テック文庫

「レンタルサーバーの契約がしたいけど、できるだけ料金が安いものを選びたい…」

「格安なおすすめレンタルサーバーが知りたい!」

このようにお考えの方も多いのではないでしょうか。

安くてコスパの良いレンタルサーバーを探していても、専門的な内容が多かったりプランがたくさんありすぎて、結局どれを選べば良いかわからなくなってしまいますよね。

そこでここではお得に利用できる格安レンタルサーバーを厳選した上で、それぞれの特徴やメリット・デメリットをランキング形式で紹介していきます!

項目

ロリポップ

CORESERVER

リトルサーバー

ConoHa WING

スターサーバー

ColorfulBox

バリューサーバー

クイッカプラス

さくらのレンタルサーバー

ラクサバ

ラッコサーバー

カゴヤ・ジャパン

初期費用

0円

0円

920円

0円

1500円

3ヶ月以上契約で無料

0円

0円

0円

0円

0円

0円

月額料金

99円〜

220円〜

150円〜

643円〜

138円〜

528円〜

133円〜

198円〜

129円〜

99円〜

385円〜

880円〜

SSD有無

×

×

△ データベースSSDのみ

×

HDD容量

20GB

200GB

20GB

300GB

10GB

150GB

25GB

5GB

10GB

2GB

100GB

100GB

マルチドメイン

50

50

3

無制限

20

無制限

3

1

20

無制限

無制限

無制限

メールアドレス

20個

200

無制限

無制限

200

無制限

3

1

無制限

20

無制限

無制限

最安プランでのWordpress利用

×

×

×

無料お試し期間

10日間

30日

10日

-

14日

30日

-

10日

14日

10日

30日

14日

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おすすめの格安レンタルサーバーランキング

ロリポップ

項目

ロリポップ(エコノミー)

初期費用

0円

月額料金

99円〜

SSD有無

HDD容量

20GB

マルチドメイン

50個

メールアドレス

20個

Wordpress利用

×

無料お試し期間

10日間

ロリポップは格安レンタルサーバーの中でも非常に知名度が高く、多くのユーザーに利用されています。

ロリポップの中でも最安のエコノミープランは月額99円(1年契約の場合)という非常に安い価格設定がされています。このように、圧倒的な低価格で利用できるのはロリポップの最大の特徴と言えるでしょう。

なお、このプランではWordPressの利用ができず、電話サポートも提供されていません。WordPressの利用を希望の方は1つ上位のプランの「ライトプラン」を検討する必要がありますが、こちらも月額220円〜と極めて安いです。

また運用に関するマニュアルが充実しており、初心者に優しい設計になっているのも特徴です。

ロリポップのメリット

ロリポップのメリットはやはりそのずば抜けた安さでしょう。初期費用が0円で、月額も非常にリーズナブルなので、コストを抑えてウェブサイトを運営したい方に適しています。

また、200万以上のサイト実績があり、2001年からの運営実績があるサーバーなので、安定したサーバー運用が期待できるでしょう。

さらにロリポップは大人気サーバーなのでユーザー数がとても多いです。ユーザー数の多さはネット上での情報収集のしやすさに直結するので、何か困ったことがあってもすぐに解決方法を見つけることができるでしょう。

ロリポップのデメリット

ロリポップを使っている一部のユーザーからは、サポートの対応が不十分であるとの声が上がっています。ユーザー数が多いことで、1人1人へのサポートが行き届かない場合があると推察されます。

また、プランのダウングレードができず、一度選択したプランを下位プランに変更するためには一度解約して再度契約し直す必要があります。そのため柔軟にプラン変更をしたい方にはデメリットとなるでしょう。


CORESERVER

項目

CORESERVER

初期費用

0円

月額料金

220円〜

SSD有無

HDD容量

200GB

マルチドメイン

50

メールアドレス

200

最安プランでのWordpress利用

無料お試し期間

30日

CORESERVERは、料金の安さと表示速度が特徴的です。特に月額料金が220円(36ヶ月契約の場合)と非常にリーズナブルでありながら、ディスク容量は200GBからと、初めてウェブサイトを立ち上げる方や小規模ビジネスにも十分な容量を提供しています。

