「オンラインお茶会のやり方やメリットについて知りたい!」

「オンラインお茶会はリモートでも楽しめるの?」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

新型コロナウイルスの影響もあり、リモートで友人や知人とコミュニケーションを取るオンラインお茶会(ティーパーティー)が人気を博しています。

簡単に開催でき、参加者全員で楽しむことができるので、やり方や楽しみ方のコツを知っておくことは有意義です。

こちらの記事で、オンラインお茶会のやり方やメリット、おすすめのツールなどを解説していくので、参考にしてください!

オンラインお茶会についてざっくり説明すると
  • 無駄な手間や費用がかからない
  • 住んでいる場所に関係なく気軽に参加できる
  • 盛り上がる話題や、楽しめる飲み物・食べ物を準備すると良い

オンラインお茶会(ティーパーティー)とは

オンラインお茶会の様子

オンラインお茶会とは、その名の通りオンラインで行うお茶会を指す言葉です。

対面して気心知れた仲間とお茶会をするのが一般的でしたが、新型コロナウイルスの影響を受けてオンラインで行う人も増えています。

参加者は自宅などの好きな場所から参加し、Skypeなどのビデオチャットツールを介してコミュニケーションを取ります。

オンライン飲み会とも似ていますが、時間やアルコールの有無などによって使い分けられています。

お酒が飲めない人が集まったり、女子会としてオンラインお茶会を開催するなど、開催する目的は人それぞれですが、オンラインなので感染症のリスクを軽減して人と交流できる点がメリットと言えるでしょう。

そもそもお茶会とは?

