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「メール専用のレンタルサーバーは必要なの?メリットは?」

「メール用のレンタルサーバー調べてるけど、どこがいいのかさっぱり…」

このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

メールサーバーは今後永く使い続けていくことも想定されるため、サービスの信頼性や備えている機能などについては事前に知っておきたいですよね。

そこで今回は、おすすめのメール専用のレンタルサーバーについて各サービスを比較しながら紹介していきます!

メール専用のレンタルサーバーについてざっくり説明すると
  • メール専用のレンタルサーバーは必要!
  • 独自ドメインは企業の信頼性向上につながる
  • 格安サービスから機能充実のサービスまで幅広くある

このページにはプロモーションが含まれています

メール専用のレンタルサーバーは必要?

メールサーバーのレンタルは、企業において多くのメリットをもたらします。

オリジナルのメールアドレスの使用や、大量のメールデータの確実な保管、そして従業員用アドレスの統一など、企業のメール管理を一元化し、管理コストを削減することが可能です。

無料のメールサーバーもありますが、これらは保存容量が限られており、過去のメールデータが消失する可能性があります。

独自ドメインが取得可能

独自ドメインのメールアドレスは、送り主が一目でわかるというメリットがあります。また、メールアドレスが独自ドメインであるということは企業の信頼性向上にも寄与します。

印象は企業にとって無視できない要素ですので、独自ドメインを使ってやり取りをするのはほぼ必須です。

無料メールサーバーは容量が少なく不便

無料のメールサーバーは、保存容量が限定されているため、過去のメールデータを長期間保管することが難しいです。

これが、過去のメールやデータを参照する必要があるビジネスシーンにおいて、業務効率の低下を招く可能性があります。

特に、日々の業務で大量のメールデータが発生する企業の場合、重要な情報が含まれる過去のメールを確認できなくなるリスクが高まります。

無料メールサーバーは信頼性に難あり

無料メールサーバーは、誰でも簡単にアカウントを作成できるため、ビジネスコミュニケーションにおいては、送信者の信頼性が低くなりがちです。

特に、フリーメールは企業利用において信頼性が欠け、セキュリティ面でもリスクが伴います。企業の外部コミュニケーションにおいては、信頼性やセキュリティを確保する観点から、有料のメールサーバーを選択することが推奨されます。

このような理由から、メール専用のレンタルサーバーは必要であると言えます。

おすすめのメールサーバーランキング

サービス名

料金

初期費用

アカウント数

容量

サポート体制

マルチドメイン

メーリングリスト

最低利用期間

ConoHa VPS

605円/月

無料

無制限

10GB~

チャット、メール、電話

無制限

不明

無し

お名前.com

95円/月~

無料

無制限

2GB

メール、お問い合わせフォーム

10

1個

3ヶ月

WebARENA

9,610円/月~

5,500円

200ID ~

30~1,500GB

チャット/メール

20個

50個

12ヶ月

ロリポップ

99 円/月〜

無料

10個

100GB

お問合せフォーム、チャット

50件~

1個

無し

さくらのメールボックス

86 円/月〜

無料

無制限

20GB

メール、チャット

20個

10個

3ヶ月または12ヶ月

カゴヤ・ジャパン

440円/月~

無料

無制限

20GB~

メール、電話

無制限

10個

無し

アルファメール

1,540円/月~

5,500 円

10個

20GB

メール、電話

利用不可

有料オプション

6ヶ月

Speever

1,540円/月~

無料

無制限

50GB

電話、メール

無制限

不明

無し

ムームーメール

年額630円

無料

無制限

30GB

メール、チャット

50個

機能なし

3ヶ月

InterServer

2.5ドル/月

無料

無制限

無制限

メール、電話、チャット

5個

なし

無し

WADAX

1,210円/月~

3,300円

無制限

20GB~150GB

電話、メール

0~30個

30個

無し

ConoHa VPS

項目

内容

サービス名

ConoHa VPS

料金

605円/月

初期費用

無料

アカウント数

無制限

容量

10GB~

サポート体制

チャット、メール、電話 平日10:00~18:00

マルチドメイン

無制限

メーリングリスト

- (利用可能だが詳細不明)