CORESERVERのメリット

CORESERVERは安いにも関わらず比較的スペックの高いサーバーを利用できるコストパフォーマンスの良さが最大の魅力です。

また、WordPressサイト運用機能をしっかり提供している点、セキュリティ体制も充実している点も大きな強みでしょう。

CORESERVERのデメリット

CORESERVERのデメリットとしては、一部のプランでは電話サポートが受けられない点が挙げられます。

また、無料で提供されるSSLは、Let’s Encryptとなるため、独自ドメインのSSLを利用する場合は別途コストがかかる可能性があります。さらに、初心者には操作が難しいと感じる部分もあるでしょう。


リトルサーバー

項目

リトルサーバー

初期費用

920円

月額料金

150円〜

SSD有無

HDD容量

20GB

マルチドメイン

3

メールアドレス

無制限

最安プランでのWordpress利用

無料お試し期間

10日

リトルサーバーも低価格で利用できるレンタルサーバーサービスです。特に、月額150円〜という価格設定は、コストを抑えたい個人や小規模ビジネスにとって魅力的でしょう。

また、表示速度も比較的早く、低価格ながらも優れたパフォーマンスを持っており、小規模なウェブサイトやブログ運営には十分なスペックを提供しています

リトルサーバーのメリット

リトルサーバーのメリットとしては、初心者でも手軽にWordPressなどのCMSをインストールできる点、自動バックアップ機能が全プランに標準でついている点、そしてサブドメインが利用可能である点が挙げられます。

特に、格安プランでもWordPressのインストールがワンクリックで可能で、SSL化も全プランで対応していて安全なサイト運営が手軽にできるのは大きなメリットです。

リトルサーバーのデメリット

リトルサーバーにはいくつかのデメリットも存在します。独自ドメインの取得や更新ができないため、ドメインを取得する際は外部のサービスを利用する必要があります

また、ディスク容量が格安プランでは比較的少なく、大規模なサイト運営には向かない可能性があります。

さらに、サポートがメールベースであり、チャットや電話でのサポートがないため、即時のサポートが必要な場合には対応が難しいという点も考慮が必要です。


ConoHa WING

項目

ConoHa WING

初期費用

0円

月額料金

643円〜

SSD有無

HDD容量

300GB

マルチドメイン

無制限

メールアドレス

無制限

最安プランでのWordpress利用

無料お試し期間

-

ConoHa WINGは、表示速度とサービス内容が非常に高いレベルにあります。特に表示速度は0.73秒で、国内のレンタルサーバーの中で1位です。

また、300GBのディスク容量と無制限の転送量を提供しており、大規模なウェブサイトでも安心して運用することが可能です。

さらに、多彩なプランオプションがあり、利用者のニーズに合わせてプランを選択することができます。

ConoHa WINGのメリット

ConoHa WINGは非常にスペックが高いサーバーとして人気を博しています。処理速度が速く、容量や転送量も申し分ありません。

また、管理画面が直感的で操作しやすく、バックアップ・復元機能も無料で利用できるため、安心してサイト運営を行うことができます。

さらにWINGパックプランでは、独自ドメインを2つまで永久無料で利用できるため、初めてブログをスタートする方にもおすすめです。

ConoHa WINGのデメリット

ConoHa WINGのデメリットとしては、料金がやや高めである点が挙げられます。特に、月額料金が1,210円(6ヶ月契約の場合)と、初心者や個人運営の小規模なウェブサイトにはコストが高く感じる可能性があります。

