テック文庫

「WebARENA IndigoってどういうVPSなの?」

「WebARENA Indigoを使ってみたいけどユーザーの口コミが気になる」

VPSをお探しの方で、WebARENA Indigoが気になっている方は多いのではないでしょうか。

WebARENA Indigoは圧倒的な安さが魅力の格安VPSで、他社のVPSと比べても非常にお得に利用することができます。

一方で、安い分サポート体制や安定性には不安要素も少なからず存在します。

ここではWebARENA Indigoの良いところから残念な点まで、実際の利用者の口コミを踏まえて解説します!

WebARENA Indigoをざっくり説明すると
  • 国内最安値の格安VPS
  • KUSANAGI OSを利用可能
  • サポートや安定性はあまり期待できない

このページにはプロモーションが含まれています

WebARENA Indigoの特徴

項目

内容

主なプラン

メモリ4GBプラン

CPU

4vCPU

SSD

80GB

ネットワーク

500Mbps上限

IPアドレス

IPv4 &/IPv6

仮想化方式

KVM

対応OS

CentOS、CentOS Stream、Ubuntu、
Rocky Linux、AlmaLinux、Debian、
Oracle Linux、Windows Server、
KUSANAGI 9(CentOS Stream)

スナップショット有料オプション(月額上限5.5円)
DNS有料オプション(月額上限550円)
データ転送量無制限
インスタンス複製
SSH
DNS逆引き設定

WebARENA Indigoは、NTTPCコミュニケーションズが提供するVPSサービスです。

WebARENA Indigoの魅力的な特徴の一つに、利用料が非常に安い点が挙げられます。多くのVPSサービスがなかなか高い料金を設定している中、WebARENA Indigoはユーザーに優しい価格設定を実現しています。

容量は小さめですが、個人利用であれば基本的には問題ありません初めてVPSを利用する方や、コストを抑えたいと考える方にとって、極めて魅力的な選択肢となっています。

さらに、WebARENA IndigoではKUSANAGI OSの利用が可能です。

KUSANAGIは、高速なWebサイト運営を可能にするための仮想マシン環境を提供するOSで、特にWordPressの動作が非常に高速になります。

このKUSANAGI OSを利用できるVPSはあまり多くないので、この点もWebARENA Indigoの大きなメリットの1つとなっています。


WebARENA Indigoの良い評判・口コミ

それでは実際にWebARENA Indigoを使っている方々のリアルな口コミを見ていきましょう。

利用料が非常に安い

さくらのVPSこの前解約しちゃったけど、なんだかんだで常時起動サーバー欲しいなぁ〜と思って安いVPS調べてたらNTT WebArena Indigoとかいうの見つけて、めちゃめちゃ安くてびっくらこいて早速登録してサーバー建ててみた

ちょっと重いけどそんなに悪くないし、月に350円で激安

X

WebARENA Indigo の価格安くて驚いている。

k8sを構築稼働できるくらいの帯域が使えるのか心配になるくらい安い。

X

VPS乗り換え検討中なんですがNTT系列のWebARENA Indigoというのが良さげ。とにかく安い。

X

WebARENA Indigoは、他社の同スペックのプランと比較しても非常にコストパフォーマンスが高いと評価されています。

ネット上でも、WebARENA Indigoの安さに驚く声が多くみられます。

実際に、サービスは国内最安値を謳っており、その手頃な価格設定から多くのユーザーに選ばれています。

GPU利用可能

GPU搭載のVPSはこれから重宝すると思うけど、料金がバカ高いのが難点だなぁ。

色々探してるけど、一番安価に借りれるのは、Webarena Indigo GPUぐらいだと思う。

X

WebARENA Indigoは、GPU(画像処理装置)を搭載しているため、画像のようなデータ処理が非常にスムーズに行えます。

このようなGPUを搭載しているVPSは市場でも少なく、特に画像処理やデータ解析を行うユーザーにとっては大きな魅力となっています。


WebARENA Indigoの悪い評判・口コミ

サポートの対応が悪い

小さい声で言うけど、東京サーバーを持っているなら、VPSはWebARENA Indigo 一択ですよ。早い安い!ただ難点を言うとサポートが全くないので中級者以上仕様!

