政治家と国民を繋ぐSNS的な新しい政治プラットフォームを提供している「PoliPoli」。
PoliPoliでは過去に他のバーチャルオフィスツールを利用していましたが、現在は通常業務や社内MTG・ランチ会などでMetaLifeを中心にご利用いただいています。
今回はMetaLife導入の背景や他のバーチャルオフィスと比べたMetaLife特有の魅力について担当者の方にお聞きしました。
リモートワークの課題は「社員同士の信頼関係を築くこと」の難しさ
ー 現在はどれくらい出社されているのでしょうか?
PoliPoliスタッフ:営業部とカスタマーサクセス部に所属する社員は稼働時間の4、5割程度オフィスに出社しています。プロダクト部の場合はフルリモートで仕事をしており、オフィスには数カ月に1度集まる程度です。
営業・カスタマーサクセス部の場合には定例ミーティングを設けており、そこで必ず何かテーマを持って話すようにしています。
プロダクト部はオンラインで定例ミーティングを行い、他の時間は基本1人で作業しています。プロダクト部には短時間で効率よく仕事をすることが求められるので用事がある時はだいたいチャットで済ませています。
ー コミュニケーションツールはどのようなものを活用していたのでしょうか。
元々はSlackを主に活用して、ハドルミーティング機能なども使用しながらコミュニケーションをとっていました。
その後実は弊社のメンバーがネットから「バーチャルオフィスツール」を発見し、半年間ほど利用していました。
古田:なるほど。すでにバーチャルオフィスツールを利用した経験があったのですね。
ー MetaLifeを導入した背景にはどのような課題があったのでしょうか?
PoliPoliスタッフ:そもそも弊社がバーチャルオフィスツールを導入する前に抱えていた課題は、社員同士の信頼関係が築きにくいことでした。というのも弊社は当初オフィスを持たず、ずっと基本フルリモートで仕事をしていました。
そのためオンライン上で社員同士が関わることになっていたのですがオンライン上では雑談がしづらく、対面に比べて社員の仲を深めづらいと感じていました。
それでバーチャルオフィスツールを導入することを決定したのですが、半年間ほど利用してさらに利用人数を拡大したいという時に料金面での課題感があり、MetaLifeの導入を決定しました。
MetaLifeの導入で社員同士の関係が深められるように
ー MetaLife導入後のメンバー同士のコミュニケーションはどのようになったのでしょうか?
PoliPoliスタッフ:従来のオンライン会議ツールだと会議の開催を設定する必要があり、何か目的が無ければ使えないため軽い雑談ができない、という欠点がありました。一方MetaLifeなら特定の目的がなくても気軽に相談したり雑談したりすることができます。実際導入してから雑談が増え、社員の関係はだんだんと深まりました。
ー MetaLifeは社内で具体的にどのように活用されていますか?
PoliPoliスタッフ:基本的には使い方は自由です。社員の多くは常にログインしておき、相談があるときにMetaLife上で話しかける、というような使い方をしています。さまざまな部署に所属するメンバーがいますが、あえて区切らずに好きな場所を使えるようにしています。
また、社内イベントとしてランチ会や新人社員歓迎会を実施しています。新しい社員が入社した時には社員全員がMetaLife上で、その新人社員に話しかけにいくようにするという決まりを設けています。
豊富なアバターや充実の機能で大満足
ー MetaLifeと他のバーチャルオフィスツールの違いはどんなところにあると思いますか?
PoliPoliスタッフ:元々スペースのデザインが用意されており、導入するときにはスペースを自分でカスタマイズしなくてもすぐに始められることはまず違いとしてあるかなと思います。
また、アバターも豊富にあって日本人に馴染みのあるキャラクターを設定することもできるので、そういう細かい部分を総合的に考慮して他のツールとは違うところかなと思います。
ー 他に機能面で魅力的だと感じたものはありますか?
PoliPoliスタッフ:個人的に気に入っているのは「会議室に鍵をかけられること」ですかね。
既存のツールで会議をする場合、あまりないですがリンクさえ知っていれば入室することはできる状態になっていました。
そこでMetaLifeの鍵付き会議室であればプライバシー関係の会議や経営戦略会議など特定のメンバーのみの会議も安心して行うことができるのが良いなと思っています。
MetaLife定着のために工夫したこと
ー MetaLifeをメンバーの方に定着させたり、コミュニケーションを活発化させたりするために何か取り組んでいたことはありますか?
PoliPoliスタッフ:先ほど少し申し上げましたが、新人の方が入社した際には、MetaLife上で積極的に話しかけにいくことや、管理者側でやっていることとしてMetaLife上でうろうろしているアバターに急に話しかけてみるということもやっています。(笑)
スペース内に雑談ゾーンを設けるということも考えられますが、雑談は自然発生的に生まれることが多いと思うのでそのようなゾーンは特に設けていません。
いずれ社内で使うツールをMetaLifeに統一していきたい
ー 今後MetaLifeをどのように活用する予定でしょうか?
PoliPoliスタッフ:会社の人数が増えた際にコミュニケーションが減らないようMetaLifeをもっと活用していきたいと思っています。
また、現状メンバー一同MetaLifeの使い勝手に満足しているので、例えば社内勉強会など社内のより色んなコミュニケーションの際にMetaLifeを使っていきたいです。いずれ社内で使うオンラインツールをMetaLifeで統一できたらいいと考えています。