長期契約にすれば687円(36ヶ月)と大幅に価格を抑えられますが、それでも他の格安サーバーと比較すると少々割高です。

また、最低契約期間が3ヶ月となっており、1ヶ月単位での利用ができない点もデメリットと言えるでしょう。


スターサーバー

項目

スターサーバー

初期費用

1500円

月額料金

138円〜

SSD有無

HDD容量

10GB

マルチドメイン

20

メールアドレス

200

最安プランでのWordpress利用

×

無料お試し期間

14日

スターサーバーも格安レンタルサーバーとして知られています。エコノミープランでは初期費用が1500円、月額費用が138円〜と非常に安い値段で使用可能です。

さらに14日間と比較的長い無料お試し期間も提供されています。

スターサーバーのメリット

スターサーバーは月額138円からと非常に低価格なプランでも20のマルチドメイン、200のメールアドレスが利用可能であることがメリットです。

そのため、コストを抑えつつ、一定の機能を持ったレンタルサーバーを求めている個人や小規模ビジネスに適していると言えるでしょう。

スターサーバーのデメリット

スターサーバーのデメリットとしては、格安プランではワードプレスに対応していない点や、容量が10GBしかないことが挙げられます。そのため容量が必要な運用には不向きでしょう。

また、無料SSL化は提供されていますが、有料SSLの提供はないため、追加のセキュリティオプションが必要な場合は外部サービスを利用する必要があります。


バリューサーバー

項目

バリューサーバー

初期費用

0円

月額料金

133円〜

SSD有無

×

HDD容量

25GB

マルチドメイン

3

メールアドレス

3

最安プランでのWordpress利用

無料お試し期間

-

バリューサーバーは初期費用が0円で使用できる点が特徴です。さらに月額も133円と非常に安価であるため、コストを抑えてウェブサイトを運営したいユーザーにとって魅力的です。

バリューサーバーのメリット

バリューサーバーでは最安プランでもWordPressの利用も可能なのでブログなどの用途でWordPressを使用したい方も安心です。

バリューサーバーのデメリット

バリューサーバーの最安プランは25GBのディスク容量、3つのドメインと3つのメールアドレスを利用可能と、正直他の安いサーバーと比較してもかなり心許ないです。

そのため使用用途はかなり限定的になってしまうでしょう。

クイッカプラス

項目

クイッカプラス

初期費用

0円

月額料金

198円〜

SSD有無

×

HDD容量

5GB

マルチドメイン

1

メールアドレス

1

最安プランでのWordpress利用

無料お試し期間

10日

クイッカプラスは、特にWordPressに特化したレンタルサーバーで、高品質なサーバーを格安で利用できる点が特徴です。Nginxという高速で安定したWebサーバーを採用しており、WordPressで作成したサイトを安定して稼働させることが可能です。

クイッカプラスのメリット

クイッカプラスはWordPressに特化しているため、WordPressのインストールが数クリックで可能であり、管理画面もシンプルで使いやすく設計されています。これにより、初めてサイト運営を始める初心者でもスムーズに利用開始できます。

クイッカプラスのデメリット

クイッカプラスで提供されるディスク容量は他のレンタルサーバーと比較してかなり小さいです。例えば、最も安いエントリープランでは5GBしかないので、多くの場合容量が足りなくなってしまいアップグレードを余儀なくされるでしょう。

さくらのレンタルサーバー

項目

さくらのレンタルサーバー

初期費用

0円

月額料金

129円〜

SSD有無

△ データベースSSDのみ

HDD容量

10GB

マルチドメイン

20

メールアドレス

無制限

最安プランでのWordpress利用

×

無料お試し期間

14日

さくらのレンタルサーバーは、その名の通り、さくらインターネットが提供しているレンタルサーバーサービスです。

多くのプランが用意されており、個人から法人まで幅広いニーズに対応しています。その中には格安のプランもあり、そちらは月額わずか129円で使用可能です。

また、高い安定性と信頼性を持ち、多くのウェブサイトやアプリケーションで利用されています。

さくらのレンタルサーバーのメリット

さくらのレンタルサーバーはサポート体制が充実しており、初心者でも安心して利用することができます。また、比較的高いセキュリティも提供しており、安全なウェブサイト運営をサポートしています。

