「ジオブロックってなに?」
「地域制限がかかって動画が見れない時はどうすればいいの?」
このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
インターネット上のコンテンツにはジオブロック(地域制限)が設定されていることがあり、特定の国や地域からは閲覧ができない場合があります。
そこでここではジオブロックを解除する方法について解説します!
- ジオブロックはVPNを使って解除できる
- スマートフォンでもジオブロックは解除できる
- 一部の国ではVPNの使用が違法になることがあるので注意が必要
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そもそもジオブロック(地域制限)とは
ジオブロック(地域制限)は、サービス提供者がユーザーの地理的位置に基づいてインターネット上のコンテンツへのアクセスを制限する仕組みです。
この制限は動画配信サービスやウェブサイトで一般的に行われ、特定の国や地域でのみ視聴可能な映画、アニメ、テレビ番組などが該当します。
ジオブロックの主な理由は、ライセンス契約や特定国の法律に従うため、著作権の保護、自国産業の保護、価格差別防止などです。
例えば、日本のNetflixやAmazonプライムで提供されている動画は、海外旅行中などで日本国外からアクセスするとジオブロックにより視聴できない場合があります。
YouTubeなど各種サービスがジオブロックを導入
ジオブロックは、Netflix、YouTube、Amazonプライムビデオ、Abema TV、Hulu、U-Nextなど多くのサービスで導入されています。これらのサービスでは、地域によって利用可能なコンテンツが異なり、特定の国外からのアクセスを制限しています。
例えば、Netflixやアマゾンプライムビデオでは、国ごとに配信する映画やアニメが異なり、海外限定で配信されているコンテンツには日本からアクセスできないようになっています。
YouTubeも同様に、ジオブロックにより特定の地域からのアクセスを制限しており、「この動画はお住いの地域では公開されていません」といったメッセージが表示されることがあります。
サービス対象地域外からのアクセスを試みると、「動画を再生できません」や「お住まいの地域ではご利用いただけません」といったメッセージが表示されることが一般的です。
ジオブロックの解除は違法?合法?
ジオブロックの解除に関して、日本を含む多くの国では合法ですが、その合法性は利用する国や解除したいコンテンツによって異なります。
例えば、北朝鮮、ロシア、イラクでは違法に該当し、中国やトルコではVPN規制が厳しいため注意が必要です。ジオブロック解除のためのVPN自体が禁止されている国では、解除行為が違法となり得ます。
また、著作権法に基づく保護されたコンテンツのジオブロックを回避する場合、そのコンテンツが海外での利用が許可されていない場合は違法行為になる可能性があります。サービス提供サイトやコンピューターに不正アクセスしてジオブロックを解除しようとする行為も違法となる可能性が高いです。
そのため、法律に沿った手段でジオブロックの解除を行うことが重要です。ジオブロックの解除を試みる際は、各国の法律や閲覧するサービスの利用規約を必ず確認してください。
ジオブロックを解除する方法5選
ジオブロックは、特定の地域に基づいてインターネットコンテンツへのアクセスを制限する一般的な手法です。このような制限を回避し、世界中のコンテンツに自由にアクセスするためには、様々な方法が存在します。
VPN(Virtual Private Network)はその中でも特に人気がありますが、他にもいくつかの代替手段があります。ここでは、VPNを含むジオブロックを解除するための5つの主要な方法を紹介します。
VPNの使用
ジオブロックを解除する最も推奨される方法は、VPN(Virtual Private Network)の利用です。VPNはインターネット上に暗号化された通信トンネルを作り、セキュリティが高く、匿名性のある通信を可能にします。これにより、IPアドレスを暗号化し、サーバーの位置を変更できるため、アクセス元が特定できなくなります。
例えば、アメリカから接続していても、日本から接続しているように見せかけることが可能になり、これにより日本限定のコンテンツも海外から視聴できるようになります。
このように、VPNサービスを利用することで自分のIPアドレスを他国のものに変更してジオブロックを解除することが可能です。VPNは安全かつ確実で、導入も比較的容易です。
なお、VPNには無料のものと有料のサービスがありますが、無料VPNは情報漏洩などの危険性が高い上に通信速度も不十分なケースが多いので、有料のものを使用することがおすすめされます。