最低利用期間

なし

ConoHaのメールサービスは、マルチドメインをサポートし、ドメインやメールアカウントの制限がありません。

14日間のバックアップデータを毎日自動で保持するオプション(有料)もあり、機能性も十分です。

メールサーバーの構築はコントロールパネルから簡単に行え、DKIMによる送信ドメイン認証もサポートしています。また、サーバー停止なしでディスク容量を拡張することも可能です。

ConoHaのメールサーバーのメリット

ConoHa VPSではマルチドメイン対応やメールアカウントの無制限提供により、柔軟なメール環境を構築できます。

また、自動バックアップ機能により、データの安全性を向上させることも可能です。 初心者でも簡単にメールサーバーの構築と運用が可能です。

このようにConoHaは個人から法人まで幅広く使える優れたメールサーバーであると言えるでしょう。

ConoHaのメールサーバーのデメリット

ConoHa VPSは機能が充実している分、他のサービスと比べて割高な印象があります。

管理画面の使いやすさや機能の充実度よりもコストを優先する場合は、他の安さを売りにしたサーバーを検討するのが良いでしょう。


お名前.com

項目

内容

サービス名

お名前.com

料金

95円/月~

初期費用

無料

アカウント数

無制限

容量

2GB

サポート体制

メール、お問い合わせフォーム (24時間365日)

マルチドメイン

10

メーリングリスト

1

最低利用期間

無料期間を除く3ヶ月間

お名前.comは料金が格安であり、独自ドメインの取得も可能である点が特徴のメールサーバーです。

また、スマートフォン、パソコン、タブレットからのアクセスが可能で、専用のメールソフト不要で利用可能です。Webメールが用意されているため初心者でも簡単に利用を始めることができます。

お名前.comのメリット

お名前.comを利用する最大のメリットは、ドメインとメールホスティングを一元的に管理することができる点です。

管理が一元化されることで、非常に便利です。また、価格が安く、メール転送やメーリングリストなどの主要なメール機能が標準で搭載されているため、安心して利用できます。

「費用を抑えたいけど機能の充実度も捨て難い…」という個人の方に特におすすめのメールサーバーと言えるでしょう。

お名前.comのデメリット

一方で、お名前.comのデメリットとしては、専門的なメール機能を求めるユーザーには、いくつかの機能が物足りない可能性があるところです。そのため法人利用には不向きな側面があります。

しかし、基本的なメール機能は十分に備わっており、多くのユーザーにとっては問題なく利用することができます。


WebARENA 「メールホスティング」

項目

内容

サービス名

WebARENA 「メールホスティング」

料金

9,610円/月~

初期費用

5,500円

アカウント数

200ID ~

容量

30~1,500GB

サポート体制

チャット/メール (24時間365日)

マルチドメイン

20個

メーリングリスト

50個(200アドレス/1個)

最低利用期間

12ヶ月

WebARENAのメールホスティングは、サーバー稼働率が99.97%と非常に高いことが特徴です。

セキュリティ面では、大手のシマンティックのエンジンを搭載したウイルス対策ソフトが用意されています。また、クリック操作での使いやすさや簡単な入力が可能で、高機能なウィルスチェックなどの標準機能も搭載されています。

WebARENAのメリット

WebARENAは、二重化による安定したサービス提供が行われており、サーバー故障が発生した場合でも、別のサーバーでの継続が可能な分散処理が提供されています。このような安定性と高い機能性は、初めてメールサーバーをレンタルする方や、安定したサービスを求めるビジネスユーザーに特におすすめです。