さくらのレンタルサーバーのデメリット

さくらのレンタルサーバーは「表示速度が遅い」という口コミが散見されます。特にSEOを意識したサイト・ブログづくりを検討している人にとっては速度の遅さは致命的となり得るでしょう。

カラフルボックス

項目

ColorfulBox

初期費用

3ヶ月以上契約で無料

月額料金

528円〜

SSD有無

HDD容量

150GB

マルチドメイン

無制限

メールアドレス

無制限

最安プランでのWordpress利用

無料お試し期間

30日

ColorfulBoxは、特にバックアップ機能に優れたレンタルサーバーサービスとして知られています。地域別の自動バックアップ機能が強力で、東京と大阪のデータセンターに物理的に分けてデータを保管することが可能です。これにより、地震などの災害が発生しても、別の場所にデータが保管されているため安心です。

また、アダルトサイトの運営も許可されており、この点も他のレンタルサーバーと比較して特徴的です。

カラフルボックスのメリット

ColorfulBoxは30日間の無料お試し期間を提供しており、利用者に十分な時間を提供してサービスを試すことができます。

また、上述のようにバックアップが非常に強力で、特に地域別の自動バックアップ機能は、データの安全性を高める重要な要素となるでしょう。

カラフルボックスのデメリット

カラフルボックスはスペックの高いサーバーが使用できる一方で、他の格安サーバーと比較すると値段が高く、長期契約でも528円/月(36ヶ月)がかかります。

また、格安プランでは無料ドメインが提供されないため、ドメイン取得のコストが別途必要になる可能性があります。

また、上位プラン利用者のみが電話サポートを利用できるため、安く済ませようとするとサポートが限定的になってしまう点に注意が必要です。

ラクサバ

項目

ラクサバ

初期費用

0円

月額料金

99円〜

SSD有無

×

HDD容量

2GB

マルチドメイン

無制限

メールアドレス

20個

最安プランでのWordpress利用

無料お試し期間

10日間

ラクサバはRebycが運営する格安レンタルサーバーで、最安値プランが月額99円(税込)からと、とにかく安く利用できるのが大きな特徴です。

ラクサバのメリット

ラクサバの最大のメリットはなんと言ってもその安さでしょう。

また、ラクサバは格安プランでも自動バックアップ機能が標準で搭載されており、誤ってデータを消してしまってもすぐに復元が可能なのも嬉しいポイントです。

ラクサバのデメリット

ラクサバのデータ転送量は他のレンタルサーバーに比べて少なく、アクセスが集中した場合に速度が遅くなる可能性があります。

また、最安プランでは容量がわずか2GBしかないので、なかなか実用には耐えないでしょう。

ラッコサーバー

項目

ラッコサーバー

初期費用

0円

月額料金

385円〜

SSD有無

HDD容量

100GB

マルチドメイン

無制限

メールアドレス

無制限

最安プランでのWordpress利用

無料お試し期間

30日

ラッコサーバーは、サイト売買に特化したレンタルサーバーサービスで、サイトの売却がアカウントの付け替えだけで非常に簡単に行えます。

特に、関連サービスの「ラッコM&A」と連携して、サイトの購入や売却をスムーズに行うことができるのが最大の特徴です。

ラッコサーバーのメリット

ラッコサーバーは全てのプランで最新のSSDとWebサーバー「LiteSpeed」を採用しており、バックアップも30日間自動で取得されるなど、安心のサービスが提供されています。

また、ラッコサーバーはサイト売買を非常に容易に行うことができ、アカウントの付け替えだけで第三者にサーバーごとサイトを移転・売却できます

ラッコサーバーのデメリット

ラッコサーバーは2021年にリリースされた新しいサービスであるため、利用者がまだ少なく、ネット上の情報も限られています。

また、特に小規模なサイトを複数運営する場合、他のサービスと比較してコストが高くなる可能性があります。例えば、RK1プランは月額385円ですが、ドメインは1つしか利用できません。