プロキシサーバーの使用
ジオブロックを解除する方法として、プロキシサーバーの利用があります。プロキシサーバーはインターネット上の情報を仲介するサーバーで、Webブラウザからのアクセスを代理で行い、利用者のIPアドレスを隠すことができます。
しかし、プロキシサーバーは通信内容が傍受・改ざんされるリスクがあり、完全に安全なサーバーを見つけるのは困難なため、ジオブロック回避手段としてはおすすめできません。
また、プロキシサーバーを利用することでもジオブロックを解除できますが、サーバーを介してWebサイトを閲覧するため、サーバー上にIPアドレスが残る点がセキュリティ面での弱点です。
スマートDNSの使用
ジオブロックを解除する方法として、スマートDNSやDNSチェンジャーの利用があります。スマートDNSは、DNSサーバーとプロキシサーバーを組み合わせて、特定の地域や国に限定されたサービスにアクセスする際に、その地域に属するDNSサーバーを利用することでジオブロックを解除・回避します。
DNSチェンジャーは、アプリ内にリストアップされたDNSサーバーから選択し、接続情報を変更することでジオブロックを回避します。これらの方法は無料で利用できますが、通信の暗号化を行わないため、匿名性や安全性は確保されず、こちらも推奨される方法ではありません。
また、スマートDNSを使用してジオブロックを解除する方法もあります。これは、変更したIPアドレスとサーバーを用いて海外のコンテンツにアクセスできるようにする技術です。ユーザーがWebサイトを閲覧する際にスマートDNSサーバーを経由し、IPアドレスを変更して海外コンテンツへのアクセスを可能にします。
ただし、IPアドレスの変更や通信データの暗号化は行われないため、セキュリティ面ではVPNに劣ると言えます。
Torブラウザの使用
ジオブロックを解除する方法として、Torブラウザの使用があります。Torブラウザは、インターネット上で匿名性を高めるために使われるブラウザで、トラフィックを複数のサーバーを経由して暗号化することができます。これにより、ユーザーのIPアドレスを隠し、ジオブロックを回避することが可能です。
しかし、Torブラウザの使用はネットワーク速度の低下や一部のWebサイトが正常に表示されない可能性があるため、一般的なWebサイト閲覧には向かないことがあります。
また、Torブラウザは動画ストリーミングには最適ではなく、NetflixなどのサービスはTorブラウザからのアクセスをブロックすることがあります。さらに、多くのサーバーを経由するため、接続速度が遅くなるというデメリットがあります。
スマホのデータローミング機能の使用
スマホのデータローミング機能を使用すると、現地の通信キャリアを通じて日本の通信キャリアと接続し、データ通信が可能になります。
これにより、IPアドレスが日本になるため、海外から日本のジオブロックを解除するのに有用です。ただし、通信費が追加で発生する可能性があります。
VPNを利用したジオブロックの解除方法は?
インターネット上で地域によるアクセス制限が設けられているコンテンツにアクセスする際、VPN(Virtual Private Network)は非常に有効なツールです。VPNを使用することで、ユーザーは自分の実際の地理的位置を隠し、別の国にあるサーバーを経由してインターネットに接獲することができます。
これにより、ジオブロックされたコンテンツへのアクセスが可能になります。ここでは、VPNを利用したジオブロックの解除方法について、その手順、メリット、そして無料VPNの使用に関する注意点を詳しく説明します。
VPNを活用した解除方法の手順
VPNと契約
ジオブロックを解除するためにVPNサービスを利用する際、まず信頼できるVPNプロバイダーを選び、そのサービスに契約する必要があります。有料のVPNサービスを選ぶことが推奨されており、無料のVPNサービスはセキュリティ上のリスクがあるため注意が必要です。
有料VPNサービスは月額500~2,000円程度で利用でき、安全性や利便性が高い上に多くの場合ノーログポリシーにより個人情報もバッチリ守られます。
VPNを使い中継サーバーと接続
VPNを利用する際は、VPNアプリを起動して、希望する国のサーバーに接続します。
この接続により、ユーザーの実際のIPアドレスが隠され、選択したサーバーの国のIPアドレスが割り当てられます。これにより、ジオブロックされているコンテンツへのアクセスが可能です。
ジオブロックがかかっているサービスに入る
VPNを通じて中継サーバーに接続した後、ジオブロックがかかっているサービスやコンテンツにアクセスします。