WebARENAのデメリット

コンパクトなプランが用意されていない点がデメリットであると言えます。 WebARENAの最小単位は200IDで、ID=人数なので最小単位が200人の利用となります。初期費用も5,500円と高く、初めての選択肢というよりも現在利用しているものからの乗り換え先としての側面が大きいでしょう。


ロリポップ

項目

内容

サービス名

ロリポップ

料金

99 円/月〜

初期費用

無料

アカウント数

10個

容量

100GB

サポート体制

お問合せフォーム:24時間365日

チャット:平日: 9:30〜13:00 14:00〜17:30

電話(スタンダードプラン以上):平日:10:00〜18:00

マルチドメイン

50件~

メーリングリスト

1個~(500アドレス/1個)

最低利用期間

無し

ロリポップは、初心者に優しいレンタルサーバーサービスとして広く知られています。

特に、大容量を格安で提供する点が際立っています。エコノミープランでは、ディスク容量が100GBという比較的大きな容量を持ち合わせています。また、シンプルで使いやすいインターフェースがメールサーバーとしての特徴として挙げられます。

ロリポップのメリット

ロリポップの最大のメリットは、初心者向けのサポートが充実していることです。

これに加え、36ヶ月の長期契約を選択することで、月額99円(税込)という非常にリーズナブルな価格で利用することが可能となっています。このようなコストパフォーマンスの良さは、コストを抑えつつ長期でメールアドレスを運用したい方に特に適しています。

ロリポップのデメリット

デメリットとしては、大規模なビジネス利用には向かない可能性があると考えられます。特に、高度な機能や大量のトラフィックを要求するビジネスユーザーには、他のサービスを検討することが推奨されます。


さくらのメールボックス

項目

内容

サービス名

さくらのメールボックス

料金

86 円/月〜

初期費用

無料

アカウント数

無制限

容量

20GB

サポート体制

メール:24時間365日

チャット:24時間受付(時間によりチャットボットが対応)

電話(コールバック)

マルチドメイン

20個

メーリングリスト

10個

最低利用期間

3ヶ月または12ヶ月

さくらインターネットはレンタルサーバーの大手として知られ、自社でデータセンターを運営しています。

その中でも「さくらのメールボックス」は、さくらインターネットが提供するメール専用のサービスとして、高いセキュリティと安定性を持つことで知られています。

特に、サーバーの電源が多重化されており、メールデータも複数のストレージに保存されているため、一部に問題が発生しても利用に支障が出にくいのが特徴です。

さくらのメールボックスのメリット

「さくらのメールボックス」は、格安でありながらも十分な機能を持ち、迷惑メールフィルターやウィルスチェックなどの機能が標準で提供されています。

さらに、大量のメールトラフィックにも対応できる点や、2週間の無料お試し期間があることも大きなメリットとして挙げられます。これらの特長は、初めてメールサーバーを利用する方や、コストを抑えつつ信頼性を求める方に特におすすめです。

さくらのメールボックスのデメリット

他社と比較すると最低契約期間がプランによって3ヵ月もしくは12ヶ月設けられている点がデメリットであると言えます。この期間中は解約申請ができません。


カゴヤ・ジャパン

項目

内容

サービス名

カゴヤ・ジャパン

料金

440円/月~

初期費用

無料

アカウント数

無制限

容量

20GB~

サポート体制

メール、電話(午前10時から午後4時まで)

マルチドメイン

無制限

メーリングリスト

10個(100アドレス/1個)

最低利用期間

無し

カゴヤ・ジャパンのメールサーバーは、迷惑メールやウイルス対策、メールサーバー間の暗号化通信による高いセキュリティが特徴です。

さらに、アカウント設定から運用までワンストップで対応しており、メールアドレス数に制限がなく、アーカイブデータの長期保存も可能です。

カゴヤ・ジャパンのメリット

「カゴヤ・ジャパン」のメールサーバーは、ビジネスに必要な基本機能が充実しています。

特に、メール送受信が多いユーザーにも高い信頼性とセキュリティを提供しています。365日の無料サポート(電話やメール)があり、メールサーバーの移行もサポートしてくれるため、サポート体制が手厚いのが大きなメリットです。

