テック文庫

「会社利用だとどのレンタルサーバーが最適なんだろう?」

「サーバーのコストパフォーマンスやセキュリティが気になる」

このような疑問をお持ちの方もいるかと思います。

法人向けのレンタルサーバーを選ぶためには、単なるコストの安さだけでなく将来的な拡張性や、必要な技術サポートがしっかりと提供されているかどうかなども重要な判断基準となります。

そこでここでは信頼性、コスト、サポート、拡張性など、法人向けレンタルサーバーを選ぶ際の重要なポイントを押さえつつ、総合力の高いおすすめのレンタルサーバーをランキング形式でご紹介します!

サービス名

主なプラン

月額料金(年額プラン)

初期費用

サーバーOS

サーバーソフトウェア

CPU

ディスク容量

メモリ

RAID構成

帯域幅

転送量の上限

データベースの自動接続機能

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

有料SSL

無料ドメイン

バックアップ復元費用

データベース数

マルチドメイン数

アダルトサイトでの利用

無料お試し期間

セキュリティ対策

最低契約期間

メールアカウント作成数

完全無料プラン

プラン変更

サポート体制

エックスサーバー

スタンダード

1100円

0円

Linux (詳細非公開)

apache 2.4.x / nginx

第3世代「AMD EPYC™」(コードネーム「Milan」)

300GB

DDR4-3200

RAID10構成

実質100Mbps

無制限

無料

無制限

無制限

-

10日間

1か月

無制限

可能

お問合せフォーム チャット(平日:10:00〜18:00) 電話(平日:10:00〜18:00)

ConoHa WING

WINGパック

990円

0円

CloudLinux

Apache + nginx

公表無し

300GB

不明

RAID10構成

100Mbps(共有)

無制限

-

◯(契約中は無料)

無料

無制限

無制限

不可

キャンペーンに依存

3か月

無制限

なし

メール、チャット、電話(平日:10:00〜18:00対応)

CPI

ビジネス スタンダード

4,840 円(税込)/月

無料(12ヶ月のみ)

不明

不明

不明

300GB

不明

不明

1Gbps

無制限

-

-

-

初期費用:5,500円(税込)その後容量ごとに月額課金

5

10個

不可

10日

3 ヶ月・6 ヶ月・12 ヶ月のいずれか

無制限

なし

可能

メール、電話(24時間365日)

ロリポップ

ハイスピード

990円

0円

Linux(CentOS)

Apache 2.4.x / LiteSpeed 5.4(上位プラン)

公表無し

400GB

不明

RAID10構成

最大1000Mbps

無制限

◯(契約中は永久無料)

無料

無制限

無制限

-

10日

1か月

無制限

-

可能

お問合せフォーム チャット(平日: 9:30〜13:00 14:00〜17:30) 電話(平日:10:00〜18:00)

お名前.com

RSプラン

1078円

0円

CentOS / CentOS Stream / Ubuntu / Debian / Arch Linux / FreeBSD(選択式)

不明

公表無し

250GB

不明

RAID-3D構成

100Mbps

18TB/月

無料

無制限

無制限

-

2か月

3か月

無制限

-

可能

メール お問い合わせフォーム

カゴヤ・ジャパン

ライト

1,485円/月

無料

AlmaLinux 9

Nginx + Apache 2.4系

Intel Xeon (詳細不明)

100GB

不明

トリプル+パリティRAID

不明

無制限

-

◯(Let’s Encrypt)

初回のみ無料

無料

無制限

無制限

-

初月無料

無し

無制限

なし

可能

電話、メール、WEB

さくらのレンタルサーバー

スタンダード

425円

0円

不明

nginx + Apache2.4系

不明

300GB

不明

RAID10

1000Mbps

300GB

-

◯(Let’s Encrypt)

月額料金 5,516円

50個

最大200個

-

14日

3か月

無制限

-

可能

チャット・メール・電話

mixhost

スタンダード

968円

0円

CloudLinux(詳細非公開)

LiteSpeed

Intel Xeon 24コア48スレッド(おそらく第 3 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー)

250GB

DDR4-3200/ DDR5 (CPUが間違いなければ)

RAID10

最大10Gbps

18TB/月

-

-

無料

無制限

無制限

可能

実質30日

3か月

無制限

-

可能

問い合わせフォーム

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おすすめの法人向けレンタルサーバーランキング

エックスサーバー

項目

Xserverの特徴

主なプラン

スタンダード

月額料金(年額プラン)

1100円

初期費用

0円

サーバーOS

Linux (詳細非公開)

サーバーソフトウェア

apache 2.4.x / nginx

CPU

第3世代「AMD EPYC™」(コードネーム「Milan」)

ディスク容量

300GB

メモリ

DDR4-3200

RAID構成

RAID10構成

帯域幅

実質100Mbps

転送量の上限

無制限

データベースの自動接続機能

Wordpressインストール

無料SSL化

有料SSL

無料ドメイン

バックアップ復元費用

無料

データベース数

無制限

マルチドメイン数

無制限

アダルトサイトでの利用

-

無料お試し期間

10日間

セキュリティ対策

最低契約期間

1か月

メールアカウント作成数

無制限

完全無料プラン

プラン変更

可能

サポート体制

お問合せフォーム チャット(平日:10:00〜18:00) 電話(平日:10:00〜18:00)

エックスサーバーは国内シェアNo.1のレンタルサーバーです。

エックスサーバーは自動バックアップ、WordPressの簡単インストール、無料SSL、契約中の1独自ドメイン無料など、サイト運営に必要な機能をバランスよく提供している点が特徴です。

サーバーの速度や安定性も申し分なく、使いやすさや機能の充実度、セキュリティなどあらゆる面で高いクオリティを誇っています

さらに個人・法人のどちらでも利用可能なコンパクトなプランだけでなく法人利用に特化した「エックスサーバー ビジネス」というプランの用意もあるので、更に高いセキュリティや安定性をお求めの方にもおすすめできます。

