラインの集まりを開催するにあたって、明確な開催の意図をしっかり伝えておくことで本来の目的が果たせるようになります。
基本的にオンラインでの社内活動は、参加者同士のコミュニケーションにより親睦を深めることがメインの目的となることが多いです。
しかしそのほかにも、昼食のメニューがメインの目的となったり、趣味などの共有が目的となることも考えられるでしょう。
開催する日程を決める
開催日程を決めるのはもちろん大切ですが、オンラインランチ会の日程決めはより多くの社員が参加しやすい時間設定にする必要があります。
ランチ会に参加する人の中にはテレワークをしている人・実際に会社に出社している人などもおり、通常はランチの時間帯がそれぞれ異なることが多いです。
なるべく多くの社員が参加できるようにするためには、事前にオンラインランチ会をいつ開催するのか・どのくらいの間開催するのかを決めておき、明確にアナウンスしておきましょう。
曜日の固定もおすすめ
オンラインランチ会は、固定の曜日で開催するのもおすすめです。
開催する日時や曜日を固定することで、その日参加できなかった社員も参加の都合をつけやすくなります。
定期的に開催することで、社員同士のコミュニケーションもより深くすることができるでしょう。
グループ分けの工夫も
オンラインランチ会では、普段あまり接触のない者同士の交流が生まれるよう、グループ分けも工夫しましょう。
参加者の多くが在宅勤務の場合、せっかくランチ会を開いても同じ職種の人同士の会話が多くなってしまう傾向にあります。
しかしそれでは、「普段会話をしないような相手や普段しないような内容を話す機会を設ける」というオンラインランチ会本来の目的が達成できません。
グループ分けの際、積極的に他業種の人同士を合わせるような工夫があると、さまざまな業種の人とのコミュニケーションが生まれます。
また、新人社員・中途社員も積極的に関わるよう促すことで、会社全体に良い影響が起きやすいです。
使用するツールの共有
オンラインでランチ会を開くなら、使用ツールを定めておかなくてはなりません。
使用するツールは、使い慣れたものを利用するのもいいですが、参加者が楽しめるようなツールの利用を試みてみると会話を盛り上げるきっかけになるのでおすすめです。
ただし新しいツールを利用する場合には、簡単な使用方法などを共有しておき、参加者がスムーズに参加できるように配慮しましょう。
ランチ会を盛り上げるならMetaLifeがおすすめ
MetaLifeはアバターとなってバーチャル空間上に集まり、近くにいるアバター同士で会話を楽しめるオンラインコミュニケーションツールです。
アバターの姿で実際に同じ空間上に集まることで、オンラインでも一体感を感じることができます。またアバターは自由に動けるので、話したい人と気軽に集まれることも魅力の一つです。
ツールの共有方法は、主催者がスペースを作成しそのURLを周知するだけと非常に簡単です。また、一度スペースを作成してしまえば何度も使えるので、定期開催にもおすすめです!
MetaLifeでイベントを開催する!オンラインランチ会成功の秘訣は?
オンラインランチ会を成功させるためには、会をスムーズに進行させること・盛り上げることが重要です。
とくに、進行がスムーズかどうかでその会が盛り上がるかどうかは決まるので、事前に進行方法や進行役については決めておきましょう。
以下では、オンラインランチ会をスムーズに進行し、会を盛り上げるために重要なポイントを紹介します。
司会を決めておく
参加者が複数人になるオンラインランチ会では、司会進行役を事前に決めておくことをおすすめします。
オンラインの場合、一度に複数人が話すことができず、なおかつ誰かが話し始めたら全員がその話に耳を傾けるようになっているため、対面の会のようにスムーズに会話を進めることが出来ません。
司会を事前に決めておくと、多くの人が会話に参加できるよう配慮したり、複数の意見をまとめたりとスムーズに会話を進行できる可能性が高まります。
トークテーマの決定
あらかじめトークテーマを設けておくと、会話も盛り上がりやすくなるでしょう。
フリーテーマで話していると中には、参加したものの何を発言していいのか分からなくなり、終始発言できないという参加者もいます。
事前にトークテーマを決めておくことで、参加者は開催前に何を話すか決めておけるので、フリートークが苦手な参加者も話しやすいです。
トークテーマは例えば、
- 各メンバーの趣味
- 最近ハマっていること
- 最近行った場所について
など、参加者が話しやすいほのぼのとしたテーマがおすすめです。
同僚や上司がいるようなランチ会の場合にも、普段会話をしないようなテーマをすることで、お互いの親睦を深めるきっかけになりやすくなります。
全員が会話に参加できるようにしておく
参加者全員が楽しく過ごし、オンラインランチ会を成功させるためには、全員が会話に参加できるようにすることがポイントです。
参加者の中には、一人で無限に会話をすることができるような話好きの人もいれば寡黙なタイプの人も存在するでしょう。
とくにオンラインの場合には、一人だけが話すだけで終わってしまうような可能性もあります。