カゴヤ・ジャパンのデメリット

カゴヤジャパンが多様なサービスを手掛けていることの裏がえしなのですが、HPに記載されているサービスや機能が多く、自力でほしい情報にアクセスするまでに時間がかかります。

この点はサポートの手厚さでもカバーされていますが、デメリットともいえるでしょう。


アルファメール

項目

内容

サービス名

アルファメール

料金

1,540円/月~

初期費用

5,500 円

アカウント数

10個

容量

20GB

サポート体制

メール、電話

マルチドメイン

利用不可

メーリングリスト

有料オプション

最低利用期間

6ヶ月間

アルファメールは大塚商会が提供するメールサービスで、99.9%の稼働率を持つことが特徴です。

無料でドメインを取得でき、追加料金なしで利用が可能です。また、スマートフォンやパソコン用のホームページ作成機能も完備しており、容量は最大で5TBまで提供されています。

アルファメールのメリット

アルファメールは、豊富なプランを提供しており、大規模ビジネスに適しています。

オプションで容量を最大10TBまで増やすことが可能で、大容量ディスクを持つことで、従業員の多い企業にも対応しています。

また、セキュリティ面ではメール誤送信対策迷惑メール検知などのオプションが提供されており、ドメイン名の手続き代行も基本料金から追加コストなしで行ってくれるのが大きなメリットです。

アルファメールのデメリット

メールアカウント10個で最低月額1,540~は他サービスと比べると少し高額に思えます。最低利用期間も半年と長めなのもデメリットです。

Speever

項目

内容

サービス名

Speever

料金

1,540円/月~

初期費用

無料

アカウント数

無制限

容量

50GB

サポート体制

電話、メール

マルチドメイン

無制限

メーリングリスト

作成可能数不明(1個/1,000人)

最低利用期間

無し

Speeverのメールサーバーサービスは、他社と比較するとすべてのサイズが大きく、そのため大人数でコスパ良く使うのに適しています。

Speeverのメリット

クラウド型のため、初期費用やメンテナンス費用が低コストで済みます。 容量50GBでアカウント無制限なのでかなりの人数で使用できるでしょう。 また高性能なスパムフィルターや迷惑メール対策を搭載しており、メールの安全性を高めています。

Speeverのデメリット

大人数でコスパ良く使うのには向いていますが、少人数のチームには最低プランでも過剰です。そのため大規模利用が前提のメールサーバーと言えるでしょう。

ムームーメール

項目

内容

サービス名

ムームーメール

料金

年額630円

初期費用

無料

アカウント数

無制限

容量

30GB

サポート体制

メール:24時間365日の受付 チャット:平日・土日9:30〜13:00 / 14:00〜17:30

マルチドメイン

50個

メーリングリスト

機能なし

最低利用期間

3ヶ月

ムームーメールは年額630円で利用できる超格安のメールサーバーサービスです。

メーリングリストの設定ができないなど機能面で足りない部分はあるものの、コストパフォーマンスに代えられるものはないのであれば十分選択肢となり得ます。

ムームーメールのメリット

独自ドメインのメールアドレスを低価格で簡単に作成できるサービスであり、メールボックスの容量も30GBと十分なため、個人や小規模事業者向けにおすすめです。また、とにかく格安なのも明確なメリットです。

ムームーメールのデメリット

サポート体制や営業電話に関する不満の声があるようです。また、他の有名メールサーバーと比較するとユーザー数が少ないため、情報源が少なく安心感はあまり高くないでしょう。