エックスサーバーのメリット

他のサービスと比べて国内シェア率が圧倒的に高く、その実績からも多くのユーザーから信頼を得ています。

法人での利用を考えている場合、サービス自体の信頼性は最も重要であると言って過言ではないでしょう。

さらに法人向けプランでは料金こそ月額4,180円(12ヶ月契約の場合)と嵩んでしまうものの、その分「Web改ざん検知機能」「高性能メールフィルタ」などの高度なセキュリティ機能が搭載されているので、より安全性を重視したい方にもピッタリのサーバーとなっています

エックスサーバーのデメリット

エックスサーバーは高い性能を誇る一方で、他のサーバーと比べると少々運用コストが高めとなっています。

そのため、小規模な利用から始める場合は少しコスパが悪いと感じるかもしれません。

エックスサーバー利用者の口コミ

エックスサーバーならバックアップ取ってくれているはずなので、有料で対処おねがいできますし、一度お問い合わせしてみるといいです。

自力より確実で早いです

Xより

ログのドメイン、サーバーはエックスサーバー良いですよ

WordPress設定も簡単にできるし、困った時のサポートも充実してます。

独自ドメインも無料です。

Xより

エックスサーバーへ、心から感謝と賞賛の意を込めてお伝えします。長い間お世話になり、サービスの信頼性、安定性、使いやすさに感銘を受けています。ウェブホスティングやドメイン管理に関するサポートも素晴らしく、いつでも頼りにしています

X

エックスサーバーの利用者の口コミでは、その高い安定性と信頼性に対する賞賛の声が多く見られました

シェアNo.1を誇る大人気レンタルサーバーでもあるので、「迷ったらとりあえずエックスサーバー」という選び方でも後悔することはほとんどないでしょう。


ConoHa WING

項目名

内容

主なプラン

WINGパック

月額料金(年額プラン)

990円

初期費用

0円

サーバーOS

CloudLinux

サーバーソフトウェア

Apache + nginx

CPU

公表無し

ディスク容量

300GB

メモリ

不明

RAID構成

RAID10構成

帯域幅

100Mbps(共有)

転送量の上限

無制限

Wordpressインストール

無料SSL化

有料SSL

無料ドメイン

◯(契約中は無料)

バックアップ復元費用

無料

データベース数

マルチドメイン数

無制限

アダルトサイトでの利用

不可

無料お試し期間

キャンペーンに依存

セキュリティ対策

WAF

最低契約期間

3か月

メールアカウント作成数

無制限

完全無料プラン

なし

プラン変更

サポート体制

メール、チャット、電話(平日:10:00〜18:00対応)

ConoHa WINGは高速なページ表示が可能な点が大きな特徴のレンタルサーバーです。

ページの表示速度は利用者の体験に大きな影響を与えます。例えばページをクリックしてもなかなか開かなければ離脱してしまう確率が高まり、ECサイト等ではページ遷移が快適でないとユーザーはサイト内を回遊してくれません。

また、SEO的にもページの表示速度が早いことによるメリットは大きく、Webサイトを通じた集客をするのであればサイトの表示速度の速さは極めて重視すべきポイントとなります。

この点、ConoHa WINGは国内でのサーバー応答速度が最速なため、速さを求めるならConoHa WINGが最良の選択と言えるでしょう。

また、セキュリティ面でも信頼性があり、サーバーの稼働状況を常に把握できるスマホアプリにも対応しています。

ConoHa WINGのメリット

ConoHa WINGは「WINGパック」による長期利用時のコストパフォーマンスがかなり良いのが特徴ですが、特に法人利用の場合は長期利用前提となるケースが多いので非常におすすめです。

また、WINGパックプランでは、独自ドメインを2つまで永久無料で利用できます。

さらに、バックアップ・復元機能も無料で提供されているため、安心してサイト運営を行うことが可能です。

ConoHa WINGのデメリット

ConoHa WINGには無料のお試し期間が提供されていません。また、最低利用期間が3ヶ月あるため短期での利用ができません。

実際に利用を始める前に無料で動作をチェックするのが難しい点は、ConoHa WINGのデメリットと言えます。

ConoHa WING利用者の口コミ

レンタルサーバー 真面目に悩んだ

ConoHa Wing、エックスサーバー、mixhost でも、結局選んだのは“ConoHa Wing”

Xより

簡単にWordpressが使えるレンタルサーバではエックスサーバとConoha Wingが双璧と思い込んでますけど、軽いサイトだとレスポンスが早い後者がいい感じ

写真大量とか重いサイトでは差は縮まるけどやっぱConoha Wingの方が表示が速い感じ

Xより

ConoHa WINGは表示速度の速さが口コミで評判を集めていました。

また、「複数のレンタルサーバーから悩んだ結果ConoHa WINGにした」という口コミも多く見られました


CPI

項目

CPIの特徴

主なプラン

ビジネス スタンダード

月額料金(年額プラン)

4,840 円(税込)/月

初期費用

無料(12ヶ月のみ)

サーバーOS

不明

サーバーソフトウェア

不明

CPU

不明

ディスク容量

300GB

メモリ

不明

RAID構成

不明

帯域幅

1Gbps

転送量の上限

無制限

データベースの自動接続機能

-

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

有料SSL

-

無料ドメイン

-

バックアップ復元費用

初期費用:5,500円(税込)その後容量ごとに月額課金

データベース数

5

マルチドメイン数

10個

アダルトサイトでの利用

不可

無料お試し期間

10日

セキュリティ対策

最低契約期間

3 ヶ月・6 ヶ月・12 ヶ月のいずれか

メールアカウント作成数

無制限

完全無料プラン

なし

プラン変更

可能

サポート体制

メール、電話(24時間365日)