正式なお茶会は「茶事」と呼ばれていますが、懐石料理や濃茶・薄茶などでおもてなしを受けるイベントを指します。

また、大勢の人を招待して行うお茶会もあり、具体的には銀茶会や東京大茶会などが挙げられます。

茶道を嗜んでいる人であれば上記のようなイメージを持ちますが、それ以外の人であれば「気心知れた仲間とお菓子をつまみながら語り合う」というイメージを持つでしょう。

実際に、友人とカフェで話を際にも「お茶会」と表現されることがあるため、広い意味で使われていることが分かります。

オンラインお茶会も、正式なお茶会のように格式を持って進める場合もあれば、友人と雑談したり親睦を深めるために開催される場合もあります。

オンラインお茶会のメリット

それでは、オンラインお茶会のメリットについて見ていきましょう。

自宅で簡単に参加できる以外にも、様々なメリットがあります。

無駄な手間・費用がかからない

オンラインであれば、場所を予約したり会場への移動の手間を省略できるメリットがあります。

正式なお茶会であれば、会場を予約したり段取りを決めるなど、開催者の負担が大きくなりがちですが、オンラインであれば負担が軽くなります。

また、会場を押さえる必要もないため、無駄な費用がかからない点もメリットと言えるでしょう。

子連れ・遠方にいる人でも簡単に参加できる

オフラインの集まりだと場所の指定があるため、その場所に集まるのは自然と会場の近所の人に限られてしまいます。

また、家庭内に小さい子どもがいる場合は、参加を断念せざるを得なかったりどこかへ預けておく必要がありました。

しかし、オンライン上で行うことで場所の制限がなくなり、遠方にいる人でも小さい子どもがいる家庭でも気軽に参加できるメリットがあります。

会場へ移動する手間もないため、短時間の開催にすれば日程調整がしやすいでしょう。

お茶で楽しめるので誰でも手軽

オンラインお茶会はその名の通り「お茶会」なので、お酒が苦手な方やお昼間の開催でも気楽に参加することが可能です。

オンライン飲み会だとお酒を飲むフリをしているという方や、未成年の方でも堂々とソフトドリンクで楽しめる点は大きな魅力でしょう。

また、費用面や準備の面でもお酒やおつまみを準備するのと比べてハードルが低く、参加者も主催者も手軽にコミュニケーションを取ることができます。

感染症対策にもなる

感染症の拡大予防の観点から、ソーシャルディスタンスを保った生活がスタンダードになりました。

オンラインお茶会であれば、実際にリアルな場で人と会うわけではないため、感染するリスクはありません。

そのため、感染症対策で外出を控えたい人や、小さい子どもを外に連れて行きたくない人にとって、オンラインで交流できる場は貴重です。

このように、感染症対策をしながらコミュニケーションを取れる点は大きなメリットと言えるでしょう。

オンラインお茶会のデメリット

楽しくなさそうな女性

続いて、オンラインお茶会のデメリットについて見ていきましょう。

オンラインならではのデメリットもあるので、確認しておきましょう。

リモートなのでコミュニケーションしづらい

オンラインは、実際に対面する場合よりも「同じ時間、同じ場所にいる」という感覚を持ちづらい点が特徴です。

実際に対面する場合と比べてコミュニケーションが取りにくく、また相手の表情・反応が分かりづらいためコミュニケーションが難しくなるデメリットがあります。

その結果、せっかく楽しい場であるオンラインお茶会でも。、場が盛り上がりに欠けてしまうケースもあります。

オンラインお茶会を楽しむためにも、何かしらの工夫を施して円滑な対話を進められるようにする必要があるでしょう。

通信がうまくいかない場合も多い

オンラインお茶会では、当然ですが通信環境が整っていなければスムーズにコミュニケーションが取れません。

オンライン環境が悪いと、画面が固まったり音声が途切れたりして、心地よくお茶会に参加できなくなってしまいます。

そのため、あらかじめ通信状況の確認を行ったり、通信トラブルが発生した時の対応策も考えておくと安心です。

背景・同居人を気にする必要がある

自宅から参加する人がほとんどですが、自宅の中で「自分が見られたくないもの」が画面上に写る可能性もある点には注意しましょう。

もし背景が気になる場合は、整理整頓したり背景が全くない部屋で行うなどしておくと良いでしょう。

ただし、ツールによっては背景のぼかし機能などが搭載されているので、あまり神経質になる必要はありません。

また、背景に何か話題になりそうなものを飾っておくことで、話のネタにすることもできます。

開催中は家族が背景に映ってしまう可能性もあるので、同居人に話を聞かれてしまうことが嫌な場合は、違う部屋で行うなどの配慮することも重要です。

オンラインお茶会に参加する際の準備・楽しみ方

お茶会の準備

次に、オンラインお茶会に参加する際の準備や楽しみ方について、詳しく見ていきましょう。

服装

オンラインお茶会は、正式なお茶会とは違ってカジュアルな服装で参加しても問題ありません。

服装の自由度は高いので、服装の指定がなけれ特段気にしなくても大丈夫でしょう。

なお、お茶会を盛り上げたり没入感を持たせるという観点から、参加者全体で服装のテーマを決めておくことも有意義です。

参加者のプライベートに配慮しつつ、場が盛り上がりそうなテーマを設定しておくとお茶会を楽しめるでしょう。

飲み物・食べ物

最近のビデオチャット機能は画質も良いので、美味しそうな飲み物やお菓子を用意しておくと見栄えが良くなります。

用意する飲み物やお菓子は完全に自分の好みで問題ありませんが、せっかくの機会なので普段は食べないような高級菓子や話題のコンビニスイーツなどを選んでみてはいかがでしょうか?