InterServer

項目

内容

サービス名

InterServer

料金

2.5ドル /月

初期費用

無料

アカウント数

無制限

容量

無制限

サポート体制

メール・24時間365日 電話・24時間365日 チャット・24時間365日

マルチドメイン

5個

メーリングリスト

なし

最低利用期間

無し

InterServerはアメリカのニュージャージー州に本社を置くレンタルサーバー事業者です。1999年の創業以来、世界中の100万人以上のユーザーにサービスを提供しています。 世界中にデータセンターを構築しており、安定したパフォーマンスが期待できるところが特徴です。

InterServerのメリット

cPanelなどのコントロールパネルが利用できるので、サーバーに関する知識がなくても簡単に運用できます。

その為初心者にとっても使いやすいサービスです。

InterServerのデメリット

サポートの対応言語が英語です。日本語対応は不十分なので英語でのやり取りが必要になります。特にサーバーの設定等は少々複雑な部分もあるので、英語が得意ではない方は選択肢から外れるでしょう。

WADAX

項目

内容

サービス名

WADAX

料金

1,210円/月~

初期費用

3,300円

アカウント数

無制限

容量

20GB~150GB

サポート体制

電話(平日9時~22時、土日祝9時~18時) メール

マルチドメイン

0~30個

メーリングリスト

30個

最低利用期間

無し

WADAXは、1999年の創業以来、法人・個人を問わず多くのユーザーにサービスを提供している日本のレンタルサーバー事業者です。

セコムと連携したセキュリティ対策を実施している点が特徴であると言えます。

WADAXのメリット

強固なセキュリティ対策と充実したサポートにより、安心して利用できます。

WADAXのデメリット

共用サーバーであるため、サーバーの管理権限は限られています。 また、他のユーザーの利用状況によってパフォーマンスが不安定になる場合があります。

おすすめのメールサーバー比較表

サービス名

料金

初期費用

アカウント数

容量

サポート体制

マルチドメイン

メーリングリスト

最低利用期間

ConoHa VPS

605円/月

無料

無制限

10GB~

チャット、メール、電話

無制限

不明

無し

お名前.com

95円/月~

無料

無制限

2GB

メール、お問い合わせフォーム

10

1個

3ヶ月

WebARENA

9,610円/月~

5,500円

200ID ~

30~1,500GB

チャット/メール

20個

50個

12ヶ月

ロリポップ

99 円/月〜

無料

10個

100GB

お問合せフォーム、チャット

50件~

1個

無し

さくらのメールボックス

86 円/月〜

無料

無制限

20GB

メール、チャット

20個

10個

3ヶ月または12ヶ月

カゴヤ・ジャパン

440円/月~

無料

無制限

20GB~

メール、電話

無制限

10個

無し

アルファメール

1,540円/月~

5,500 円

10個

20GB

メール、電話

利用不可

有料オプション

6ヶ月

Speever

1,540円/月~

無料

無制限

50GB

電話、メール

無制限

不明

無し

ムームーメール

年額630円

無料

無制限

30GB

メール、チャット

50個

機能なし

3ヶ月

InterServer

2.5ドル/月

無料

無制限

無制限

メール、電話、チャット

5個

なし

無し

WADAX

1,210円~

3,300円

無制限

20GB~150GB

電話、メール

0~30個

30個

無し


メールサーバー価格比較表

サービス名

料金

初期費用

アカウント数

容量

ムームーメール

年額630円

無料

無制限

30GB

お名前.com

95円/月~

無料

無制限

2GB

ロリポップ

99 円/月〜

無料

10個

100GB

さくらのメールボックス

86 円/月〜

無料

無制限

20GB

ConoHa VPS

605円/月

無料

無制限

10GB~

カゴヤ・ジャパン

440円/月~

無料

無制限

20GB~

WADAX

1,210円/月~

3,300円

無制限