CPIレンタルサーバーは、KDDIグループが提供するビジネス向けのホスティングサービスです。共用サーバーと専用サーバーの2つのサービスを展開しています。

ビジネス利用に特化しているだけあってセキュリティ面で高い信頼性を誇り、SSLやWAF、ウイルス対策などの機能が充実しています。

さらに、万が一のデータ損失に備えて、自動バックアップ機能も搭載されており、迅速なデータ復旧が可能です。

CPIのメリット

CPIの機能はかなり充実しているため、利用可能な範囲が非常に広く、多様なニーズに対応することができます。

また、サーバーの負荷平準化やリソースの最適化により、503エラーの発生が少なく、サイトのダウンタイムも減少しているのも魅力的なポイントです。

データの保護にも注力しており、自動バックアップ機能が搭載されていることや、何か問題が発生した際には、24時間365日利用可能なサポートが提供されており、何かトラブルがあっても迅速に問題を解決することができるでしょう。

CPIのデメリット

CPIは12か月一括支払い以外では初期費用が発生し、特に短期間の利用ではコストが高くなります。

また、小規模サイトを運営する上では過剰な機能を持っています。そのため、規模によってはコストパフォーマンスが低下する可能性があります。

CPI利用者の口コミ

有名企業のレンタルサーバーを使いたい層(企業)にはKDDIグループであるCPIをオススメするのが良いと思う。
Xより

KDDIグループが提供していることもあり、信頼性は抜群であると言えるでしょう。


ロリポップ

主なプラン

ハイスピード

月額料金(年額プラン)

990円

初期費用

0円

サーバーOS

Linux(CentOS)

サーバーソフトウェア

Apache 2.4.x / LiteSpeed 5.4(上位プラン)

CPU

公表無し

ディスク容量

400GB

メモリ

不明

RAID構成

RAID10構成

帯域幅

最大1000Mbps

転送量の上限

無制限

データベースの自動接続機能

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

有料SSL

無料ドメイン

◯(契約中は永久無料)

バックアップ復元費用

無料

データベース数

無制限

マルチドメイン数

無制限

アダルトサイトでの利用

-

無料お試し期間

10日

セキュリティ対策

最低契約期間

1か月

メールアカウント作成数

無制限

完全無料プラン

-

プラン変更

可能

サポート体制

お問合せフォーム チャット(平日: 9:30〜13:00 14:00〜17:30) 電話(平日:10:00〜18:00)

ロリポップは初心者に特におすすめのサーバーとして人気のサービスです。

下位プランなら月200円ほどでの利用が可能と圧倒的に手頃な価格設定が魅力です。

使いやすい管理画面や充実したサポート体制など、お値段以上の機能があり、「初めてレンタルサーバーを使う方」や「これからビジネスを始める方」におすすめとなっています。

ロリポップのメリット

ロリポップで提供されている豊富なガイドやマニュアルは初心者にもわかりやすく、サポート体制も充実しているので困った時に安心です。

低価格でありながら、必要十分な機能を提供しており、初めてのウェブサイト作成に必要な機能が揃っています。

ロリポップのデメリット

ロリポップにはリソース制限があり、大規模なサイトやリソースを多く消費するサイトには向いていません。

また、法人向けに特化したプランもないので、小規模な利用であれば法人利用でも問題ないでしょうが、ビジネスの拡大に伴い使用が難しくなってくる懸念は残ります。

ロリポップ利用者の口コミ

レンタルサーバはロリポップが良いかと思います

安いと評判のレンタルサーバです

初心者向けのマニュアルも用意されていて、問い合わせはメールかチャットでできます

とても親切に早く対応してくれますよ

Xより

ロリポップの利用者からは評判通りの安さと初心者への親切な対応への良い口コミが見受けられました。

まずはスモールスタートでサイト運営を始めたい方に特におすすめのレンタルサーバーと言えるでしょう。


お名前.com レンタルサーバー

項目

お名前.comの特徴

主なプラン

RSプラン

月額料金(年額プラン)

1078円

初期費用

0円

サーバーOS

CentOS / CentOS Stream / Ubuntu / Debian / Arch Linux / FreeBSD(選択式)

サーバーソフトウェア

不明

CPU

公表無し

ディスク容量

250GB

メモリ

不明

RAID構成

RAID-3D構成

帯域幅

100Mbps

転送量の上限

18TB/月

データベースの自動接続機能

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

有料SSL

無料ドメイン

バックアップ復元費用

無料

データベース数

無制限

マルチドメイン数

無制限

アダルトサイトでの利用

-

無料お試し期間

2か月

セキュリティ対策

最低契約期間

3か月

メールアカウント作成数

無制限

完全無料プラン

-

プラン変更

可能

サポート体制

メール お問い合わせフォーム

お名前.comではサーバー登録と同時に独自ドメインを取得することができます。

また、お名前.comのレンタルサーバーは大容量のリソースを提供し、WordPressの自動インストールや独自のアクセス解析、自動バックアップ機能を備えています。

お名前.comのメリット

お名前.comのドメインとサーバーをセットで契約すると、対象のドメインが永久無料となり、初期費用が無料になります。

また、6~36ヶ月のまとめ払いを選ぶと、最大2ヶ月分が無料となりかなりお得に利用することができます。

さらに24時間365日有人体制でサーバーを監視しているため、セキュリティ対策も問題ないと考えて良いでしょう。

お名前.comのデメリット

お名前.comのレンタルサーバーはプランが一つしかなく、無料のお試しサービス期間がありません。

さらに専門的なメール機能を求めるユーザーには、いくつかの機能が物足りない可能性があるため、想定されるビジネスの規模に対して満足いくかどうかは事前にチェックする必要があるでしょう。

カゴヤ・ジャパン

項目

カゴヤ・ジャパンの特徴 (ライトプラン)