この時、サービス提供側はユーザーがジオブロックされていない地域からアクセスしていると認識し、通常通りコンテンツを利用することができます。
VPNを利用するメリットは大きい
VPNの利用にはいくつかのメリットがあります。最大のメリットとしては、ジオブロックされたコンテンツへのアクセスが可能になることが挙げられます。これにより、世界中のさまざまなコンテンツにアクセスできるようになります。
また、VPNはインターネット接続を暗号化することで、セキュリティとプライバシーが強化されます。これにより、安全で匿名性の高い通信が可能です。
また、VPNは手軽にインストールして利用できます。加えてVPNを使ったジオブロック解除に関する情報も豊富にあるため、特定の地域限定のコンテンツへのアクセスが容易です。また、低価格で導入できる点もVPNの魅力的な特徴です。
このようにVPNは非常にメリットの多いツールなので、ジオブロック解除だけでなく、例えば海外旅行中に日本のサービスを利用したい場合など、日常的なインターネット利用においても有効なツールとなっています。
無料のVPNは危険なので注意
無料のVPNサービスにはリスクがあります。無料VPNはセキュリティが万全ではなく、利用者の個人情報の漏洩や通信速度の低下などの問題が発生する可能性があります。
また、無料のVPNはデータの収集や広告の表示に依存しており、ユーザーの安全を十分に保護できない場合があるため、使用には注意が必要です。さらに、サービスによってはユーザーのデータを収集し、第三者に売却することがあります。
これらのリスクを考慮すると、信頼できる有料のVPNサービスを使うのが賢明と言えるでしょう。
ジオブロックの解除におすすめのVPN6選
ジオブロックは、特定の地域からのアクセスを制限するインターネット上の障壁です。このような制限を回避し、世界中のコンテンツにアクセスするためには、信頼できるVPNサービスの選択が不可欠です。
また、市場には多数のVPNサービスが存在し、それぞれに独自の特徴と利点があります。ここでは、ジオブロックを効果的に解除するためのおすすめのVPNサービス6選を紹介します。
MillenVPN
項目 | millenVPNの特徴 |
---|---|
月額料金 | ¥1,580~/月 |
年額料金 | ¥540~/月(年間プラン時) |
2年プラン | ¥360~/月(2年プラン時) |
接続台数 | 10台 |
日本語対応 | 〇(国産VPN) |
サーバー設置国数 | 72以上 |
サーバー設置台数 | 1300以上 |
固定IPサービスの有無 | MillenVPN Nativeで利用可能 |
使えるVPNプロトコル種別 | IKEv2 |
ノーログポリシーの有無 | 〇 |
第三者監査の有無 | 不明 |
対応プラットフォーム | Windows、macOS、Android、iOS |
スマホアプリの有無 | 〇 |
キルスイッチの有無 | 〇(一部プラットフォームのみ) |
暗号化方法 | 256ビットAES |
中国対応しているか否か | 変動 |
通信速度 | ☆☆☆☆ |
オンラインゲームの可否 | 〇 |
動画ストリーミング | 〇 |
ビデオ通話 | 〇 |
CS品質 | 〇 |
返金保証期間 | 30日 |
その他特筆情報 | 7日プラン/¥580、15日プラン/¥980 |
ユーザー数 | 89,000人 (2021年時点) |
MillenVPNは、「アズポケット株式会社」が運営する純国産のVPNサービスで、日本製でなので当然のように日本語対応が完璧となっています。そのため英語が苦手な方にも契約から利用までスムーズに行える点が魅力です。
また、2年契約時のコストパフォーマンスが高く、ジオブロックも問題なく回避できるので、日本人ユーザーに特におすすめできるVPNサービスです。このようにMillenVPNは日本人にとって使いやすく、信頼性の高いVPNサービスと言えるでしょう。
NordVPN
項目 | Nord VPNの特徴 |
---|---|
月額料金 | ¥2,110~/月 |
年額料金 | ¥800~/月 |
2年プラン | ¥500~/月 |
接続台数 | 6台 |
日本語対応 | 〇 |
サーバー設置国数 | 111以上 |
サーバー設置台数 | 6200以上 |
固定IPサービスの有無 | 提供無し |
VPNプロトコル種別 | OpenVPN、NordLynx、IKEv2/IPsec |
ノーログポリシーの有無 | 〇 |
第三者監査の有無 | 〇 |
対応プラットフォーム | Windows、macOS、Linux、ChromeOS、iOS、Android |
スマホアプリの有無 | 〇 |
キルスイッチの有無 | 〇(androidアプリにはない) |