さまざまな参加者との交流を促すため、司会者や周りの人が積極的に、全員に話をふるようにするなどの配慮や工夫が必要です。
他にも、参加者を正確や役職などを踏まえてグループ分けしてみるのも良いでしょう。
ゲームを用意しておく
みんなでお昼ご飯の時間を共有するだけでなく、簡単なゲームを取り入れてみるのも楽しい会の秘訣です。
全員で一つのことに取り組むことで一体感が生まれ、場を和らげることもできるので、ぜひ取り入れてみてください。
しかし、ゲームの内容については参加者の人数や世代を考慮する必要があります。
例えば、同年代の場合には特に考慮する必要はありませんが、世代の異なる人とゲームを開催する場合には、全員が同じレベルでできるようなゲームを選ぶことが必要です。
以下では、オンラインランチ会で取り入れるのにおすすめなゲームの例をいくつか紹介します。
オンラインランチ会で盛り上がるゲーム
オンラインで行うゲームは、カメラとマイクを用いた簡単なゲームがおすすめです。
どの世代も楽しめるオンラインで人気のゲームを紹介するので、会を盛り上げるツールとしてぜひ利用してみてください。
以心伝心ゲーム
以心伝心ゲームは、お題に関連する言葉をより多く一致させるゲームです。
お題に対して参加者一人一人が回答し、チーム内でより多く回答を一致させた方が勝者となります。
以心伝心ゲームは、ほかの参加者の思考を先読みする必要があるため、参加者同士のチームワークを高めることが出来るでしょう。
お題は以下のようなものがおすすめです。
- 秋に食べたくなる食材といえば・・・?
- 北海道に行くならどこに行く・・・?
- 夏といえば・・・・?
秋に食べたくなる食材といえば・・・カキ・栗・サツマイモ・サンマ・・・など、複数の回答が考えられる問題を出題するのがポイントです。
絵しりとり
絵しりとりは、単語を使うかわりに絵で進めるしりとりです。
始めに司会者が描いた絵からスタートし、参加者がそのあとに続いてしりとりをしていきます。
最後に答え合わせをすると、勘違いに気付いたり意外な回答に驚いたりして盛り上がるでしょう。
絵しりとりは、紙とペンがあればできますが、スマートフォンなどの専用アプリも利用可能です。
参加者が慣れてきたら、回答に制限時間を設けたり、一筆書きルールを設けたりして難易度をあげて試してください。
イントロクイズ
曲のイントロで曲名を当てるイントロクイズは、オンラインでも人気です。
司会者がイントロを流し、参加者は早押しで回答していくという単純なルールなので、誰でも気軽に参加できます。
参加者の年代の幅広さにもよりますが、音楽ジャンルや年代別のヒット曲などから出題するのもおすすめです。
イントロクイズは、選曲によっても盛り上がりが左右されるので、事前準備の際には参加者の年齢層や男女比などを考慮して出題する曲を決めましょう。
おうちにあるものしりとり
その名の通り、自宅にあるものを使って行うのがおうちにあるものしりとりです。
自宅にあるものという縛りを設けて行うため、通常のしりとりよりも少々難易度が上がり、大人も十分に楽しめるゲームとなります。
おうちにあるものしりとりでは、自宅にあるものを発表し合うことから、お互いの意外な一面や共通点を見出すことが可能です。
お互いのプライベートな一面を見せあうことで、参加者たちの親睦が深まるでしょう。
クイズ大会
ゲームの定番・クイズ大会は、さまざまなジャンルを織り交ぜて出題することで、オンラインでも盛り上がります。
ルールは、司会者が出題し参加者が回答するというシンプルなものですが、拡大画像から答えを考えるクイズや難読漢字を扱ったクイズなど問題次第で幅広く楽しめるでしょう。
これも、出題次第で盛り上がりが左右されるので、出題者の腕の見せ所です。
また、正当数に応じて景品を出すなど、参加者が楽しめる工夫を凝らすと、より一層ゲームが白熱するでしょう。
オンラインランチ会のメリット・効果
オンラインランチ会を開くメリットには、以下のようなものが挙げられます。
コミュニケーション不足の解消
オンラインランチ会の開催目的の多くは、コミュニケーション不足の解消のためです。
リモートワークが多い職場・業種で働く人の場合、テレワークにより社員同士で話をする機会が圧倒的に少なくなってしまい、コミュニケーション不足となってしまいます。
とくに、雑談の機会が減少していることは社会的にも問題となっている事柄です。
例えば、普段から職場で顔を合わせていれば、些細な悩み事・ちょっとした質問なども発言できますが、リモートとなると「個人的なことは発言しにくい」と感じる方も多くいます。
コミュニケーションの場として、オンラインでお昼ご飯を食べる会を設けることで、誰でも発言しやすい雰囲気を作りコミュニケーション不足を解消することが可能です。
チームビルディングの成功に
みんなで楽しくお昼ご飯を食べることは、チームビルディングの成功にも一役買います。
チームビルディングとは、チームを構築する一人一人が自身の長所を生かしながら、目標に向かって一丸となることを指す言葉です。
チームビルディングの考え方では、ひとりひとりが高い能力を持っているだけではなく、お互いをよく理解し尊重し合いながらチームを支えていくことが求められます。