X

問い合わせですが、問い合わせると、翌日の夜に、契約情報や詳しい内容を教えてくださいと返事があり 詳しい内容を伝えると、また翌日の夜ぐらいに返事があります。

1つの質問で1~2週間は回答をもらうのにかかります。

みん評

一部のユーザーからは、WebARENA Indigoのカスタマーサポートの対応が雑な印象を受けるとの声が上がっています。

安いだけあってサポートも最低限であることが伺えるので、VPS初心者の方だと設定等のサポートが充実していないことで苦労する場面もあるかもしれません。

メンテナンスで頻繁に止まる

WebArena indigo、もしかして恐ろしく不安定……?

ものすごい頻度で障害メール来るんだけど……

X

メンテナンスでよく止まってます。管理画面もあまり使いやすくない。最低最悪とは言いませんが、だったらもう少し値段が安くなってほしいです~。

みん評

WebARENA Indigoのサービスには、障害やメンテナンスによる停止が頻繁にあるという声が一部から寄せられています。

サービスの安定性に疑問を持つユーザーもいるようです。しかしながら、これらの口コミには投稿されてから時間が経っているものが多く、最近ではあまり障害報告は上がっていないようです。

接続がうまくいかない

WebARENA Indigoに向けてiperf3でスピードテストしようとしたらDoS攻撃として検知されてしまって自宅から接続できなくなったが

X

接続の問題も一部のユーザーから指摘されています。

個人の設定ミスの可能性も考えられますが、一定数のユーザーが接続に困難を感じていることが報告されるので、接続がうまくいかず困る可能性があるのは事前に把握しておくと良いでしょう。

ビジネスタイムにメンテナンスがある

Webarena Indigoで今日の夕方にメンテがあるってさっきメール着たけどひどすぎない…?

しかもインスタンス止まるって…商業なんだから普通はレプリケーションで止まらないようにするもんなんだけどそれもできないのか?

で、止められたインスタンスがメンテ後に自動起動するのかどうかもわからない…。

X

WebARENA Suite2ですが、14:00~18:00の間にメンテナンスするとの告知が来ました。

メールサーバーも対象なので、本当に参りました・・・普通メンテナンスとかは深夜にやりませんかね。。

みん評

通常、メンテナンスや計画的な停止は深夜や休日に行われることが多い中、WebARENA Indigoではビジネスタイムにメンテナンスが行われたことが過去にあったようです。

緊急のメンテナンスならば仕方のないことですが、多くのユーザーが困惑したとの声があります。

WebARENA Indigoの料金を他社と比較

【Linux料金】

メモリ

768MB

1GB

2GB

4GB

8GB

16GB

32GB

時間従量料金0.52円0.701.162.324.8710.2222.01
月額上限料金3194498141,6303,4107,15015,400

CPU

1v

1v

2v

4v

6v

6v

8v

SSD

20GB

20GB

40GB

80GB

160GB

320GB

640GB

ネットワーク

100Mbps上限

100Mbps上限

100Mbps上限

500Mbps上限

1Gbps上限

1Gbps上限

1Gbps上限

IPアドレス

IPv6

IPv4/IPv6

IPv4/IPv6

IPv4/IPv6

IPv4/IPv6

IPv4/IPv6

IPv4/IPv6

WebARENA Indigoの料金プランは上記のようになります。

月額319円から使用可能ということで圧倒的に安く、実際自社調べで国内最安値であるとされています。他のVPSサービスと比較しても、同規格のプランとしては安めの価格帯に設定されています。

口コミにもあったように、コストを抑えてVPSが使用できる点は非常に多くの利用者から評価されており、WebARENA Indigoのサービスを選ぶ大きな理由の一つとなっています。