暗号化方法 | 256ビットAES |
中国対応しているか | 〇 |
通信速度 | ☆☆☆☆ |
オンラインゲームの可否 | 〇 |
動画ストリーミング | 〇 |
ビデオ通話 | 〇 |
CS品質 | 改善の余地あり |
返金保証期間 | 30日 |
その他特筆情報 | なし |
ユーザー数 | 1,400万人 |
NordVPNは、世界中に6,200台以上のサーバーを設置し、111カ国以上で利用できる大手VPNサービスで、1,400万人以上のユーザーを持つ非常に知名度の高い海外製のVPNです。月額1,760円から利用可能で、動画視聴に対応するサービスが多く、使い勝手と通信速度のバランスが良いです。
また、日本語対応のアプリがあり、VPN未接続時と比べても通信速度に遜色がないこと、信頼性と実績があること、セキュリティ対策が優れていることが特徴です。
ジオブロック解除に最適のVPNで、24時間年中無休のカスタマーサービスも利用できますが、無料プランは提供されず、有料プランのみである点に注意しましょう。
Express VPN
項目 | ExpressVPNの特徴 |
---|---|
月額料金 | $12.95/月 |
年額料金 | $8.33/月(年間プラン時) |
2年プラン | なし |
接続台数 | 5台 |
日本語対応 | 〇 |
サーバー設置国数 | 100以上 |
サーバー設置台数 | 3000以上 |
固定IPサービスの有無 | 提供無し |
使えるVPNプロトコル種別 | Lightway, OpenVPN, IKEv2 |
ノーログポリシーの有無 | 〇 |
第三者監査の有無 | 〇 |
対応プラットフォーム | Windows、macOS、Linux、iOS、Android |
スマホアプリの有無 | 〇 |
キルスイッチの有無 | 〇 |
暗号化方法 | 256ビットAES |
中国対応しているか否か | 〇 |
通信速度 | ☆☆☆☆☆☆ |
オンラインゲームの可否 | 〇 |
動画ストリーミング | 〇 |
ビデオ通話 | 〇 |
CS品質 | ライブチャットとメール |
返金保証期間 | 30日 |
その他特筆情報 | 6ヶ月プラン $9.99/月 |
ユーザー数 | 400万人以上 |
ExpressVPNは、94カ国に3,000台以上のサーバーを設置している業界最速を誇る大手VPNプロバイダーです。月額約1,747円で利用可能であり、通信速度とアプリの操作性に優れている点が特徴です。基本的なセキュリティ対策も施されており、安心して利用できます。
また、多くの国でサーバーを持っているので、様々な国のコンテンツにアクセスすることが可能です。さらに通信速度も他のVPNと比べて早く、動画の閲覧も快適に行うことができるのが大きな魅力となっています。
月額料金がかなり高めである点と、iOSバージョンには切断スイッチ機能がない点がデメリットとして挙げられますが、品質に優れたVPNとなっています。
Glocal VPN
項目 | Glocal VPNの特徴 |
---|---|
月額料金 | ¥990/月 |
年額料金 | ¥779/月 |
2年プラン | - |
接続台数 | 1台 |
日本語対応 | ◯ |
サーバー設置国数 | 15カ国 |
サーバー設置台数 | 100台 |
固定IPサービスの有無 | 専用サービスの契約が必要 |
使えるVPNプロトコル種別 | Ethernet over HTTPS、L2TP/IPSec、L2TPv3/IPsec、Open VPN、EtherIP/IPsec、MS SSTP |
ノーログポリシーの有無 | ◯ |
第三者監査の有無 | 不明 |
対応プラットフォーム | Windows・MacOS・iOS・Android |
スマホアプリの有無 | 無し |
キルスイッチの有無 | 無し |
暗号化方法 | AES256-SHA |
中国対応しているか否か | ◯ |
通信速度 | ☆☆☆ |
オンラインゲームの可否 | 不可 |
動画ストリーミング | ◯ |
ビデオ通話 | ◯ |
CS品質 | 良い |
返金保証期間 | 7日間無料お試し |
ユーザー数 | 1万人ほど |
「GlocalVPN」は、日本の株式会社グローカルネットが提供するVPNサービスで、特に海外から日本のビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスで動画を視聴することに向いています。
このサービスの特徴は、ユーザーが接続先の国を選ぶのではなく、GlocalVPNの独自サーバーを経由して動画を視聴する点にあります。そのため一般的なVPNのような多様な使い方はできませんが、他のVPNサービスと比較しても非常に低価格で利用できます。また、7日間の無料トライアルも提供されています。