主なプラン

ライト

月額料金(年額プラン)

1,485円/月

初期費用

無料

サーバーOS

AlmaLinux 9

サーバーソフトウェア

Nginx + Apache 2.4系

CPU

Intel Xeon (詳細不明)

ディスク容量

100GB

メモリ

不明

RAID構成

トリプル+パリティRAID

帯域幅

不明

転送量の上限

無制限

データベースの自動接続機能

-

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

◯(Let’s Encrypt)

有料SSL

無料ドメイン

初回のみ無料

バックアップ復元費用

無料

データベース数

無制限

マルチドメイン数

無制限

アダルトサイトでの利用

-

無料お試し期間

初月無料

セキュリティ対策

最低契約期間

無し

メールアカウント作成数

無制限

完全無料プラン

なし

プラン変更

可能

サポート体制

電話、メール、WEB

カゴヤ・ジャパンは20年以上の実績を持つ老舗のサーバー会社です。

法人利用率が80%と非常に高いことが特徴で、この利用実績より信頼できるサービス・会社であることがわかります。

多岐にわたるサービスを提供しており、法人のみならず官公庁まで幅広い利用実績があります。

メールアドレス数に制限がなく、アーカイブデータの長期保存も可能なため、長期利用を前提とする場合の安心な機能が多岐にわたり備わっています。

カゴヤ・ジャパンのメリット

カゴヤ・ジャパンにはWAFとIPSが標準で備わっており、オプションでWordPress脆弱性診断も提供しています。また、サーバー分散構成が取られており、法人利用には特に嬉しい障害耐性がしっかりとあります。

これにより安定したサーバー運営の助けとなるでしょう。

また、安定のみならずWordPressの実行環境が世界最高速クラスであり、『KUSANAGI』を使用したサイト表示の高速化も行っている点も魅力です。

カゴヤ・ジャパンのデメリット

カゴヤ・ジャパンはサーバー性能や機能、コストパフォーマンスのいずれもバランスが取れているのですが、別の言い方をすればどの面でも他のサーバーに比べて際立って秀でている部分が見つけにくいです。

すべての面でバランスよく高性能であるがゆえに、突出していないのがデメリットであると言えるでしょう。


さくらのレンタルサーバー

項目

さくらのレンタルサーバーの特徴 (スタンダードプラン)

主なプラン

スタンダード

月額料金(年額プラン)

425円

初期費用

0円

サーバーOS

不明

サーバーソフトウェア

nginx + Apache2.4系

CPU

不明

ディスク容量

300GB

メモリ

不明

RAID構成

RAID10

帯域幅

1000Mbps

転送量の上限

300GB

データベースの自動接続機能

-

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

◯(Let’s Encrypt)

有料SSL

無料ドメイン

バックアップ復元費用

月額料金 5,516円

データベース数

50個

マルチドメイン数

最大200個

アダルトサイトでの利用

-

無料お試し期間

14日

セキュリティ対策

最低契約期間

3か月

メールアカウント作成数

無制限

完全無料プラン

-

プラン変更

可能

サポート体制

チャット・メール・電話

さくらのレンタルサーバーは特に高い安定性と信頼性を誇るサービスです。

インターネット黎明期からサービスを行っている会社で、さくらインターネットと言う名前だけは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

初心者から経験者まで、幅広いユーザーが安心して利用できるように充実したサポート体制が敷かれています。

さくらのレンタルサーバーのメリット

上述したように、サポート体制が充実しており、初心者でも安心して利用できる点がさくらのレンタルサーバの特徴です。

公式ホームページのサポート「さくらのサポート情報」ページでは、障害情報から使い方まであらゆる情報を入手することが可能です。

さくらのレンタルサーバーのデメリット

さくらのレンタルサーバーは他のサービスに比べ表示速度が遅いのが少々残念なポイントです。

表示速度はSEOを意識したサイトやブログの運営を検討している場合は重要視するべき点なので、他に比べて遅いというデメリットは運用目的によっては致命的となりうるでしょう。


mixhost

項目

mixhostの特徴

主なプラン

スタンダード

月額料金(年額プラン)

968円

初期費用

0円

サーバーOS

CloudLinux(詳細非公開)

サーバーソフトウェア

LiteSpeed

CPU

Intel Xeon 24コア48スレッド(おそらく第 3 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー)

ディスク容量

250GB

メモリ

DDR4-3200/ DDR5 (CPUが間違いなければ)

RAID構成

RAID10

帯域幅

最大10Gbps

転送量の上限

18TB/月

データベースの自動接続機能

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

有料SSL

-

無料ドメイン

-

バックアップ復元費用

無料

データベース数

無制限

マルチドメイン数

無制限

アダルトサイトでの利用

可能

無料お試し期間

実質30日

セキュリティ対策

最低契約期間

3か月

メールアカウント作成数

無制限

完全無料プラン

-

プラン変更

可能

サポート体制

問い合わせフォーム

mixhostはアズポケット株式会社が運営するホスティングサービスです。 サイトの表示速度が早く、表示速度では業界No.1を誇ります。

また、合法的な範囲内で成人向けサイトの運営も許可されています。

mixhostのメリット

mixhostは安定性やセキュリティ、アクセスが集中した際の処理速度など、多方面での高い評価を受けていながら、高速なサイト表示ができます。

また他のサービスの殆どが禁止しているアダルトサイトの運営が可能なので、特定のニーズに答えられるでしょう。

mixhostのデメリット

mixhostではサポート体制がメールのみであるため、急を要する問題に対して、リアルタイムでのサポートが受けられない点がデメリットです。

また、古くからあるサービスで改善はされてきたものの、未だ初心者にとっては管理画面の使い勝手が少し悪いと感じる部分があるでしょう。


ヘテムル

heteml(ヘテムル)は、高性能さをウリにしているレンタルサーバーです。

中規模・大規模法人や制作会社向けとしており、Webサーバー、メールサーバー、データベースサーバーが分離され、大量アクセスに対しても各サーバーが安定して動作するほか、最大14日間のデータ復元が可能です。