20GB~150GB

アルファメール

1,540円/月~

5,500 円

10個

20GB

Speever

1,540円/月~

無料

無制限

50GB

WebARENA

9,610円/月~

5,500円

200ID ~

30~1,500GB

InterServer

2.5ドル/月

無料

無制限

無制限

メールサーバーを料金が安い順に並び替えるとこのようになります。

ただし、サービスによって料金体系が異なるため(月額、年額、容量単位での価格など)、単純な比較が少々難しいかもしれません。

メールサーバー容量比較表

サービス名

料金

容量

コスパスコア

InterServer

2.5ドル/月

無制限

-

ロリポップ

99 円/月〜

100GB

1.01

お名前.com

95円/月~

2GB

0.021

さくらのメールボックス

86 円/月〜

20GB

0.233

カゴヤ・ジャパン

440円/月~

20GB~

0.045~

ConoHa VPS

605円/月

10GB~

0.016~

アルファメール

1,540円/月~

20GB

0.013

Speever

1,540円/月~

50GB

0.032

ムームーメール

年額630円

30GB

0.397

WADAX

1,210円/月~

20GB~150GB

0.017~

WebARENA

9,610円/月~

30~1,500GB

0.003~

各メールサーバーサービスの容量に注目して比較したものです。

料金体系が異なるため単純な比較は難しいのですが、上にあるものほど容量に対するコスパが良いものであると考えて良いでしょう。

メールサーバーセキュリティ比較

メールサーバーサービスのセキュリティは、情報漏洩やサイバー攻撃からデータを守る要です。

主に暗号化、ウイルスチェック、迷惑メールフィルタによって成り立っています。 内容の暗号化は、第三者によるデータの盗み見を防ぎます。ウイルスチェックは、悪意あるソフトウェアからシステムを保護し、迷惑メールフィルタは不要なコンテンツの受信を防ぎます。

これらの機能は、ユーザーと企業のプライバシーとデータを保護し、信頼性の高いコミュニケーションをサポートします。

今回紹介しているサービスは手法は違えどどれもこの3つの柱を備えており、セキュリティについては信頼できるサービスとなっています。

メールサーバーの失敗しない選び方

料金・サーバー費用

コストパフォーマンスはサービスを選ぶ上で重要な要素ですが、高額なサービスにあるような高度な管理機能などは備えていない場合が多くあります。

初期費用や月額費用を確認することも大切ですが、コストばかりに気を取られず機能面についても長期的な運用を考慮して選択しましょう。

使用できるメールのアカウント数

ビジネスの規模やニーズに応じて、必要なメールアカウント数を確認します。

最初から過剰な枠を持つサーバーを持っても持て余してしまいますし、上限数が少ないサービスにしてしまうといつか乗り換えが必要になります。

拡張性を考慮して、将来的にアカウント数を増やすことができるサーバーを選ぶと良いでしょう。

容量の大きさ

業務のメールの送受信量や添付ファイルのサイズに応じて、適切なストレージ容量を持つサーバーを選びましょう。

容量不足になるとメールの運用に支障が出るため、余裕を持った選択が推奨されます。 業種別に一般的に必要となる容量についてまとめてみました。

法律事務所やコンサルティングファーム向けのサーバー容量

50GB~100GB/ユーザー 法的文書やコンサルティング関連の文書は重要であり、長期間保存する必要があります。そのためストレージとしての役割のイメージで、比較的容量の多いサーバーを選ぶのが良いでしょう。

製造業向けのサーバー容量

25GB~50GB/ユーザー 製造業では、製品設計やプロジェクト管理に関する重要なコミュニケーションが行われますが長期保存は視野に入れなくても良いため中程度のサイズで良いでしょう。

医療業界向けのサーバー容量

50GB~100GB/ユーザー 患者情報や医療データは、法的にも長期間保存する必要があります。 そのため数年分のデータを保持できるサイズを確保するべきでしょう。

教育機関向けのサーバー容量

25GB~50GB/ユーザー 教育機関では、教材や学生とのコミュニケーションがメインとなります。 基本的には1年分のデータが保存できれば良いので、中程度の容量で十分でしょう。