カゴヤ・ジャパン

項目

カゴヤ・ジャパン

初期費用

0円

月額料金

880円〜

SSD有無

HDD容量

100GB

マルチドメイン

無制限

メールアドレス

無制限

最安プランでのWordpress利用

無料お試し期間

14日

カゴヤ・ジャパンは、1998年からレンタルサーバー事業を展開している老舗であり、特に実績と信頼性に優れています。自社のデータセンターを京都府内の災害に強い『けいはんな学研都市』に保有し、高いセキュリティを誇っているのが特徴です。

カゴヤ・ジャパンのメリット

カゴヤ・ジャパンは、サイトの表示が高速であり、特にWordPressがすぐに使用可能である点がメリットです。

また、Webサーバーとメールサーバーを別々に管理しており、一方がトラブルに見舞われてももう一方に影響が出にくいという特長があります。さらに、法人による大規模運営にも対応可能で、サポート体制も充実しています。

カゴヤ・ジャパンのデメリット

カゴヤ・ジャパンの共用レンタルサーバーの下位プランでは、メール機能とデータベース管理機能が使用できない点がデメリットとなっています。

また、セキュリティに強い法人向けのサーバーという側面が強いため、最安値プランでも880円/月となっており、他の格安サーバーと比べるとかなりコストが嵩んでしまう点も注意が必要です。

格安レンタルサーバーを項目別に比較

【安い順】格安サーバーの料金を比較

項目

ロリポップ

ラクサバ

さくらのレンタルサーバー

スターサーバー

バリューサーバー

リトルサーバー

CORESERVER

クイッカプラス

ラッコサーバー

ColorfulBox

ConoHa WING

カゴヤ・ジャパン

初期費用

0円

0円

0円

1500円

0円

920円

0円

0円

0円

3ヶ月以上契約で無料

0円

0円

月額料金

99円〜

99円〜

129円〜

138円〜

133円〜

150円〜

220円〜

198円〜

385円〜

528円〜

643円〜

880円〜

格安レンタルサーバーは月額200円未満で利用できるものが多いことが分かります。ただし、初期費用が必要な場合も多いので、極力出費を抑えたい場合は初期費用が0円のものを選ぶのが良いでしょう。

特にロリポップは最安プランで月額99円で、なおかつ初期費用も0円なので安さランキングでは堂々のNo.1です。

さらにワードプレス等の利用が可能な1つ上のプランでも月額220円と極めてリーズナブルなので、安さ重視の方はロリポップが最もおすすめと言えるでしょう。


【コスパ順】値段あたりのディスク容量を比較

項目

CORESERVER

ConoHa WING

ラッコサーバー

ColorfulBox

バリューサーバー

ロリポップ

リトルサーバー

カゴヤ・ジャパン

クイッカプラス

さくらのレンタルサーバー

スターサーバー

ラクサバ

月額料金

220円〜

643円〜

385円〜

528円〜

133円〜

99円〜

150円〜

880円〜

198円〜

129円〜

138円〜

99円〜

HDD容量

200GB

300GB

100GB

150GB

25GB

20GB

20GB

100GB

5GB

10GB

10GB

2GB

HDD容量/月額料金

0.909

0.467

0.260

0.284

0.188

0.202

0.133

0.114

0.025

0.078

0.072

0.020

次に値段あたりのスペックの良さを、HDD容量のコスパを基準として比較してみましょう。

最安プランのHDD容量を月額料金で割った値を比較してみると、CORESERVERやConoHa WINGが高い数字を記録していることが分かります。

特にCORESERVERは月額料金も220円とかなり安いので、「安くてもスペックが高いサーバーを選びたい」とお考えの方にはぴったりでしょう。


無料お試し期間の長さを比較

項目

ColorfulBox

ラッコサーバー

CORESERVER

スターサーバー

さくらのレンタルサーバー

カゴヤ・ジャパン

ロリポップ

リトルサーバー

ラクサバ

ConoHa WING

クイッカプラス

バリューサーバー

無料お試し期間

30日

30日

30日

14日

14日

14日

10日間

10日

10日

-

10日

-

料金が安いレンタルサーバーでも多くが無料お試し期間を設けていることが分かります。特に値段を抑えようとすると12ヶ月以上の長期契約が前提となってくる場面も多いので、事前に無料体験で試せると安心ですよね。