ヘテムルのメリット

法人向けを想定した安定したサーバー運用と充実したサポート体制がヘテムルを選ぶメリットです。

無料の独自SSLや自動バックアップ、無料電話サポートなど必要な機能はほとんど備えていながら月額1,100円から使えるコストパフォーマンスの良さもメリットと言えるでしょう。

ヘテムルのデメリット

ヘテムルはプランが1つしかない点、さらに一部SSL証明書がドメイン永久無料の特典対象外となってしまう点がデメリットとなっています。

また長期契約でないと割引がなく、機能、コスパを他と比べたときに突出として優れている点が見つけにくいのも知っておく必要があるでしょう。


スマイルサーバー

スマイルサーバーは、NTTスマートコネクトが運営するレンタルサーバーサービスで、自社データセンターにサーバーを保有しています。

このサービスは主に法人向けに提供されており、NTTグループの安定したインフラストラクチャを背景に、ビジネス向けに特化した内容となっています。

サポート面でも、顧客満足度が96%と非常に高く、手厚いサポートが受けられるのが特徴です。

スマイルサーバーの導入実績は、国内の官公庁や教育機関、医療機関をはじめ、900を超える組織での利用が確認されています。

ただし、1契約につき1サイトの運営と、限られている点には注意が必要です。

スマイルサーバーのメリット

高い稼働率(99.999%)を誇り、強固な耐災害設備を持つことで、ビジネスの継続性を重視したサービス提供を行っている点は安心感が大きいポイントです。

スマイルサーバーのデメリット

他社との料金を比較すると、スマイルサーバーの料金は高めに設定されています。

また、サービスの機能面においても、マルチドメインの利用ができない、MySQLの提供数が限られているなど、一部の機能に制約がある点がデメリットとして挙げられます。

スピーバー

SpeeverはKDDIグループが運営するレンタルサーバーサービスで、その信頼性の高さが特徴です。

SLA制度の採用や、WordPressやEC-CUBEなどのアプリケーションをワンクリックで簡単にインストールできる機能が備わっています。

さらに、サービスの開始も迅速で、最短5分でのスピード開通が可能です。

さらに、Speeverはドメインの取得サービスも行っており、約40種類のドメインから選択することができます。海外ドメインや都道府県名のドメインも取得可能で、料金はドメインごとに異なります。

スピーバーのメリット

Speeverでは高度なセキュリティ機能と専門家による24時間監視サービスが提供されており、サイトの安全性をしっかりと確保しているのが大きなメリットとなっています。

また、サービスの利便性も高く、初心者から経験者までの様々なユーザーがサービスをカスタマイズして利用することができます。

さらに、Speeverはサーバ管理の負担を大幅に軽減するマネージドサービスを提供しており、これによって運用コストの削減や業務効率化が期待できます。

スピーバーのデメリット

Speeverではサービスのお試し期間が設けられていないため、事前にサービスの適合性を確認するのが難しい点がデメリットとして挙げられます。

またドメインロックや商標保護、無料ドメインの提供などのサービスは提供されていない点も注意が必要です。

wpX Speed

wpX Speedはエックスサーバー株式会社が運営しているレンタルサーバーのなかでも、WordPressに特化しているのが特徴のサービスです。

次世代の接続インターフェース「NVMe」を採用していることにより、従来に比べて16倍の高速な読み込み速度を実現しています。

また、WordPress専用にチューニングされているため、キャッシュなしでWordPressサイトを10倍以上高速化することが可能となっています。

さらに、アカウントごとにサーバーリソースが確保されているため、他のアカウントの影響を受けにくいのも大きな特徴です。

wpX Speedのメリット

wpX Speedの最大のメリットはWordPressに特化していることによる高速表示です。

NVMeの採用や、WordPressの最適化により、サイトの読み込み速度が大幅に向上しています。

また、オートスケール機能により、急なアクセス増にも自動で対応してくれるのも嬉しいポイントでしょう。

wpX Speedのデメリット

wpX SpeedはWordPressに特化しているため、WordPress以外のサイト運営には対応していません

また、独自ドメインの無料特典も提供されていない点や、稼働率が非公開であるため、利用目的にもよりますがビジネス利用時には安定性に関する不安が出る場合もあるでしょう。

iCLUSTA+

「iCLUSTA+」はGMOクラウド社が提供するレンタルサーバーサービスで、その特徴は多様なサーバータイプの提供です。

特に法人向けのサービスは、稼働率やSLA、サポート内容など、ビジネスにおける信頼性や安定性を重視した内容となっています。

iCLUSTA+のメリット

iCLUSTA+はSLAで100%の稼働率を保証しており、万が一の障害が発生した場合でも、SLAに基づいた返金が保証されるため、ビジネスの継続性を確保することができます。

また、24時間365日のサポートが提供されているため、いつでも安心してサービスを利用することができます。

さらに転送量に関しても上限が設けられておらず、サイトのアクセス数が増加しても追加のコストは発生しません。

セキュリティ面では、GMOグローバルサインブランドのSSLが無制限に利用可能で、データの保護も万全と、全体的に隙のないサービスを提供しています。

iCLUSTA+のデメリット

iCLUSTA+はとてもバランスの取れた法人向けプランを提供しているので、明確なデメリットはありません。上述の通り機能が充実しているほか、料金も他社と比較して安めの設定になっています。

ただしエックスサーバーやConoHa WINGなどのシェアの大きいサーバーと比較すると利用者が多くないので、設定時にウェブ上などで情報を集めたり口コミを確認したりといったことが難しいのはデメリットと言えます。