IT企業向けのサーバー容量

50GB~100GB/ユーザー IT企業では、大量のテクニカルなデータやソフトウェアがやりとりされます。 やり取りする1つ1つのデータ量が大きくなることが考えられるため、大容量のサーバーを選ぶのが良いでしょう。

メールの運用機能の充実度

フィルタリング、自動応答、スパム対策など、必要なメール運用機能が充実しているか確認します。

機能の多さだけでなく、使いやすさや安定性も重要です。

メールの自動送付・自動返信、転送、などの基本的な性能はどれも有している場合が多いですが、その他の機能、例えばメーリングリストの設定可否や数に関しては異なりますので、比較検討が必要です。

サービス名

メーリングリスト

お名前.com

1個

WebARENA

50個(200アドレス/1個)

ロリポップ

1個~(500アドレス/1個)

さくらのメールボックス

10個

カゴヤ・ジャパン

10個(100アドレス/1個)

ConoHa VPS

あり(利用可能だが数などの詳細が不明)

アルファメール

有料オプション

Speever

作成可能数不明(1個/1,000人)

ムームーメール

なし

InterServer

なし

WADAX

30個

サポート体制

問題が発生した際のサポート体制は非常に重要です。

24時間365日のリアルタイムのサポートや迅速な対応が求められる**場合、その点を重視してサーバーを選ぶことが必要です。

個人向けと法人向けはどっちがおすすめ?

個人向けの主な特徴とメリット・デメリット

個人向けのメールサーバーサービスは、シンプルで使いやすいインターフェースを持ち、基本的なメールの送受信機能を中心に提供されます。

多くの場合、無料プランが用意されており、個人の利用範囲内であればコストを気にせず利用できることが多いです。

メリット

初心者でも簡単に利用開始できることがまず挙げられます。個人の場合初めて利用する方が多い傾向にあるため、初めての方にやさしいサービスとなっていることが多いです。

また、低コストまたは無料で利用できることが多く、機能も一般的なやり取りには十分に備わっています。

デメリット

高度なセキュリティ機能やビジネス向けの機能が限られている場合が多いです。 また、無料になると広告が表示されるサービスもあります。

法人向けの主な特徴とメリット・デメリット

法人向けのメールサーバーサービスは、ビジネスのニーズに合わせた高度な機能やセキュリティ対策が施されています

大量のメールの送受信、チーム間のコミュニケーションをサポートする機能、データのバックアップや暗号化などのセキュリティ機能が充実しています。

メリット

ビジネスの効率化やセキュリティ強化に寄与する多機能が備わっている場合が多いです。

大量のメールデータの管理やバックアップが容易に行うことができます。

また、専門的なサポートやカスタマイズが可能な場合も多く、用途に沿ったカスタマイズをすることで効率化が図れます。

デメリット

多機能なためもちろん個人向けに比べてコストが高くなります。

また、利用開始の際の設定や管理が複雑になる場合も多く、管理画面の操作が煩雑な場合も多いようです。

メール専用のレンタルサーバーの使い方

まず、メールサーバーを導入する前に、必要な設定や情報を整理しておくことが重要です。

メールサーバーにアクセスして、必要なメールアカウントを作成します。 これには、メールアドレスやパスワードなどの情報が必要です。

最後に作成したメールアカウントを利用して、メールソフト(OutlookやThunderbirdなど)の設定を行います。これにより、メールの送受信が可能となります。

メール専用のおすすめレンタルサーバーまとめ

メール専用のレンタルサーバーまとめ
  • 格安で利用できるものから機能充実のものまで、用途に合わせて選ぼう
  • 容量と料金のバランスは大事。必要な容量を確認しよう

メール専用のレンタルサーバーの利点は独自ドメインが相手に与える信頼性や重要データの保存など、多岐にわたります。

その中でも安ければよいわけではなく、そのサービスが備えている機能が自分にとって十分なのかについてはしっかりと確認し、適切なサービスを選ぶようにしましょう。