ただし、Linux用の料金は極めてリーズナブルですが、Windows用の料金は別であり、Linuxに比べると高めの価格設定となっているので注意が必要です。

他社と比べてもお得

サービス名

月額料金

WebARENA Indigo

319円/月~

KAGOYA CLOUD VPS

日額20円  (月額上限550円)~

ABLENET VPS

554円/月~

ConoHa VPS

682円/月~

Xserver VPS

830円/月~

お名前.com VPS

873円/月~

さくらのVPS

616円/月~

上の表は、主なVPSの料金を一覧にしたものです。他社と比較しても、WebARENA Indigoの月額利用料が特出して安いことが分かります。

国内最安値の謳い文句は、決して大袈裟ではないと言えるでしょう。


WebARENA Indigoの他社と比較したデメリット

WebARENA Indigoはコストを抑えて運用できるVPSとして一定の地位を得ていますが、一方でデメリットとなる部分も散見されます。

バックアップが2週間に1回

WebARENA Indigoのサービスでは、運営によるバックアップが2週間に1回という頻度で行われています。

この頻度は、他のVPSサービスと比較するとやや少なめです。また、このバックアップは利用者側が消失したデータを復旧するためのものではなく、バックアップデータを取得するためにはスナップショットをオプションで取得する必要があります

スナップショットの料金は月額上限5円と非常に低価格ですが、多くのサービスがバックアップデータを提供している中で、この点は万一の際の不足が生じる可能性があります。

ディスク容量が小さい

WebARENA Indigoの料金プランが他サービスと比べて低めに設定されていることは確かです。特にメモリ比でみると、他サービスとは文字通り桁違いです。

一方で、設定されているディスク容量が小さく、ディスク容量比でみると妥当な料金設定といえます。

個人利用ならばディスク容量が小さくても特に問題はありませんが、場合によっては足りなくなってしまうこともあるでしょう。

Windows料金は別体系

WebARENA IndigoのLinux用の料金は、他のVPSサービスと比較しても非常にリーズナブルです。

しかし、Windows OS用の料金は別体系となっており、メモリ比で見るとLinuxよりも高めに設定されています。

特にWindowsを利用するユーザーにとっては注意が必要です。

また、メモリ比のディスク容量は、Linuxに比べてWindows用は大きめに設定されているため、実際の利用前に確認することが推奨されます。

コントロールパネルの利用が不安定になる

WebARENA Indigoのサービスでは、全てのインスタンスで一時的にコントロールパネルの動作が不安定になる不具合が発生しています。

この不具合は、2〜3ヶ月に一度の頻度で発生しており、ほとんどの場合は数十分程度で復旧しています。

しかし、稀に復旧までに数時間かかる場合も報告されています。

この点については、今後のサービス改善の可能性も考えられますが、現状では利用者として注意が必要です。

WebARENA Indigoの他社と比較したメリット

ここではWebARENA Indigoのメリットを他のVPSと比較の上でチェックしていきましょう。

自社調べで国内最安値

WebARENA Indigoは自社調べにより、国内最安値を謳っています。

短時間の利用では使った分だけの料金がかかりますが、長時間の利用の場合は月額上限が設定されているため、特にコストパフォーマンスが良いと言えます。

できる限り利用料を安く抑えたい方にとって、WebARENA IndigoはVPSの第一候補となるでしょう。

NTTの運用で安心

WebARENA Indigoのデータセンターは信頼のおけるNTTPCが運用しており、データは国内でしっかりと管理されています。

そのため安いサービスでありつつも、データ保護の安心感は高いと言えるでしょう。

「KUSANAGI」テンプレートで高速WordPress環境

WebARENA Indigoでは「KUSANAGI」を利用することで、WordPressのサイトを超高速で動作させることが可能です。

特にVPSは他のユーザーの影響を受けにくいため、安定した高速運用が期待できるでしょう。


WebARENA Indigoの使用感は?

通信速度・安定性

WebARENA Indigoは稼働率99.99%を記録しており、基本的にはとても安定した動作を提供していることが分かります。

ただしメンテナンスにより不定期に使用が中断されてしまうので、そういった意味では安定して稼働し続けられないという側面もあります。

またオプションでDNSを利用することで、応答速度を一層向上させることができます。

セキュリティ・安全性

セキュリティ面では、「KUSANAGI」に標準装備されているWAFやDos対策などの機能が強力なサポートをしています。

基本的なセキュリティ強度は保たれていると考えて良いでしょう。

対応OSは?