ColorfulBoxは他の格安サーバーと比較すると少し高めですが、無料で30日間試すことができる上にスペックも他と比較して優れているので、スペックの良いサーバーを無料で試してみたい方におすすめです。

ずっと無料で使えるレンタルサーバーはある?

実は、完全無料で使えるレンタルサーバーも存在します。ただし、無料サーバーではユーザーのサイトに勝手に広告が表示されてしまうことが一般的です。

また、有料の格安プランよりも更に機能やリソース(ディスク容量、データベースなど)に制限があるため、サイトが成長するにつれてこれらの制約がボトルネックとなる可能性が高いです。

さらに、サポートが限定的であったり、提供されない場合もあるので、あくまでお試し用として使うのが良いでしょう。

シン・クラウド for FREE

シン・クラウド for FREE(旧:XFREE)は、エックスサーバーの無料版として知られ、その安定した稼働と高いコストパフォーマンスが特徴です。

10GBと無料版の中では比較的大きなディスク容量を提供しており、簡易なサイトであれば立ち上げられます。自動バックアップやサポートは提供されていないため、利用者はこれらの点を自己管理する必要があります。

また、一般的な無料サーバー同様に広告の表示がされてしまうので注意してください。

スターサーバーFree

スターサーバーFreeは、表示速度に定評があるスターサーバーの無料版レンタルサーバーで、使用用途に合わせてプランを選択できるのが特徴です。

HTMLなどテキストのみで構成されたサイトを運営する場合や、データベースやWordPressを使用するサイトを運営する場合など、異なるニーズに応じたプランが用意されています。

ただし、どのプランでも設定できる独自ドメインは1個に限られているため、複数のドメインで異なるサイトを運営したい場合は、他のオプションを検討する必要があります。また、こちらも広告表示があるので気をつけましょう。

料金が安いレンタルサーバーのデメリット

料金が安いレンタルサーバーはお財布には優しい一方、機能や容量が充実しておらず不便を感じる面も少なからずあります。

ここでは格安レンタルサーバーのデメリットを見ていきましょう。

機能が少ない

格安レンタルサーバーは、低コストを実現するために提供する機能を限定していることが一般的です。例えば、セキュリティ機能やバックアップオプション、高度なメール機能などが制限されている場合があります。

これにより、ウェブサイトの運営に必要な多様な機能をフルに利用することが難しくなり、運営に手間がかかったり実現できないことが出てきたりします。

サイト運営に役立つ多様な機能を提供するサーバーは、やはり通常ある程度コストが高くなる傾向にあることは知っておきましょう。

容量やスペックが低い

低価格のレンタルサーバーは、ストレージ容量やCPUの性能、メモリサイズなどのハードウェアスペックが限定されていることが多いです。そのため中規模以上のウェブサイトやデータベースを運営する際に必要なリソースが不足してしまう可能性があります。

特に、多くのアクセスを処理する必要があるサイトでは、パフォーマンスの問題が顕著になる場合があるので注意しましょう。

拡張性が悪く法人利用には不向きな場合も

格安レンタルサーバーは、個人利用や小規模ビジネスを主なターゲットとしているため、ビジネスが拡大し、より多くのリソースや機能が必要になった場合、要求に応えるのが難しい場合があります。