社員同士の連携が取れていない状態ではチームビルディングの構築はなかなか難しいものなので、リモートでコミュニケーション不足を解消できる機会をぜひ持ちましょう。
コスト削減にも
コストの面でもオンラインランチ会はおすすめです。
通常の食事会と異なり、オンラインランチ会はそれぞれが自宅からオンラインで繋がるため経費はかなり安く済みます。
お店の席を人数分用意したり、コースを注文すると費用がかさみますが、オンラインランチ会では各々が自分の好きなお昼ご飯を自宅で用意するだけです。
また、オンラインランチ会では、参加人数やそれぞれの好みを確認してお店を予約するなどの手間が必要ありません。
それぞれすきなそれぞれ好きな場所で、好きなものを食べながら参加でき、開催も参加も気軽さにできるのが魅力です。
オンラインランチ会を実際にやってみた感想・口コミ
以下では、実際にオンラインランチ会を行なっている企業の事例を紹介していきます。
株式会社ウィルゲートの場合
株式会社ウィルゲートでは、テレワークによって難しくなった雑談などの気軽なコミュニケーションの機会を増やしていくために、「オンラインRoom0」と称した週1回のオンラインランチ会を開催しました。
事前に参加希望者を募った上で、4~6名程度のグループに分けて実施し、ベテランから若手まで幅広い社員が参加しました。
2回目の開催時には、「漫画」「映画」などのトークテーマごとに部屋割りを行った上でオンラインランチ会を開催し、多くの部屋で話に花が咲いている様子でした。
この会を開催することで、従来、大切にしてきた「部署や年次を越えた、“タテ・ヨコ・ナナメ”の社員同士のコミュニケーション」の機会を創出することに成功し、今後もこのような機会を設けるために、定期的にオンラインランチ会を開催していくようです。
参考:「オンラインランチ会」はじめました!在宅勤務中におけるタテ・ヨコ・ナナメのコミュニケーション機会に
株式会社sweepの場合
株式会社sweepでは、フルリモートの働き方を取り入れていることから、メンバーの多くが東京以外に住みながら仕事を行なっており、業務以外のことを話す雑談の機会はほとんど存在しませんでした。
そのため、コミュニケーション活性化を目的に、週1回のオンラインランチ会を開催しています。
その地域に住んでいる人しか知らないリアルな情報を聞ける点が
オンラインランチ会でよくある質問
最後にオンラインランチ会についてよくある質問をいくつかまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
咀嚼音は大丈夫か
パソコン内蔵のマイクを利用する場合は、あまり気になりません。
オンラインランチ会では、ヘッドフォンマイクを利用する人も多いのですが、口元近くにマイクが来る使用のものは咀嚼音を拾ってしまう可能性が高いです。
実際に利用した方の体験談でも「パソコン内蔵のマイクなら咀嚼音は拾われにくい」との声が多いので、オンラインランチ会では内蔵マイクを利用するようにしましょう。
終わりはいつなのか
始めと終わりの時刻がはっきりしていないと、参加を面倒に思う人もいるので注意しましょう。
いつからいつまで開催するのかが明確でないと、参加者の方も予定を立てづらく参加しにくくなってしまいます。
企画者は、始めと終わりの時間を明確に決め、参加者にもしっかり伝えるようにしましょう。
会社の上司とだと気まずくなりそう
参加を強制にしないことで、居心地のよいオンラインランチ会を開催することが可能です。
開催者・参加者に自分の上司がいると、「失礼のないように」「発言に気を付けなくては」と緊張する部下も多く、参加が気まずいと感じる方もいます。
しかし居心地の悪さを感じたまま参加するのでは、参加者が楽しめず、積極的な発言やコミュニケーションの場にはなり得ません。
トークテーマを決めたり、ゲームを導入したりなどして、参加者が楽しめるよう事前準備をしておくことでそのような心配が無くせるので試みてみましょう。
オンラインランチ会についてまとめ
- 目的や日時を明確にアナウンスしよう
- さまざまな業種の交流を促そう
- スムーズな司会進行が盛り上がりを左右する
- トークテーマ・ゲームの導入で楽しみやすい会に
オンラインランチ会成功の秘訣は、参加者が参加しやすく楽しみやすい会のために事前準備をしておくことです。
日時や目的を明確にして参加者に伝える・さまざまな参加者が交流できるよう配慮する・トークテーマやゲームを導入して楽しみやすくするなどに気を付けて、居心地よい会にしましょう。
なお、オンラインランチ会には、MetaLifeがおすすめです。 MetaLifeでは、バーチャル空間上でアバターを操作することで、まるで現実で集まってランチを食べているかのような体験をすることができます。
アバター同士を近づけて、普段あまり関わりがない人との会話にもチャレンジしてみるのもいいかもしれません。在宅勤務のさなかでも楽しくお昼ご飯を食べて、職場のコミュニケーションを活性化させてください。
MetaLifeをチェックしてみる!