WebARENA SuiteX

WebARENA SuiteXは、NTTグループのNTTPCコミュニケーションズが提供する共用レンタルサーバーで、法人やビジネス利用に特化した機能を豊富に持っています。

データバックアップやSLA保証100%など、ビジネス用途に必要不可欠な機能が整っています。

その上、社員がタブレットやPCでアクセスできるグループウェアの利用も可能で、これが他社との大きな差別化ポイントとなっています。

WebARENA SuiteXGのメリット

WebARENA SuiteXはセキュリティ面での高い評価を受けており、ファイアウォールやIPS(進入防止)システムなど、安全性を最優先したサービスを提供しています。

また、60種類以上の高機能、例えばメールアドレスの無制限提供や迷惑メール・ウィルスメールフィルタなどが標準で装備されています。

このようにNTTブランドの一環としての安定したネットワーク運用技術と、電話やメールによる充実したテクニカルサポートが利用者に安心感を提供している点がWebARENA SuiteXGを選ぶメリットです。

WebARENA SuiteXのデメリット

WebARENA SuiteXの料金体系は複雑で、契約期間や支払い方法によっては料金が大きく変動するため、注意が必要です。

またほかサービスと比べるとサービスのコストがやや高めなところがデメリットです。


法人向けレンタルサーバー比較表

サービス名

主なプラン

月額料金(年額プラン)

初期費用

サーバーOS

サーバーソフトウェア

CPU

ディスク容量

メモリ

RAID構成

帯域幅

転送量の上限

データベースの自動接続機能

Wordpress簡単インストール

無料SSL化

有料SSL

無料ドメイン

バックアップ復元費用

データベース数

マルチドメイン数

アダルトサイトでの利用

無料お試し期間

セキュリティ対策

最低契約期間

メールアカウント作成数

完全無料プラン

プラン変更

サポート体制

エックスサーバー

スタンダード

1100円

0円

Linux (詳細非公開)

apache 2.4.x / nginx

第3世代「AMD EPYC™」(コードネーム「Milan」)

300GB

DDR4-3200

RAID10構成

実質100Mbps

無制限

無料

無制限

無制限

-

10日間

1か月

無制限

可能

お問合せフォーム チャット(平日:10:00〜18:00) 電話(平日:10:00〜18:00)

ConoHa WING

WINGパック

990円

0円

CloudLinux

Apache + nginx

公表無し

300GB

不明

RAID10構成

100Mbps(共有)

無制限

-

◯(契約中は無料)

無料

無制限

無制限

不可

キャンペーンに依存

3か月

無制限

なし

メール、チャット、電話(平日:10:00〜18:00対応)

CPI

ビジネス スタンダード

4,840 円(税込)/月

無料(12ヶ月のみ)

不明

不明

不明

300GB

不明

不明

1Gbps

無制限

-

-

-

初期費用:5,500円(税込)その後容量ごとに月額課金

5

10個

不可

10日

3 ヶ月・6 ヶ月・12 ヶ月のいずれか

無制限

なし

可能

メール、電話(24時間365日)

ロリポップ

ハイスピード

990円

0円

Linux(CentOS)

Apache 2.4.x / LiteSpeed 5.4(上位プラン)

公表無し

400GB

不明

RAID10構成

最大1000Mbps

無制限

◯(契約中は永久無料)

無料

無制限

無制限

-

10日

1か月

無制限

-

可能

お問合せフォーム チャット(平日: 9:30〜13:00 14:00〜17:30) 電話(平日:10:00〜18:00)

お名前.com

RSプラン

1078円

0円

CentOS / CentOS Stream / Ubuntu / Debian / Arch Linux / FreeBSD(選択式)

不明

公表無し

250GB

不明

RAID-3D構成

100Mbps

18TB/月

無料

無制限

無制限

-

2か月

3か月

無制限

-

可能

メール お問い合わせフォーム

カゴヤ・ジャパン

ライト

1,485円/月

無料

AlmaLinux 9

Nginx + Apache 2.4系

Intel Xeon (詳細不明)

100GB

不明

トリプル+パリティRAID

不明

無制限

-

◯(Let’s Encrypt)

初回のみ無料

無料

無制限

無制限

-

初月無料

無し

無制限

なし

可能

電話、メール、WEB

さくらのレンタルサーバー

スタンダード

425円

0円

不明

nginx + Apache2.4系

不明

300GB

不明

RAID10

1000Mbps

300GB

-

◯(Let’s Encrypt)

月額料金 5,516円

50個

最大200個

-

14日

3か月

無制限

-

可能

チャット・メール・電話

mixhost

スタンダード

968円

0円

CloudLinux(詳細非公開)

LiteSpeed

Intel Xeon 24コア48スレッド(おそらく第 3 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー)

250GB

DDR4-3200/ DDR5 (CPUが間違いなければ)

RAID10

最大10Gbps

18TB/月

-

-

無料

無制限

無制限

可能

実質30日

3か月

無制限

-

可能

問い合わせフォーム

料金(初期費用・月額)を比較

サービス名

主なプラン

月額料金(年額プラン)

初期費用

エックスサーバー

スタンダード

1100円 /月

0円

エックスサーバー ビジネス

スタンダード

4180円 /月

16,500円(12ヶ月以上契約で無料)

ConoHa WING

WINGパック

990円 /月

0円

CPI

ビジネス スタンダード

4,840 円(税込)/月

22,000円(12ヶ月以上契約で無料)

ロリポップ

ハイスピード

990円 /月

0円

お名前.com

RSプラン

1078円 /月

0円

カゴヤ・ジャパン

ライト

1,485円/月

0円

さくらのレンタルサーバー

スタンダード

425円 /月

0円

mixhost

スタンダード

968円 /月

0円

料金の安さに注目すると、さくらのレンタルサーバーやロリポップの安さに目が止まります。

ただし料金はプランや契約期間によって大きく異なるほか、格安のプランは機能やセキュリティ性能が不十分な場合が多いので、特にビジネス利用の場合は安いからといって安易に選択するのは避けましょう