例えば、トラフィックが増加しても迅速に対応できなかったり、ビジネスの拡大に伴うデータベースの拡張やセキュリティ強化が難しかったりします。

これは、中〜大規模のビジネスや法人利用には不向きであり、ビジネスの成長に合わせてサーバーを移行するコストや手間が発生する可能性があります。

格安レンタルサーバー選び方

月額料金の安さ

格安レンタルサーバーを選ぶ際、月額料金は重要な判断基準となります。特に個人や小規模ビジネスオーナーにとって、コストは常にチェックしたいポイントです。

月額料金が安いレンタルサーバーは多く、その中でもサービス内容(提供される容量や機能)をしっかり比較し、コストパフォーマンスが高いものを選ぶことが重要です。

また、長期契約をすることで月額料金が割引になるプランも多いので、利用期間も考慮に入れて選びましょう。予算内で最も性能やサービスが充実したサーバーを選ぶことで、安定したウェブサイト運営が可能になります。

通信速度の速さ

ウェブサイトの通信速度は、ユーザーエクスペリエンスに直結し、SEO評価にも影響を与えます

格安レンタルサーバーでも、高速な通信を実現しているサービスは存在します。サーバーのデータセンターが国内にあるか、海外にあるかも通信速度に影響を与えるポイントです。

国内のデータセンターを利用しているサービスを選ぶと、国内からのアクセスが多い場合に通信速度の向上が期待できます。また、サーバーのスペックやネットワーク環境もチェックし、自身のサイトに適したものを選びましょう。

容量や転送量

格安レンタルサーバーでも、提供されるディスク容量や月間転送量はサービスやプランによって異なります。

画像や動画を多く取り扱うウェブサイトを運営する場合、これらの項目は特に重要になります。ディスク容量が十分であれば、多くのコンテンツをストアでき、月間転送量が広いと多くのユーザーがサイトを快適に閲覧できます。

しかし、無制限と謳っていても実際には利用規約で一定の制限を設けていることもあるため、契約前に利用規約を確認しましょう。

WordPressの自動インストール

WordPressは世界中で広く利用されているCMSであり、その導入を簡単にする「自動インストール」機能は、レンタルサーバーを選ぶ際の大きなポイントです。

特に初心者にとって、WordPressのインストールプロセスは複雑に感じることがあります。自動インストール機能があると、データベースの設定やファイルのアップロードなどの手間を省き、数クリックでWordPressをセットアップできます。

これにより、ウェブサイト構築に必要な時間と労力を大幅に削減でき、すぐにコンテンツ作成に集中することができます。

セキュリティ

ウェブサイトのセキュリティは、運営者の信用とユーザー情報を守る上で極めて重要です。

格安レンタルサーバーでも、セキュリティ対策は必須です。サーバーのセキュリティ機能には、ファイアウォール、SSL/TLSのサポート、マルウェアスキャン、DDoS対策などが含まれます。

また、定期的なセキュリティアップデートやパッチの適用が行われ、最新のセキュリティリスクから保護されているかも確認しましょう。サーバーのセキュリティが強固であればあるほど、ウェブサイトは安全な環境で運営されます。

サポート体制

サポート体制もレンタルサーバー選びの大きな要素です。特に技術的な知識がない場合や初めてウェブサイトを運営する場合は、サポートが充実していると安心です。サポートの質や対応時間、対応方法(チャット、メール、電話など)を確認しましょう。

また、ユーザー数が多い人気サーバーを選ぶことで、ネット上で簡単に紹介ブログ等を見つけることができるので、自分の力で情報収集を手軽に行うことができます。そのためサポート体制だけでなく、ユーザー数の多さも同様に考慮するとトラブル発生時に役立つでしょう。

格安レンタルサーバーを選ぶ際の注意点

初期費用の有無

格安レンタルサーバーを選ぶ際、初期費用の有無は重要になります。月額料金が安くとも、初期費用が高ければトータルの出費が大きくなってしまうので注意しましょう。

また、初期費用が無料であっても、後に隠れたコストが発生しないか、プラン内容を詳細にチェックしましょう。例えば、初期設定費が無料でもドメイン取得費用が別途必要な場合や、特定の期間が経過した後に追加料金が発生するケースもあります。