WebARENA Indigoは多くのOSをサポートしています。対応OSは以下の通りです。

  • CentOS
  • CentOS Stream
  • Ubuntu
  • Rocky Linux
  • AlmaLinux
  • Debian
  • Oracle Linux
  • Windows Server
  • KUSANAGI 9(CentOS Stream)

特に注目すべきは、KUSANAGI OSも利用可能である点です。

SSDも搭載

SSDディスクを搭載しており、ディスクの読み書き速度が高速です。

ただし、下位プランでは20GBの容量となっているため、データ量には注意が必要です。

問い合わせ・サポート体制

問い合わせはチャットやメールフォームで受け付けています。

ただし、技術的な問い合わせに関しては、チャットでは対応していません。また、サポートは営業時間内のみに提供されているので、24時間365日対応のサービスと比べると手厚いとは言えません。

WebARENA Indigoは無料で使える?

残念ながら、WebARENA Indigoは無料でのお試し期間は提供していません。

ただし、時期によっては初回利用費用が割引されるキャンペーンを実施していることがありますので、公式サイトのキャンペーン情報をチェックすることをおすすめします。

WebARENA Indigoの解約方法

WebARENA Indigoのサービスは、管理画面から簡単に解約手続きを行うことができます。

最低契約期間は?

WebARENA Indigoには最低利用期間の制約はありません。時間従量制の料金設定となっているため、短時間の利用でも無駄なくサービスを享受できます。

解約時の返金対応

Indigoサービスは、利用した分の支払いを翌月に行うシステムとなっているため、未使用分の料金の返還は発生しません。

解約後の再契約は?

解約を行うと、利用していたインスタンスやオプションは全て削除されます。再契約を希望する場合は、新たにアカウントを作成する必要があります。

WebARENA Indigoがおすすめなのはどんな人?

最後に、WebARENA Indigoはどのような人におすすめ出来るサービスなのかを、サービスの特徴を踏まえて整理していきましょう。

WebARENA Indigoがおすすめな人

WebARENA Indigoは以下のような人に特におすすめです。

  • とにかくコストを抑えたい人
  • 高速なWordPress環境を求めている人
  • 短期間の利用を考えている人

WebARENA Indigoは利用料の安さが魅力です。コストを抑えることを優先するなら、WebARENA Indigoは最有力ともいって良い選択肢でしょう。

また、KUSANAGI OSを利用できるので、WordPressの表示も高速です。

さらに時間制課金なので、短期間でも無駄なく利用できるのも特徴的なので、短期間での利用時にもWebARENA Indigoを選ぶのはおすすめできます。


おすすめできない人

反対に、WebARENA Indigoは以下のような人にはおすすめできません。

  • バックアップ機能にこだわる人
  • 大容量のディスクを必要とする人

WebARENA Indigoはバックアップ間隔が2週間に1回と長く、またバックアップを取得するのもスナップショットから行う必要があるため、バックアップ機能が万全とはいえません

また、ディスク容量も小さめなので、容量で比較すると他のサービスの方がお得な場合もあります。

バックアップをしっかり取りたい方やディスク容量が気になる人は、他のサービスを検討してみた方が良いかもしれません。

WebARENA Indigoまとめ

WebARENA Indigoまとめ
  • 圧倒的な低コストが特徴の格安VPS
  • KUSANAGI OSを利用可能で高速WordPress表示
  • サポートや安定性は不安

WebARENA Indigoは、コストパフォーマンスに優れたVPSサービスとして多くのユーザーから支持を受けています。

特に、高速なWordPress環境を求める方や、短期間の利用を考えている方には最適なサービスと言えるでしょう。一方で、バックアップやディスク容量に特別な要求がある方は、サービスの詳細をよく確認した上での利用をおすすめします。

WebARENA Indigoが気になった方は、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。