また、エックスサーバーやCPIのようにレンタルサーバーによっては法人特化プランを用意してくれている場合もありますが、法人向けに特化したプランは概して月額料金が高くなりがちです(月額4000〜6000円)。

もちろん法人向けプランはその分高度な安定性とセキュリティを備えているケースがほとんどですが、「まずは安価にスタートしたい」のか、「ビジネス向けプランで安心して運用したい」のか、目的をはっきりさせた上でコスパを比較する必要があるでしょう。

セキュリティを比較

各社のレンタルサーバーはWAFをはじめとして強固なセキュリティを設けているのが一般的です。

もちろんこうした技術を比較するのは前提ですが、単純にセキュリティを比較するだけだと差がつきにくい側面もあります

そのためサーバーの運営会社に対する信用度や過去のトラブルの事例とその対応も合わせてチェックするのが良いでしょう。

例えばWebARENA SuiteXはNTTグループのNTTPCコミュニケーションズが運営している点で安心感がありますし、エックスサーバーなら業界一のシェアを誇るため多数の人に使われているという信用があります。

このように多面的にセキュリティの強さ・信頼性を比較するのがおすすめです。

サーバーの通信速度を比較

サービス名

サーバーOS

サーバーソフトウェア

CPU

RAID構成

帯域幅

エックスサーバー

Linux (詳細非公開)

apache 2.4.x / nginx

第3世代「AMD EPYC™」(コードネーム「Milan」)

RAID10構成

実質100Mbps

ConoHa WING

CloudLinux

Apache + nginx

公表無し

RAID10構成

100Mbps(共有)

CPI

不明

不明

不明

不明

1Gbps

ロリポップ

Linux(CentOS)

Apache 2.4.x / LiteSpeed 5.4(上位プラン)

公表無し

RAID10構成

最大1000Mbps

お名前.com

CentOS / CentOS Stream / Ubuntu / Debian / Arch Linux / FreeBSD(選択式)

不明

公表無し

RAID-3D構成

100Mbps

カゴヤ・ジャパン

AlmaLinux 9

Nginx + Apache 2.4系

Intel Xeon (詳細不明)

トリプル+パリティRAID

不明

さくらのレンタルサーバー

不明

nginx + Apache2.4系

不明

RAID10

1000Mbps

mixhost

CloudLinux(詳細非公開)

LiteSpeed

Intel Xeon 24コア48スレッド(おそらく第 3 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー)

RAID10

最大10Gbps

サーバーの体感できる通信速度は様々な要因で変わるものであり、一般に単純な比較は難しいです。

そのためここではサーバーの性能や帯域幅から最大でどれほどの速度が出るか、を基準に比較していきます

最も比較するべきは帯域幅です。帯域幅が広いほど通信速度の期待値は高まります。

また、サーバーソフトウェアは

  • nginx>LiteSpeed>Apache

の順で性能が高いです。

そして各RAID構成には以下のような対応があります。

  • データ保護: RAID 6 > RAID 10 > RAID 50 > RAID 5
  • パフォーマンス(読み/書き): RAID 10 > RAID 50 > RAID 5 > RAID 6
  • ストレージ効率: RAID 50 > RAID 5 > RAID 6 > RAID 10

これらを踏まえて比較するとmixhostは評判通りの高速なサイトであることが、サーバー性能からも見て取ることができます。

サーバーのリソースを比較

サービス名

ディスク容量

RAID構成

エックスサーバー

300GB

RAID10構成

ConoHa WING

300GB

RAID10構成

CPI

300GB

不明

ロリポップ

400GB

RAID10構成

お名前.com

250GB

RAID-3D構成

カゴヤ・ジャパン

100GB

トリプル+パリティRAID

さくらのレンタルサーバー

300GB

RAID10

mixhost

250GB

RAID10

サーバーのリソースとパフォーマンスを比較すると殆どのサービスで大体300GBかつRAID10構成であることがわかります。

やはり通信速度の需要に答えるためにパフォーマンスを重視してRAID10構成を採用しているようです。


運営サイト別おすすめ法人向けレンタルサーバー

SEOメディア運営をしたい人

SEOメディアはページの速度や独自ドメイン、wordpressを利用する上での便利さを備えているサーバーが理想的です。

今回紹介した中では、ConoHa WING 、ロリポップ、エックスサーバー、さくらのレンタルサーバ 、mixhostがおすすめです。

ECサイトや企業サイトを立ち上げたい人

ECサイトや企業サイトの運営において重要な要素としてセキュリティや信頼性、将来のための拡張性が挙げられます。

コストパフォーマンスも加味すると、ConoHa WING、エックスサーバー、mixhostがおすすめです。

開発用のサーバーをお探しの人

開発用のサーバーはVPSもしくは専用サーバーとしてカスタマイズ可能であることやテクニカルな分野のサポートが受けられることがポイントとなるでしょう。

おすすめなのはConoHa WING、エックスサーバーです。

法人向けレンタルサーバー選びの7つのポイント

法人向けレンタルサーバーを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。

料金と契約プラン

まず、料金と契約プランに注目しましょう。

自社の目的や予算に合ったプランが提供されているかを確認することが重要です。料金が安いからといって、必要な機能が不足しているプランを選ぶと、後々困ることになります

専用サーバーか共用サーバーか

次に、専用サーバーか共用サーバーかを選ぶことも大切です。

専用サーバーは費用がかかりますが、リソースを独占できるため、大規模なウェブサイトやアプリケーションを運営する場合に適しています。

共用サーバーは費用が安いかわりにサーバーが共用なので、サーバー自体をカスタマイズできず使い勝手に多少の制限があるでしょう。

リソースと拡張性

将来的にウェブサイトやアプリケーションが成長することを考慮し、容易にリソースを追加できるかどうかを確認してください。

上位プランが存在すること、その上位プランの価格が予算に収まっていること、など確認すべきです。

セキュリティの盤石さ

セキュリティの盤石さも見逃せません。

SSLやWAFなどのサーバー運営には欠かせないセキュリティ対策が整っているかどうかをチェックし、自社のウェブサイトやアプリケーションを安全に運営できる環境が整っているかを確認してください。