ただし、動画視聴以外の用途には基本的には向いておらず、日本から海外のサービスへの接続もできません。さらに、独自サーバーが日本に一つしかないため、接続オプションが限られています。
CyberGhost VPN
項目 | CyberGhostの特徴 |
---|---|
月額料金 | ¥1,790/月 |
年額料金 | - |
2年プラン | ¥310/月 |
接続台数 | 7台 |
日本語対応 | ◯ |
サーバー設置国数 | 100か国 |
サーバー設置台数 | 9700台 |
固定IPサービスの有無 | ◯ |
使えるVPNプロトコル種別 | L2TP/IPSEC、WireGuard®、IKEv2、OpenVPN |
ノーログポリシーの有無 | ◯ |
第三者監査の有無 | 不明 |
対応プラットフォーム | WindowsやmacOS、Android、iOS、Linux、ルーター、スマートテレビ、Amazon Fire TV Stick、ゲーム機 |
スマホアプリの有無 | ◯ |
キルスイッチの有無 | ◯ |
暗号化方法 | AES 256 |
中国対応しているか否か | ◯ |
通信速度 | ☆☆☆☆ |
オンラインゲームの可否 | ◯ |
動画ストリーミング | ◯ |
ビデオ通話 | ◯ |
CS品質 | 24時間年中無休のカスタマーサポート |
返金保証期間 | 45日 |
その他特筆情報 | なし |
ユーザー数 | 非公表 |
CyberGhost VPNは、9,300台以上のサーバーを93カ国に設置しています。最大7台のデバイスを同時に接続できます。
ノーログポリシーを採用しており、ユーザーのプライバシー保護に優れています。サーバーの多さと手頃な価格がジオブロック解除に役立ちます。
Surfshark
項目 | Surfsharkの特徴 |
---|---|
月額料金 | ¥2,308~/月 |
年額料金 | ¥478~/月 |
2年プラン | ¥308~/月 |
接続台数 | 無制限 |
日本語対応 | 〇 |
サーバー設置国数 | 60以上 |
サーバー設置台数 | 3200以上 |
固定IPサービスの有無 | 提供無し |
使えるVPNプロトコル種別 | WireGuard、OpenVPN、IKEv2/IPsecなど |
ノーログポリシーの有無 | 〇 |
第三者監査の有無 | 〇 |
対応プラットフォーム | Windows、macOS、Linux、iOS、Android |
スマホアプリの有無 | 〇 |
キルスイッチの有無 | 〇 |
暗号化方法 | 256ビットAES |
中国対応しているか否か | 〇 |
通信速度 | ☆☆☆☆☆ |
オンラインゲームの可否 | 〇 |
動画ストリーミング | 〇 |
ビデオ通話 | 〇 |
CS品質 | 改善の余地あり |
返金保証期間 | 30日 |
その他特筆情報 | なし |
ユーザー数 | 不明 |
Surfsharkは、100カ国に3,200台以上のサーバーを設置しているVPNサービスです。月額約1,912円で利用可能で、特にデバイスの接続数に制限がない点が特徴的です。長期プランの割引率が高く、7日間の無料お試し版も提供されています。
公式サイトやアプリは日本語非対応ですが、操作はシンプルで、英語が苦手な方でも利用しやすい設計になっています。
また、ノーログポリシーを採用しており、プライバシー保護も強力に配慮されているため、ジオブロック解除にも適しています。
ジオブロック回避におすすめのVPNの選び方
VPNは非常に多くのサービスが存在するので、どのサービスを選ぶべきか決めるのは難しいですよね。そこでここではジオブロックを効果的に回避するためのVPN選びのポイントを紹介します。
利用料金を予め確認
VPNサービスを選ぶ際、当然ながら料金プランをしっかりと確認することが重要になります。有料のVPNサービスでは、月額料金や年間プランが異なり、提供される機能やサービスの範囲もサービスによって変わります。
多くのVPNサービスは短期と長期の契約プランの両方が用意されています。
短期契約は比較的高価ですが、長期契約では割引が適用される場合が多いです。実際、NordVPN、ExpressVPN、Surfsharkなどは、1カ月単位の短期契約と比較して、1年または2年の長期契約では大幅な割引が適用されます。
また、これらのサービスは30日間の返金保証を提供しているため、実質的に1カ月無料で試すことが可能です。
なお、完全無料のVPNサービスも存在しますが、安全性が低くセキュリティやプライバシーの面でリスクが伴うことが多いので、余程のことがない限り有料のVPNを使うようにしましょう。