初期費用がかからないことは魅力的ですが、長期利用を見越してトータルコストを把握することが大切です。

解約やプラン変更のしやすさ

サーバー利用において、ビジネスの拡大やコンテンツ量の増加に伴い、プラン変更の必要が出てくることがあります。また、逆にコスト削減のためにプランをダウングレードしたい場合もあるでしょう。

その際、プラン変更や解約がスムーズにできるかは重要なポイントです。解約料がかからないか、プラン変更時に手数料が発生しないか、また変更作業がどれほどの手間を要するのかを事前に確認しておくと安心です。

マルチドメインに対応しているか

マルチドメイン対応は、1つのサーバーアカウントで複数のドメインを運用できる機能です。これにより、複数のウェブサイトを同時に運営することが可能となります。

特に、ビジネス展開を考えている場合やアフィリエイトサイトを複数運営したい場合など、マルチドメイン対応は大きなメリットとなります。

ただし、格安プランではマルチドメインに対応していないことも多いため、将来的に複数ドメインの運用を考えている場合は、このポイントをしっかりとチェックしましょう。

安定性・稼働率

サーバーの安定性と稼働率は、ウェブサイトの運営において極めて重要な要素です。特に、オンラインショップや情報提供サイトを運営する予定の場合、サーバーがダウンすることでビジネスに大きな損害を与える可能性があります

格安レンタルサーバーではコストを抑えるためにハードウェアやネットワークの品質が低下していることもあり、これが安定性の低下に繋がることもあります。

サービス提供者が明示している稼働率(SLA)を確認し、ユーザーレビューや評判も参考にして、安定したサービスが提供されているかをチェックしましょう。

バックアップの有無や頻度

ウェブサイトのデータが失われると往々にして大惨事になるので、それを守るバックアップ体制もレンタルサーバー選びの大きなポイントです。

特に格安レンタルサーバーでは、コスト削減のためにバックアップの頻度が低かったり、自動バックアップ機能が提供されていないこともあります。データロスが発生した場合、復旧が困難なケースもあるため、定期的なバックアップが取られているか、自分でバックアップを取る手段が提供されているかを確認しましょう。

また、バックアップデータの保管期間や復元にかかるコストも事前にチェックしておくと安心です。


格安レンタルサーバーの使い方

申し込むレンタルサーバーを選んだら、いよいよサイトやブログの立ち上げです。ここではレンタルサーバーを使ってサイトを運営するまでの大まかな流れを確認していきましょう。

①まずはレンタルサーバーと契約する

  • 公式サイトから申し込みを行い、必要な個人情報(氏名、メールアドレス、住所など)を入力します。
  • 利用規約を読み、契約を進めます。

②独自ドメインの登録

  • ドメイン取得業者から希望するドメインを取得します。
  • レンタルサーバーとドメインを関連付けるために、ネームサーバーを設定します。
  • レンタルサーバーでドメインの利用登録を行います。

③サイト作成・運営

  • HTMLでサイトを作成する場合: テキストエディタやホームページ作成ソフトを使用してサイトを作成し、サーバーにアップロードします。
  • WordPressでサイト作成する場合: WordPressをインストールし、サイトの設定やデザインを行います。

④サイトの公開・運営

  • 作成したサイトを公開し、定期的にコンテンツを更新します。
  • SEO対策やSNSでの情報発信を行い、サイトを宣伝します。
  • サイトのアクセス解析を行い、ユーザーの動向を把握します。
  • フィードバックやアクセス解析を基にサイトの改善を行います。

おすすめの格安レンタルサーバーランキングまとめ

おすすめの格安レンタルサーバーまとめ
  • ロリポップ
  • CORESERVER
  • リトルサーバー

今回はおすすめの安く使えるレンタルサーバーとその特徴について説明しました。

あなたに最適なレンタルサーバーを見つけて、快適なサイト運営を始めましょう!