通信速度の早さ

通信速度の早さも重要な要素です。

ウェブサイトやアプリケーションのパフォーマンスに直結します。

今回紹介したものの速度の比較をサーバーの性能で行っているためそちらを参考に検討してみて下さい。

サポート体制

トラブルが発生した際に迅速かつ適切なサポートを受けられるかどうかが重要です。

もし深夜も安定したサーバーである必要がある場合は、24時間のサポート体制を取っているサービスを選択すると良いでしょう。

バックアップの有無と頻度

万が一のトラブルに備え、定期的なバックアップが行われているかどうかをチェックしましょう。

この機能はサービスによって有料の場合があります。

もちろん月額料金とは別で、別途月額いくらでバックアップを保持してくれるのか、もしくは復元の費用がいくらかかるのかなど、万が一に備えて費用を考えて置く必要があるでしょう。

法人向けと個人向けの違い

価格

サポート

機能

法人向け

高め

必要以上

個人向け

安め

十分な程度

個人向けレンタルサーバーのメリット・デメリット

メリット

法人の高機能なものと比べると低価格で利用できる点が特徴です。

また、初心者でも使いやすいインターフェースが提供されている場合が多く初めて触る場合は個人向けのものから初めて見るのが良いでしょう。

デメリット

個人向けということで大規模な運営を想定されておらず、ストレージ容量が限られている場合があります。

また、個人向けのなかでも格安なサービスにはセキュリティ対策が十分でない場合があったり、サポート体制が整っていない場合があります。

法人向けレンタルサーバーのメリット・デメリット

メリット

まずは高いセキュリティ対策が施されている点です。

個人向けに運営されているサービスよりも、情報漏洩した場合の損害が大きく、さらに企業を相手にするわけですから情報をきちんと守ってくれる姿勢は重要です。

さらに、個人向けに比べても24時間365日のサポートが提供されている場合が多いです。

デメリット

これはしょうがない点ですが、個人向けに比べて料金が高いことが挙げられます。

また、様々な機能のニーズに答えるべく機能をどんどん追加していったせいか、大体のサービスが複雑な機能をいくつも用意している状態になっており、利用しない機能が多い場合があります。

法人向けレンタルサーバーを選ぶ際の注意事項

法人向けレンタルサーバーを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

無料サーバーや格安サーバーは避ける

無料や格安のサーバーは、セキュリティ対策やサポート体制が不十分な場合があります。

情報漏洩などを避けるためにもセキュリティ対策のしっかりとされた信頼性の高いサーバーを選びましょう。

独自ドメインやメールアドレスの取得数

ビジネス用途で利用する場合、独自ドメインやメールアドレスが必要になることがあります。取得できる数や条件を確認し、契約後に足りないなどがないようにしましょう。

SSLのレベル

ウェブサイトのセキュリティを高めるために、SSLの導入が必要です。提供されているSSLのレベルや種類を確認しましょう。

技術スタックがサポートされているか

利用するウェブサイトやアプリケーションの技術スタックがサポートされているかどうかを確認しましょう。

プラン変更の条件

ビジネスの成長に合わせてプランを変更することができるかどうか、その条件を確認しましょう。

最初に選んだプランから、スケールアップがどこまでできるのか、逆に縮小の可能性があるならダウングレードが可能なのかも要チェックです。

運営会社の信頼性

サーバーを提供する会社の信頼性や評判を確認しましょう。

有名な会社であれば安心できるというのもありますが、しっかりとそのサービス自体の評判を確認し心から信頼できるサービスを選ぶのが良いでしょう。

法人向けレンタルサーバーの使い方

目的の明確化

まず、レンタルサーバーを利用する目的を明確にしましょう。ウェブサイトのホスティング、メールサーバーの運用、データベースの管理など、どのような用途でサーバーを利用するのかを決めます。

プランの選定

目的に合ったプランを選びます。必要なリソース(ストレージ容量、メモリ、CPUなど)や機能(独自ドメインの利用、SSLの導入など)を考慮して、適切なプランを選定しましょう。

契約と設定

選んだプランに基づいて契約を行い、サーバーの設定を行います。ドメインの設定やメールアドレスの作成、セキュリティ対策の設定などを行います。

ウェブサイトの構築

ウェブサイトを構築します。CMS(コンテンツ管理システム)を利用する場合は、WordPressやDrupalなどのインストールを行います。 メンテナンスと管理

サーバーの運用が始まったら、定期的なメンテナンスや管理を行います。セキュリティのアップデートやバックアップの取得など、サーバーの安定運用のために必要な作業を行いましょう。

サポートの利用

トラブルが発生した場合や、分からないことがあれば、サーバー提供会社のサポートを利用しましょう。多くの法人向けレンタルサーバーでは、24時間365日のサポートが提供されている場合があります。

法人向けのおすすめレンタルサーバーまとめ

法人向けのレンタルサーバーまとめ
  • セキュリティのしっかりしたサーバーを選ぶべき
  • ユーザー数の多いエックスサーバーやConoHa WINGがおすすめ
  • 法人向けに有名企業が運営するサービスもあるため選択肢は多い

法人向けのレンタルサーバーは個人向けに比べると機能が豊富でサポートも充実していることが多くあります。

その分費用がかさんでしまう場合も多いのですが、必要な機能とコストを天秤にかけ、必要な機能をもちつつ費用を抑えられる選択ができるとベストでしょう。