対応国の情報をチェック
VPNを選ぶ際には、サービスが提供するサーバーの国や地域の数が重要です。ジオブロックの解除目的でVPNを使用する場合、対応国が多いほど、より多くの地域のコンテンツにアクセスできます。
そのためサーバーの設置国数が多いVPNを選ぶことで、より広範囲のコンテンツにアクセスすることが可能になります。
また、特定の国のコンテンツにアクセスしたい場合は、その国にサーバーが存在するVPNサービスを選ぶことが鍵となります。
通信速度も調べておこう
通信速度についても重要な要素の一つです。速い通信速度を提供するVPNは、動画のストリーミングや大容量のダウンロード時のストレスがありません。
例えば、ExpressVPNは業界最速クラスの通信速度を誇り、安定したインターネット接続を提供します。一方で、通信速度が遅いVPNを選ぶと、動画が頻繁に停止したり、ページの読み込みに時間がかかったりする可能性があります。
そのため、VPNを選ぶ際には、公式サイトで通信速度に関する情報を確認することが重要です。また、評判やレビューを参考に、高速な通信が可能なVPNサービスを選ぶことが望ましいです。
「ジオブロックを解除する方法」に関するFAQ
インターネット上でアクセス制限がかけられているコンテンツへのアクセスを可能にするため、多くの人々がVPNを利用しています。
しかし、ジオブロックの解除には誤解されやすいところも少なくありません。ここでは、ジオブロックの解除に関するよくある質問に答えていきます。
一部の国ではVPNの接続を禁止しているって本当?
VPNの利用は日本を含む多くの国で合法ですが、インターネット規制が厳しい国では違法とされることがあります。
例えば、中国や北朝鮮では政府が認めていないVPNサービスの利用は違法とされており、ロシアやイラクでもVPNの使用が違法になることがあります。
また、トルコやドイツ、ベラルーシなどの国ではVPNの使用に関して一定の制限が存在します。このため、VPNを使用する際には、その国の通信に関わる法律を理解し、適切なサービスを選択することが重要です。
IPアドレス単位で遮断されることがある?
ジオブロックは、ユーザーのIPアドレスに基づいてコンテンツへのアクセスを制限する仕組みです。IPアドレスはユーザーの地理的な位置を示すため、特定の国や地域からのアクセスを制限することが可能です。
ジオブロックの解除においては、IPアドレス単位での遮断が行われることがあります。これは、特定のIPアドレスがジオブロックを回避しようとする行為に使用されていると判断された場合、そのIPアドレスを遮断することで、ジオブロックの効果を維持しようとする措置です。
そのため、VPNやプロキシサーバーを利用しても、使用しているIPアドレスが遮断されている場合はジオブロックの解除が困難になることがあります。
ジオブロックの解除に失敗した場合の対処方法を教えて
ジオブロックの解除に失敗した場合、VPNサービス自体の問題が原因である場合は、別のVPNサービスへの変更を検討することも重要です。高品質なVPNサービスは、セキュリティや通信速度が高く、ジオブロック解除においても効果的です。
特定の国のサーバーがジオブロックされている場合、別の国のサーバーに接続することで解除が可能になることがあります。
さらに、プロキシサーバーやスマートDNSを利用する方法もありますが、これらはセキュリティ面でのリスクがあるため注意が必要です。
スマホでもジオブロックは解除できますか?
スマートフォンでもジオブロックの解除は可能です。多くのVPNサービスは、WindowsやMacだけでなくiOSやAndroidなどのスマートフォンのオペレーティングシステムにも対応しています。
スマートフォン用のVPNアプリを利用することで、IPアドレスを変更し、ジオブロックを回避し、制限されたコンテンツへのアクセスが可能になります。アプリは通常、iOSやAndroidデバイスに対応しています。
ただし、使用するVPNサービスが信頼できるものであることを確認し、セキュリティやプライバシーに関するリスクを理解しておくことが重要です。
ジオブロックを解除する方法まとめ
- ジオブロックはVPNを使って解除できる
- スマートフォンでもジオブロックは解除できる
- 一部の国ではVPNの使用が違法になることがあるので注意が必要
今回はインターネット上のジオブロック(地域制限)を解除方法について説明しました。
解除する方法は5つ紹介しましたが、やはりVPNの使用が総合的に見て最もおすすめです。
なお閲覧したいサービスによってはジオブロックの解除を利用規約等で禁止していることもあるので、利用規約をよく確認した上で合法的にジオブロックを回避してください。