また、オンラインとはいえコミュニケーションを取ることになるので、会話しながら食べやすいものなども選ぶと良いでしょう。

お菓子作りが趣味であれば手作りのお菓子を参加者に披露したり、近所に話題の店があればその店舗のお菓子を紹介するなど、話題になるものを用意しておくのがおすすめです。

オンラインお茶会を盛り上げるためのコツ

続いて、オンラインお茶会を盛り上げるためのコツを紹介していきます。

全員が楽しくおしゃべりする場となるので、盛り上げることを知っておくことは重要です。

人数は1グループ4~5人が目安

オンラインだと大人数でのコミュニケーションが難しいデメリットがあるので、10名以上の大人数の参加が見込まれる場合は、グループ分けすることをおすすめします。

少人数でしか話せないような話題もある上に、メンバーの交代も可能なので、心地よくコミュニケーションを取るための工夫は重要です。

大人数だと、発言のタイミングが被ってしまったり一部の人が話題についてこれず、場が白けてしまうこともあるので、全員が楽しめるように工夫していきましょう。

話し方や聞き方に注意する

オンラインでは、対面で話すよりも音声が少し聞き取りにくいので、いつもよりはっきり話すことが重要です。

言葉と言葉の間隔を開け、はっきりと話すことを意識すれば円滑な会話ができるでしょう。

また、よく知らない話題だからといって退屈そうにしていると、全員に見られてしまうので注意が必要です。

話し方や聞き方には注意を払い、相手に不快感を与えないようにしましょう。

進行役・開催する時間を決めておく

進行役がいると、進行にメリハリが付いたり場を盛り上げやすくなるので、進行役を決めておくと良いでしょう。

また、進行役が開催者を兼任して、話すテーマや誰かに話題を振るといった役割を勤めれば全員が楽しめるようになります。

また、ダラダラと続いてしまい退出する機会を逃してしまう人が出てこないようにするためにも、予め時間を決めておくこともおすすめです。

進行役がいれば終了の呼びかけもスムーズになるので、進行役・開催する時間を決めておくこともおすすめです。

オンラインお茶会のやり方・開催方法

それでは、具体的なオンラインお茶会のやり方や開催方法について解説していきます。

費用や準備期間を確認する

オンラインお茶会を初めて開催する場合には、費用や準備の大変さが気になるポイントとなるでしょう。

簡単にまとめると以下のようになります。

  • 費用:500円~1万円
  • 準備期間:1~3週間

まず費用についてですが、基本的にはお茶代とコミュニケーションツール代金を見ておけばよいでしょう。

お茶代は高くても2,000円程度なので、どのツール(会場)を選ぶかが費用に大きく関わってきます。MetaLifeやzoomなどは無料で利用できるプランもあるので、ぜひチェックしてみてください

次に、準備期間についてですが、こちらは1週間程度あれば概ね問題ないでしょう。ただし、大規模なお茶会を行う場合や、商用で行う場合には申込みなども含めると3週間ほど見ておくと安心です。

テーマ・タイムテーブルを決めておく

事前にお茶会で話すテーマを決めておくと、開催がスムーズになりやすい上に発言もしやすくなります。

また、予めテーマが決まっていれば話すネタを考える時間もできるので、それぞれが場を盛り上げる話題を提供してくれるメリットもあります。

開催にあたり、タイムテーブルやスケジュールも事前に決めておくと、ダラダラとした展開になるのを防ぐことができるので、ある程度のプログラムを組んでおくこともおすすめです。

機材・ツールを用意する

オンラインお茶会の開催にあたり、参加者がオンライン関係の機材やツールを用意する必要があります。

なお、最低限必要となる機材としては、

  • PC
  • カメラ・マイク(PC内蔵のものでも可)
  • 配信ツール(ZOOMやSkypeなど)

上記のものが挙げられます。

スマホでもできなくはありませんが、大画面でゆっくりとお茶会を楽しみたい場合はパソコンを利用するのがおすすめです。

なお、おすすめのツールに関しては後述していきます。

通信に問題がないか確認する

本番に安心してお茶会を楽しむためにも、事前にテストを行って問題なく開催できそうか確認しておきましょう。

また、通信不良などのトラブルが発生した際の対応も予め考えておき、本番でトラブルが起きた際に備えておくと安心です。

主催者はもちろん、参加者側も最低限の機材が備わっていることを確認して、心おきなく楽しめるようにしましょう。

参加方法を伝える

通信環境に問題がないことを確認したら、参加者へツールへの参加方法を告知しておきましょう。

開催するツールによっては、事前にダウンロードの必要があったりアカウント登録が必要となることがあります。

必要に応じて作業の呼びかけを行ったり、参加URLを事前に送信しておくと良いでしょう。

人とのコミュニケーションはストレス解消に有用

コロナ禍においては、人との接触をできる限り避けるのが自然となり、コミュニケーションを取る機会も減ってしまいました。

この結果、自由に行動できなくなってしまったことと、雑談などでストレスを解消する機会を奪われてしまったことで、「コロナうつ」という言葉も生まれました。

このような背景からも、雑談などを含めて人とコミュニケーションを取ることは精神的な安らぎを得ることに繋がります。

また、ストレス解消効果もあるので、オンライン飲み会やオンラインお茶会などの「人との繋がりを実感できる場」を設けることは非常に有意義です。

オンラインお茶会は在宅しながらリモートで参加できるメリットがあるので、時間を工面しやすい魅力もあります。

また、アルコールが飲めない人や飲み会な苦手な人にとって、気楽に参加できるオンラインお茶会は魅力的な場と言えるでしょう。

リモートという、リアルとは異なる特殊な場ではありますが、仕事仲間や趣味仲間などを通じて、ぜひオンラインお茶会を開催してみてはいかがでしょうか?

オンラインお茶会におすすめのツール

オンラインお茶会をする際にあたり、事前に使用するツールを決めておくとスムーズです。

最後に、複数の観点からおすすめのツールを紹介していくので、参考にしてください。

MetaLife

MetaLife

MetaLifeは、オンラインイベントに適したツールです。オンライン空間上にアバターとして集まり、近くにいるアバター同士で歓談することができます。

アバターの姿でスペース内を自由自在に動き回れるので、以下のようなメリットがあります。

  • 話したい相手に近づくだけで気軽に会話ができる
  • 誰と誰がどこで話しているのか一目でわかる
  • アバターが物理的に集まっているので一体感がある
  • ゲームのような世界観を楽しむことができる

イベント用のマップが複数準備されており、オリジナルマップの制作も可能です。まるで本物のお茶会会場をバーチャル上で再現することができるので盛り上がること間違いなしです!

MetaLifeでイベントを開催する!

Zoom

Zoomは、元々テレワークツールとして設計されたコミュニケーションツールですが、コロナ禍において認知度が一気に高まりました。

主催者がアカウントを作成しておけば、URLをクリックするだけでイベントに招待できるため、パソコン操作に不安がある人がいても安心です。

音質も比較的良く、チャット機能も付いているので利便性に関しても問題ありません。

無料で利用することも可能ですが、無料プランの参加可能人数は100人まで、時間制限は40分までです。

40分ではでは少し物足りないと感じる場合は、有料プランの利用を検討すると良いでしょう。

LINE

日頃のコミュニケーションでLINEを利用している人も多いでしょう。

LINEのビデオ通話でもオンラインお茶会を開催できるので、こちらもおすすめです。

Skypeと同じように、グループを作ってビデオ通話をするだけなので難しい操作は不要です。

普段使い慣れているので馴染みやすいメリットがありますが、ビデオ通話中にチャットでの参加はできない点には注意しましょう。

また、ビデオ通話中に顔を表示できるのはスマホの場合は4人まで、パソコンの場合は16人までとなっており、それ以上の場合はアイコンでの表示になります。

たくのむ

たくのむは、オンライン飲み会でも人気のコミュニケーションツールですが、オンラインお茶会でも活用できます。

使い方も非常に簡単である上に、チャット機能も付いているので円滑にコミュニケーションを取れます。

基本料金は6人まで無料ですが、毎月500円を支払ってプレミアムアカウントになると人数の上限が12人に増えます。

参加人数に応じて、プレミアムアカウントの活用を検討すると良いでしょう。

Skipe

Skipeはビデオ通話の先駆けとも言えるサービスで、認知度が高く慣れ親しんだ人が多いことが魅力です。

また、zoomと比較しても無料で利用できる時間が長いのもメリットになるため、費用を抑えたい方にはおすすめのツールです。

ただしSkipeは基本的に1対1での通話をメインとしたサービスなので、大人数での利用には別のツールの方が適しているかもしれません。

オンラインお茶会まとめ

オンラインお茶会についてまとめ
  • 無駄な手間がかからず、自宅から気軽に参加できる
  • 進行役や開催する時間を決めておく
  • リモートでも、人とコミュニケーションを取ることでストレスが軽減できる

オンラインお茶会(ティーパーティー)は、住んでいる場所に関係なく誰でも気軽に参加できるメリットがあります。

通信機材や環境を整備する必要がありますが、テーマやタイムテーブルを決めておくと場が盛り上がり、スムーズに進行できるでしょう。

こちらの記事で紹介したツールを利用しつつ、ぜひオンラインお茶会を開催して楽しい時間を過ごしましょう。